ハゴロモジャスミン(羽衣素馨)は、4~5月に直径1~2cmの真っ白な5弁の漏斗形の花を、30~40輪まとまって咲かせます。たくさんの花が一斉に咲き、甘い香りが辺りに漂います。ツル性の常緑樹で、生垣として壁やフェンスなどのカバーに栽培されます。
ハゴロモジャスミンはつる性常緑樹で、春に白い花を咲かせます
ハゴロモジャスミンの白い花

ハゴロモジャスミンの白い花
道路沿いの空き家の生垣から、ハゴロモジャスミン(羽衣素馨)のツルが伸びて白い花がさいていました。
名前は、たくさんの花が咲く様子を天女のハゴロモ(羽衣)にたとえてつけられたと言われます。
また、ジャスミンは、モクセイ科ソケイ属の植物を表しているそうです。
ピンクや白のツボミと真っ白な5弁の花が、円錐花序または総状花序のようになって30~40輪まとまって咲いています。
花の直径は1~2cmで、たくさんの花が一斉に咲いていて見事です。当たりに強い香りが漂っています。
花言葉は、「愛嬌」「気立ての良さ」。このようなツボミや花の姿や、ただよう香りの印象からつけられたようです。
きれいな花といい香りが楽しめるとともに、ジャスミンティをつくることもできるようです。(^_^)
ハゴロモジャスミンは、中国雲南省原産のモクセイ科のツル性の常緑樹で、鑑賞もかねてでしょうか、
フェンスや壁をカバーするために植えられることが多いようです。
あまり見かけないようですが、たくさんの花が咲き、いい香りもするのでいいですね。

ハゴロモジャスミンの花とツボミ
垂れ下がったツルの先に、このようにたくさんのピンクのツボミや、白い花がついています。
ピンクで尖ったツボミが上向き気味にたくさんついているのも、目をひきます。
ハゴロモジャスミンの葉やツル

ハゴロモジャスミンの葉
花やツボミの横に葉も見られます。5~7枚の小さな葉が集まった奇数羽状複葉で、ツルに対生しています。
葉の表面はつるつるしていて、内側に湾曲気味のようですが、縁に鋸歯はみられません。
ツルは、物につかまりながら成長しますが、長くなると10mほどになるようです。
ハゴロモジャスミンの基本情報・花言葉
ハゴロモジャスミン(羽衣素馨)は中国雲南省原産の栽培品種で、モクセイ科ソケイ属のつる性常緑樹です。
名前は、重なり合って咲くジャスミンの花を天女のハゴロモ(羽衣)にたとえて名づけられたと言われます。
学名は、Jasminum polyanthum
英名は、Pink Jasmine
花期は、4~5月で、ピンクまたは白のつぼみをつけ、真っ白な5弁の漏斗形の花が、円錐花序または総状花序で30~40輪まとまって咲きます。
花径は1~2cmで、たくさんの花が一斉に咲いて、甘い香りが辺りに漂います。
香りは、「金木犀にバラの香りを足した感じ」と言われます。
葉は、奇数羽状複葉で、5~7枚の小葉で構成され、対生します。
茎はつる状で、物に巻き付きながら長さ1~10m程度に成長します。
生垣として、壁やフェンスのグランドカバーによく使われるようですが、ジャスミンティをつくることもできます。
ハゴロモジャスミンの花言葉は、「愛嬌」「気立ての良さ」で、1月20日の誕生花です。
たくさんで咲く花の様子や、ただよう香りに由来してつけられたと言われます。
春にいい香りがする白い花を咲かせるハゴロモジャスミン、魅力的ですね。こちらから購入できます。
参照サイト
Wikipedia ハゴロモジャスミン
三河の植物観察 ハゴロモジャスミン
みんなの趣味の園芸 ハゴロモジャスミン
弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」 ハゴロモジャスミン