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アセビ

落葉低木

アセビ(馬酔木)の花がきれいです

2021年3月7日

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この間までツボミだったアセビ(馬酔木)に、花が咲いています。スズランやドウダンツツジなどの花と同じような、壺形の花を枝にたくさんつけていて、ついつい見とれてしまいます。馬が食べると酔ったようになる木と言われるように、よく知られた有毒植物です。

 

アセビ(馬酔木)

アセビの花

山で咲くアセビの花
近所で咲くアセビの花

近所の空き地で咲く、赤い花のアセビの花です。

山で咲くのは普通は白なので、こちらは植えられたもののようです。

背丈ほどの高さの枝の先に、たくさんの花をつけています。

花の直径は7mm前後、口の先に部分は浅く五つに裂けおり、

内部には10個の雄しべと1個の雌しべがついているとのことです。

近くで見たアセビの花
近くで見たアセビの花

写真は近くで見た花ですが、柄のある花を総(フサ)のようにつける総状花序で枝についています。

この総状花序が、花軸(花をつける枝)が複数に分岐して枝につく複総状花序となるため、

冒頭の写真のようにたくさんの花が咲くんですね。

庭木などに植えられているドウダンツツジ(灯台躑躅)は、小さく仕立てられていることが多いようですが、

写真のアセビの樹は大きくなっているので、より見栄えがします。

白く咲くアセビ

こちらは、山で咲いている白いアセビの花です。

樹はよく枝分かれし、枝の先にたくさんの花がついている様子が見られます。

アセビは、有毒なので鹿などに食べられないため、山の中でも元気よく育っており、

大きいものでは、4mくらいになっているので、遠くからでも花が咲いていることがわかります。

近くで見るアセビの花
近くで見るアセビの花

 

つぎの写真は、ツボミだった2月のアセビです。

中旬でしたが、たくさんのツボミが今にも咲こうと待ち構えているように見えました。

咲くための真冬の準備中の様子ですね。

アセビのツボミ(2月)
アセビのツボミ(2月)

 

アセビの葉

樹全体が赤くなったアセビ(4月)

アセビの葉は、長さが3~7cm、幅が2~3cmと長細い形で、

表裏には毛がなくつるつるしており、葉の先に軽くい鋸歯があります。

花が終わるころでしょうか、4~5月ころになると、

いままで緑だった若い葉が赤くなってきます。

この写真は、大きな樹全体が、きれいな赤になっています。

赤くなったアセビの葉(5月)
赤くなったアセビの葉(5月)

常緑樹であり、この時期に色ずくので、

紅葉とは呼ばないのでしょうが、とてもきれいですね。

アセビの葉は、切り花にもされるようですが、

庭木として植えると、花も葉も鑑賞できます。

ただし、先にも述べたようにアセビは有毒なので気を付ける必要があります。

また、落ちた葉には、他の葉の成長を抑圧する成分も含まれているとのことなので、

注意が必要です。

有毒であることから、昔は、葉を煎じた液を、害虫駆除に利用してきたとのことです。

 

アセビが育つ環境

日陰で育つアセビ
日陰で育つアセビ

こちらは、山で育っているアセビです。

スギやヒノキの人工林の縁で、日当たりがあまりよくない場所で、

痩せ地のようですが、生育に適しているんでしょうね、よく繁殖しています。

5年くらい前には、一面に背丈ほどの大きさだったのですが、ほぼ全部を切りました。

伐採後、まだそれほど大きくはなっていませんが、少しずつ成長してきています。

おもしろいもので、近くの日当たりのいい場所には、ほとんど見られません。

植物には環境の影響が大きいことを、改めて実感します。

切株で芽生えたアセビ
切株で芽生えたアセビ

こちらは、30年くらい前に伐採されたスギかヒノキの切株に生えてきたアセビです。

アセビはたくさんの種を落とすので、あちこちに実生が生えてきますが、

たまたま切り株に落ちた種から、根を出したようです。

このままにしておけば、根を地面まで伸ばし、育っていくだろうと思います。

植物は自分では動けませんが、環境が適していれば、力ずよく育っていくんですね。

 

3月に、花が咲いたアセビの樹にたくさんの種がついていました。

この種が落ちて、たくさんの実生を生み出しているわけですね。

アセビの種
アセビの種

 

アセビ(馬酔木)の基本情報・花言葉

アセビは、日本の本州から九州に自生すると言われる、ツツジ科アセビ属の低木常緑広葉樹ですが、

庭木、公園樹や、盆栽としても植えられています。

先にも述べたように、馬が食べるとふらふらと酔うようになる木と言われますが、鹿などの食害に強い植物です。

アセビの花言葉は、「犠牲」、「献身」、「あなたと二人で旅をしましょう」。

 

おわりに

10年以上前になりますが、最初この樹を見たときは、名前がわかりませんでした。

鹿が来る場所なので有毒だろうとは思いましたが、インターネットで調べてやっとわかりました。

生えている場所は、北向きの斜面で、直射日光は当たらず、薄日がさす人工林の端の痩せ地です。

競合する植物は鹿が食べるので、よく繁殖したのかと想像しています。

ただ、花が咲いたり、葉が色ずくのは、日当たりがいい場所のようです。

 

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参照サイト

Wikipedia アセビ 

庭木図鑑 樹木ペディア アセビ

花言葉-由来 アセビ

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