ハナアロエの花期は4~11月ごろで、花序になって咲きあがり、長くオレンジの花を咲かせます。花は直径が1.5cmほどの5弁の星形で、雄しべに密に毛が付きます。南アフリカ原産の常緑多年草で、関東以西の平地で戸外栽培可能といされます。
春から秋に咲く、ハナアロエのオレンジの花
ハナアロエの花
道路沿いの花壇にハナアロエの花が咲いているのを見かけました。
40cmほどの花茎の先に、花序になって1.5cmほどの数個のオレンジの花がさき、そのさきにたくさんのツボミがついています。
5弁のオレンジの花ですが、中心にかけて黄色がかっていて、真ん中にたくさんの毛をつけた雄しべが付いています。
ハナアロエは、1日花ですが、花期は4~11月ごろと言われ、長く咲き続けるようです。
初めて見る花で、名前がわからなかったのですが、葉が肉質でアロエににており、綺麗な花が咲くので、ハナアロエと名づけられたようです。
別名は、ブルネビ。
アロエと名がつきますが、アロエ属ではなくブルネビ属で、別の種類になります。
南アフリカの原産で、常緑性の多年草です。
南アフリカでは、乾燥した谷間などで自生しているとされますが、
寒さには弱いため、日本で露地栽培ができるのは関東地方以西の平地になるようです。
こちらは、素材集から借用した写真です。
先端にたくさんのツボミがつき、その下にいくつかの花がさき、さらにしたに実がついています。
花茎が上に伸びながら、花を咲かせ実をつけ続け、長く楽しませてくれます。
この実はやがて熟し、覆っている皮が裂けて種を放出します。
ハナアロエの葉
こちらがハナアロエの葉です。
葉は多肉質で細長く、根元でよく分岐し、高さは15cmほどになります。
このように、たくさんの葉が伸びていて繁殖力もつよいようです。
アロエににていると言われますが、縁は平滑で、それほどにているようにも思います。
夏の暑い間は、花が咲く勢いは鈍るようですが、長くさいて楽しませてくれるうれしい花です。
ハナアロエの基本情報・花言葉
ハナアロエ(花アロエ)は、南アフリカ原産の栽培品種でツルボラン科ブルビネ属の常緑多年草です。
暑さには強いが、寒さには弱く、戸外で栽培可能なのは関東以西の平地と言われます。
名前は、葉がアロエに似ていて、きれいな花がさくことに由来します。
別名は、ブルビネ。
学名は、Bulbine frutescens
英名は、Snake flower
花期は4~11月ごろで、葉の間から伸びた花茎に花序になってつき、直径が1.5cmほどのオレンジの花を咲かせながら、60cmほどの高さに伸びます。
花は、1日花で、花びらが6枚の星形で、雄しべにはたくさんの毛がつきます。
花の後につける実は、熟すと果皮が裂けて種を放出する蒴果になります。
葉は多肉質で細長く、根元でよく分岐し、15cmほどになります。
ハナアロエの花言葉は、「健康」「復活」で、11月22日の誕生花です。
参照サイト
ガーデニングの図鑑 ハナアロエ
季節の花 300 ハナアロエ
弥生おばさんのガーデニングノート 「花と緑に365日」 ハナアロエ