サルビア・ガラニチカは、流通名がメドーセージで、6~10月ごろに、茎の先に穂状になって長さ4cm前後の筒状の唇形の花を咲かせます。花のいろは青や紫があり、萼が黒い特徴があります。南アメリカ原産のシソ科の多年草で、耐寒性、耐暑性はともに強い草花です。
サルビア・ガラニチカ(メドーセージ)の青い花
サルビア・ガラニチカの花
いつも通る道路ぞいの空き地に、サルビア・ガラニチカの青い花が咲いていました。
青いいろのためか、いままで気が付かなかったのですが、たまたま見つけることができました。
穂状にたくさんの花をつけて、きれいに咲いています。
この花は、南アメリカ原産のシソ科アキギリ属の宿根性の多年草で、耐寒性、耐温度性が高く丈夫な花のようです。
宿根性で、地下茎によって増えるとのことで、周辺からいくつもの茎がでているようです。
1m以上はあるかと思われる高さになっていて、枝分かれした茎の先に、穂状になって、筒状の花びらが上下の分かれた唇形の花を咲かせています。
写真では、5個の花が咲いていますが、その上に5~6個ついているのはツボミのようです。
ツボミは黒いいろをしていますが、これは萼になるようです。
咲いた花の根元にも上下に割れた黒い萼がついていて、そこから花が出ています。
サルビア・ガラニチカの萼はこのように黒いのが特徴です。
こちらは横から見たところですが、
長く伸びた茎の先に、大きく口を「開けたような花が、連なってさく様子が見られます。
花言葉は、「燃ゆる思い」「知恵」「尊重」で、8月31日、10月4日の誕生花です。
「燃ゆる思い」は、連なってさく花の様子からつけられたのかと思います。
また、サルビアは英語で、セージ(sage)と呼ばれ、
sageには賢人という意味があるため、「尊敬」「知恵」の花言葉がつけられたと言われます。
いい花言葉ですね。(^⊆^)
空き地の上を見上げると、コンクリートの割れ間に生えているものもあり、
ここでもたくさんの花を咲かせていました。
たくさんの枝が長くでて、のびのびと咲いているようですね。
厳しい条件でも生える、強健は花のようです。
サルビア・ガラニチカの茎や葉
茎は写真のように、途中で枝分かれしているのが見られ、
一定の間隔で葉が対生しています。
若い茎には毛がみられ、1~2cmほどの葉柄を持った卵形の葉が対になってついています。
葉は光沢がなく、幾筋もの葉脈が見られますが、縁には低くて目立たない鋸歯がついているようです。
ここにさいていることは、いままで気が付かなかったのですが、
サルビア・グラニチカは、多年草なの毎年花を咲かせているのだろうと思います。
この暑い夏に青い花を咲かせ、清涼感を感じさせてくれています。
サルビア・ガラニチカの基本情報・花言葉
サルビア・ガラニチカ(メードセージ)は、南アメリカ原産のシソ科アキギリ属の宿根性の多年草です。
流通名は、メードセージですが、この名前は本来はサルビア・プラテンシス( Salvia pratensis ) のことで、誤って使われたものと言われます。
ガラニチカは、原産地のひとつであるパラグアイの先住民族のグアラニ族に由来すると言われます。
学名は、Salvia guaranitica
英名は、Anise-scented sage
サルビア・グラニチカの花期は6~10月で、茎に穂状になって長さ3~4cmの唇形花を咲かせます。
花のいろは青や紫で、上下に分かれた花びらをつけますが、上唇は大きく下唇は小さめになります。
萼は黒いのが特徴で、上下に割れます。
葉は葉柄があって対生し、長さ5~12㎝ほどの卵形で先端が尖り、縁に緩い鋸歯が見られます。
草丈は1~1,5mで、茎は複数に分岐してその先に花を咲かせます。
サルビア・ガラニチカの花言葉は、「燃ゆる思い」「知恵」「尊重」で、8月31日、10月4日の誕生花です。
「燃ゆる思い」は、連らなってさく花の様子からつけられたのかと思います。
また、サルビアは英語で、セージ(sage)と呼ばれ、
sageには賢人という意味があるため、「尊敬」「知恵」の花言葉がつけられたと言われます。
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参照サイト
Wikipedia サルビア・ガラニチカ
LOVEGREEN メドーセージ
みみみんブログ サルビア・ガラニチカ