-
-
日当りのいい空き地に生えるイネ科の多年草、メリケンカルカヤ
メリケンカルカヤ(米利堅刈萱)は、関東以西に分布し、空き地などで株になってたくさんの茎を伸ばして育ち、秋には茶色くなった茎に、白い綿毛をつけます。北アメリカ原産のイネ科メリケンカルカヤ属の多年草で、繁 ...
-
-
秋に紅葉し、黒い実をつけるツタ(蔦)
ツタ(蔦)は、日本全土に自生する落葉性のツル性植物で、若葉や紅葉がきれいなため、建物の壁面などに這わせて育てられます。ツルから伸びた巻きヒゲの先に吸着盤をつけ、岩や樹などにしっかりとくっついて伸びます ...
-
-
晩秋に咲くキミガヨラン(君が代蘭)の白い花
キミガヨランは、春に長く伸びた花茎に、花序になってベル形の白い花を咲かせますが、秋にも同じようにたくさんの花を咲かせます。2mほどに伸びた茎の先に咲く花は壮観で、明治時代に鑑賞用に移入され、庭園や公園 ...
-
-
秋に咲くパイナップルセージ(サルビア・エレガンス)の赤い花
10月頃から見かけた、パイナップルセージの赤い花がきれいに咲いています。長く伸びた枝の先に、穂状の花序になって咲く筒状の唇形花はユーモラスで、楽しませてくれます。メキシコやグァテマラが原産のシソ科アキ ...
-
-
大きな白い穂をつけるシロガネヨシ(白銀葦、バンパスグラス)
シロガネヨシ(白銀葦、パンパスグラス)は、大きな白い穂をつける、ヨシ(葦)ににた多年草です。南米大陸などの草原(パンパス)に分布するイネ科シロガネヨシ属の植物で、大きな株になります。日本へは明治中期に ...
-
-
秋から冬に白い花が咲き、春に実が黒く熟くすヤツデ(八手)
ヤツデは、秋から冬にたくさんの小さな白い花を咲かせて昆虫に蜜を提供し、春に実が黒く熟すと鳥が食べて種が散布されます。大きな手のような葉を持って日陰に強く、庭木や公園樹などに植えられます。ウコギ科の常緑 ...
-
-
道路沿いに生えるシナダレスズメガヤ(撓垂雀茅)
シナダレスズメガヤは、戦後、道路の法面緑化や砂防工事のために使われてきた、イネ科スズメガヤ属の多年草で、道路沿いで良く見られます。いまは、野生化が進んでおり、在来種を駆逐するなど悪影響があるため、要注 ...
-
-
秋から冬に咲くツワブキ(石蕗、艶蕗)の黄色い花
ツワブキは、10~12月ごろに、長く伸びた花茎の先に、黄色い花をたくさん咲かせます。キク科の常緑多年草で、東北地方以南の海岸近くの岩場などに自生しますが、庭園でもよく植えられます。名前は、葉がフキにに ...
-
-
アサリナの青い花
アサリナは、中央アメリカやヨーロッパが原産のツル性の一年草で、緑のカーテンなどに利用されます。ツタににた葉をつけ、キリのような花が咲くツル性植物なので、和名はツタバキリカズラ。花期は6~11月で、先端 ...