ツクシ(土筆)が顔を出しました
花壇のツクシ
我が家の花壇に毎年芽を出すツクシが、今年も顔を出しました。
この土地は、もとは田んぼだったと聞いているので、その名残りだろうと思います。
ツクシを見ると、キャンディーズの「春一番」を軽快なリズム、歌が浮かんできます。
可愛い形をした、春を告げるうれしい子ですね。
ツクシは、茎についた葉である袴や、先端の穂を取って炒めものなので、いただくことができます。
ツクシとスギナは、一体のツタ科の植物で、ツクシは胞子茎で先端に穂状の胞子をつけ、胞子を拡散します。
ツクシの名前は、スギナのそばについて出るので「付く子」、胞子茎が袴で継がっているので「継く子」として、ツクシと名付けられたといわれます。
また、土筆と書かれるのは、顔を出したツクシが袴に覆われ、筆のように見えることに由来します。
ツクシの先端は、たくさんの胞子がついていて、熟すと胞子を拡散し、枯れます。
胞子茎を追いかけるように、緑のスギナが出てきます。
スギナ
我が家の花壇でも、小さなスギナが出てきています。
スギナは、スギ(杉)のような葉をし、若いものは食べることができるので、ナ(菜)と名付けられました。
こちらは、栄養茎と呼ばれ、葉緑体を含むたくさんの葉をつけ、光合成を行います。
草丈は、数十cmほどになるといわれ、この植物の成長を促進する役割をしているようです。
元気よく繁殖するので、花壇では厄介なものですが、薬用にされることもあるようです。
ツクシが枯れたあとは、このように、スギナだけが元気に育っているのをよく見かけます。
このスギナも秋には枯れて、姿を消しますが、翌年はまた、今年のように顔を出します。
本日も読んでいただきありがとうございました。
ツクシの基本情報・花言葉
ツクシ(土筆)は、日本全土のどこでも見かける、トクサ科トクサ属のシダ植物です。日本に自生するトクサの仲間では、最小のものと言われます。
そして、胞子茎はツクシ、栄養茎はスギナと呼ばれます。
ツクシの名前は、スギナについて出てくるので「付く子」、茎が袴の部分で継がれているように見えるので「継く子」と、されたこと由来すると言われます。
スギナ(杉菜)は、葉が杉の葉ににており、若い葉は食べられるために「ナ(菜)」がつけられたと言われます。
また、土筆と書かれるのは、ツクシの胞子茎が小さい時は、全体が袴で覆われ、筆のように見えることから、このように書かれるようになったと言われます。
3月ごろに胞子茎(ツクシ)が、伸びて胞子を放出し,出し終わった後は、枯れますが、若いころのツクシは、茎についた袴や先端の穂を取って、炒めものなどで食べられます。
4月ごろになると、スギナが伸びて来ます。葉には、葉緑体か含まれており、光合成が行われ、大きくなります。草丈は、数十cmほどになることもありますが、秋には枯れます。
なお、スギナは、薬用としても使われてきました。
ツクシの花言葉は、「向上心」、「驚き」で、3月6日日の誕生花です。
参照サイト
Wikipedia ツクシ
LOVEGREEN ツクシ