ヒャクニチソウは、花期が5~11月と長く、赤やピンクなどいろんな色の花を咲かせます。一重咲きと八重咲があり、花の寿命が長くて色あせにくいのが特徴で、切り花にもされます。メキシコ原産のキク科の一年草で、日本へは1862年ごろ渡来しました。
ヒャクニチソウ(百日草、ジニア)の赤やピンクの花
ヒャクニチソウの花
ときどき通る道沿いに、以前からヒャクニチソウ(百日草、ジニア)が咲いていました。
近くの畑に植えられ、毎年咲いていますが、道路近くまで生えてきたようです。
花の直径は4~5cmで、赤、ピンク、オレンジ、白地に赤い筋がはいったものなどが入り混じって咲いています。
ヒャクニチソウは、メキシコ原産のキク科の一年草ですが、
花が咲く期間が5~11月頃までと長いため、この名前がつけられました。
花言葉は、「不在の友を思う」「注意を怠るな」で、8月6日の誕生花です。
ちょっと変わったった花言葉ですが、ヒャクニチソウの花期が長いことによると言われます。
この花が咲いている長い間、会っていない友人の事を思ったり、
長い期間のうちに注意散漫になりがちになることを戒めてつけられたと言われます。
花は、頭状花で、中心部に黄色く星状に咲いた筒状花と、周囲についた花びらのような舌状花からなります。
筒状花の黄色い花がよく目立つので拡大してみました。
ご覧のように、筒状花は根元が筒状になっていますが、途中から5枚に分かれた厚みのある感じの花びらで、円周状にたくさん並んで咲いています。
筒状花の間に見られる左右に分かれた線状のものは、舌状花の雌しべのようです。
ヒャクニチソウの種類はたくさんあると言われますが、
ここでも、いろんないろの花が咲いています。
花期が長いことは先に述べましたが、花の寿命もながいため、
ウラシマソウ(浦島草)やチョウキュウソウ(長久草)などとも呼ばれます。
ここで見られた花は、みんな一重咲きですが、八重咲の花もあります。
こちらは、素材サイトから借用した写真ですが、ダリアの花のような感じにも見えます。
豪華できれいな花ですね。
ヒャクニチソウの茎や葉
ヒャクニチソウの茎や葉を撮りました。
草丈は90cmほどになりますが、まっすぐ伸び、短い毛がついた茎に、葉が対生しています。
葉の形は、楕円状で長さ4~10cm 幅3~6cmで先が尖り、縁に鋸歯はみられないようです。
また、葉柄はなく、茎を抱くようについています。
春から霜が降りる11月ごろまで長くカラフルな花を咲かせるヒャクニチソウ、きれいでいい花だと思います。
ヒャクニチソウの基本情報・花言葉
ヒャクニチソウ(百日草、ジニア)は、メキシコ原産のキク科ヒャクニチソウ属の一年草です。
日本へは1862年ごろ渡来したと言われます。
名前のヒャクニチソウは、花期が春から晩秋までと長いことに由来します。
ジニアは、ドイツの植物学者 Zinn氏の名前に由来します。
別名は、花の寿命が長いため、ウラシマソウ(浦島草)やチョウキュウソウ(長久草)。
学名は、Zinnia elegans Jacq.
英名は、Common zinia、youth-and-old-age
花期は5~11月ごろと長く、長く伸びた茎の先に、直径4~5cmほどの頭状花を咲かせます。
花の中心部の筒状花は、黄色からオレンジ色のたくさんの両性花で、外側に赤、ピンク、白などのいろの、たくさんの舌状花をつけます。
また、花の形は、一重咲きと八重咲があります。
葉は対生し、楕円状で長さ4~10cm 幅3~6cmで先が尖り、縁に鋸歯はみられません。
また、葉柄がなく、基部はやや茎を抱くように付きます。
草丈は30~90cmになり、茎に短い毛がつきます。
花言葉は、「不在の友を思う」「注意を怠るな」で、8月6日の誕生花です。
かわった花言葉ですが、ヒャクニチソウの花期が長いことによると言われます。
この花が長く咲いている期間に会っていない友人の事を思ったり、
長い期間のうちに注意散漫になりがちなことを戒めて、つけられたと言われます。
参照サイト
Wikipedia ヒャクニチソウ
みんなの趣味の園芸 ヒャクニチソウ
季節の花 300 百日草
LOVEGREEN ジニア
花言葉-由来 ジニア