コデマリ(小手毬)は、直径1cmほどの5弁の花が、10~20個花序になって3~5cmの手毬のような白い花を咲かせます。花期は4~6月で、葉が出るのと同時に、樹全体にたくさんの花がつきます。中国東南部原産で、古い時代に渡来したとされます。
コデマリは、5弁の花が花序になって3~5cmの白い花を咲かせます
コデマリの白い花
近所の知人宅で、コデマリ(小手毬)の花が咲いていました。
花期は4~6月で、いまの時期に、あちこちのお宅の庭で咲いているのを見かけます。
花序になって咲いている様子が、小さな手毬のようだとしてこの名前がつけられました。
ここの樹は、高さが2mぐらいになっていて、たくさんのテマリのような花がさいていて見事です。(^_^)
別名は、スズカケ(鈴懸)やテマリバナ(手毬花)。
スズカケは、山伏が胸につける装束である「結袈裟」についている装飾的な球形の房に由来します。テマリバナは、名前の通り、手毬のような花です。
コデマリは、原産地は中国東南部で、古い時代に渡来した栽培品種で、バラ科シモツケ属の落葉低木です。
直径1cmほどの白い花が、10~20輪花序になり、3~5cmの丸い花になっています。
よくにた花で、大きめな花を咲かせるオオデマリに対応して名前がつけられたのでしょうか。
個々の花は丸みを帯びた5弁で、中心部は薄茶色で、たくさんのシベが飛び出しています。
コデマリは、バラ科の花なので、バラににているようですね。
花言葉は、「優雅」「上品」「友情」で、4月24日の誕生花です。
小さな手毬のようなまるい花が咲く様子が「優雅」で「上品」に見えるとしてつけられ、小さな花が集まって咲いている様子から「友情」とつけられた花言葉のようです。
コデマリの葉や茎
葉は互生し、菱形に近い楕円形で長さは2~4cmで、先端が尖っています。また、葉の上半分の縁には鋸歯が見られます。
秋になると、きれいな紅葉がみられるのも、好まれる理由の一つだろうと思います。
コデマリは、幹が大きくなることがなく、根元からたくさんのヒコバエをだして大きな株になります。
こちらの幹も直径が3~4cmでしょうか、たくさん生え、茎が枝分かれしています。
樹の高さは2mぐらいですが、これ以上は大きくなりません。
大きくなるかわりに、細いたくさんの茎を出すということでしょうか。
この点も庭木としては好都合なのだろうと思います。
コデマリの基本情報・花言葉
コデマリ(小手毬)は、中国東南部原産で、古い時代に渡来した栽培品種で、バラ科シモツケ属の落葉低木です。
名前は、小さな花が集まった花序の様子を、小さな手毬のようだとして名づけられました。
別名は、スズカケ(鈴懸)、テマリバナ(手毬花)。
学名は、Spiraea cantoniensis
英名は、Reeves spirea
花期は、新葉が出るのと同じで4~6月。直径1cmほどの円形の花が、10~20輪ほど集まって直径3~5cmの手鞠のようになります。
果実は、直径2ミリほどの大きさで、8~10月に褐色に熟します。
葉は菱形に近い楕円形で長さは2~4cmで、先端が尖り、基部はクサビ形になります。
また、葉の上半分の縁には鋸歯が見られます。
地面から、細い茎がたくさん伸び、枝がよく分岐し、多くは枝先が同じ方向に垂れ下がります。樹高は1.2~2mになります。
樹は、根元から細いヒコバエをたくさん出して、大きな株になります。
庭木やによく植えられており、秋にはきれいに紅葉します。
コデマリの花言葉は、「優雅」「上品」「友情」で、4月24日の誕生花です。
小さな手毬のようなまるい花が咲く様子が「優雅」で「上品」に見えるとしてつけられ、
小さな花が集まって咲いている様子から「友情」とつけられたようです。
参照サイト
Wikipedia コデマリ
庭木図鑑 樹木ペディア コデマリ
みんなの趣味の園芸 コデマリ
LOVEGREEN コデマリ
花言葉-由来 コデマリ