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カボチャのような実が楽しいヒラナス(平茄子)
ヒラナス(平茄子)は、南アメリカ原産のナス科の一年草で、6~10月に白い花が咲き、直径3~4cmほどのカボチャのような形をした実が、秋に赤く熟します。日本では、鑑賞用に栽培され、切り花などで利用されて ...
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ナラ枯れ、クマやシカの食料への影響は?
ナラ(楢)枯れは2002年ごろから顕著になり、日本の森林全体に広がっているといわれます。ナラの樹は毎年ドングリをつけ、山に住むシカやクマの食料になっており、その影響が心配されます。ここでは、ナラ枯れの ...
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3~4個でつく歪んだ楕円状の実が特徴的なコクサギ(小臭木)
コクサギは、本州以南の湿っぽい山地に自生する落葉低木で、歪んだ楕円状の実が3~4個かたまってつき、目を引きます。葉は二枚ずつになって互生し、コクサギ型葉序と呼ばれる独特の付き方も特徴です。名前は、葉や ...
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見た目も楽しいヒョウタン(瓢箪)
ヒョウタンは、北アフリカ原産のウリ科のツル性一年草で、縄文時代に渡来し、長く親しまれてきました。食用には適さず、特徴のある実の形を利用した酒器、花器などの容器や、緑のカーテンなどに利用されてきました。 ...
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海辺近くで見られるハマカンゾウ(浜萱草)
ハマカンゾウ(浜萱草)は、関東地方南部以西の海辺近くに自生するワスレグサ属の常緑性多年草です。夏から秋に、ユリの花ににたラッパ状のオレンジ色の花を咲かせます。花はきれいな一日花で、若葉やツボミは食用に ...
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煙は出ないナンバンギセル(南蛮煙管)
ナンバンギセルは、ススキなどのイネ科の植物の根に生える寄生植物です。自分では葉緑体を持たないため、他の植物から栄養を吸収して育ちます。万葉集では「思い草」と読まれましたが、江戸時代に南蛮から伝わった煙 ...
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真夏の太陽のもとで咲くサンパラソル
サンパラソルは、中央アメリカから南米が原産のつる性の常緑低木で、サントリーフラワーズによって開発された園芸植物です。花期は7~10月で、枝分かれしたツルの先に、複数の5弁の花を咲かせ、楽しませてくれま ...
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夏空に咲くハマユウ(浜木綿)の白い花
ハマユウ(浜木綿)は、東アジアや南アジアに分布し、日本では房総半島から琉球列島にかけて太平洋側に自生するヒガンバナ科の多年草です。花は、長く伸びた茎の先端に、六枚の反り返った細長い花びらをつけた白い花 ...
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蝶形の白い花がたくさん咲くフジキ(藤木)
フジキは、中国や日本の福島県以南の山地に自生するマメ科の落葉高木広葉樹です。6~7月ごろに、白い蝶形花をたくさん咲かせ、4~9cmほどの豆果をつけます。名前は、葉がフジ(藤)ににていることに由来し、ヤ ...
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6月に咲くテッポウユリ(鉄砲百合)の白い花
テッポウユリは九州南部から南西諸島が原産の多年草で日本固有種です。明治時代に海外に輸出され、日本では本州以南で栽培されています。花は、タカサゴユリや、シンテッポウユリににていますが、花期が4~6月と早 ...