カキドオシの花

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カキドオシ(垣通し)は、春に薄紫の唇形花を咲かせます

2022年4月25日

カキドウシ(垣通し)は、4~5月に薄紫の唇形花を咲かせます。人形のようなユーモラスな花ですが、ツル状の茎が垣根を通り抜けるほど勢いがいいとして、「垣通し」とつけられました。若葉は食用になり、薬効もあるので生薬としても利用されてきました。

カキドオシ(垣通し)は、春に薄紫の唇形花を咲かせます

カキドウシの薄紫の花

近くで見たカキオドシの花

カキオドシの薄紫の花

近くの空き地のあちこちで、カキドオシ(垣通し)の花がさいています。

ご覧のように薄紫で形が人形のような形をしたユーモアな花だと思いますが、いかがでしょうか?

カキドウシは、シソ科なので、シソ科独特の唇形花(唇のように上下に分かれて咲く形の花)をつけています。

ツル性の多年草で、ツルがよく伸びて垣根を通りすぎるぐらい勢いよく伸びるので、この名前がつけられました。

花言葉は「楽しみ」、「享楽」、「快楽」で、5月28日、6月12日の誕生花です。花言葉も、ツルが勢いよく伸びる様子からつけられたもののようです。

花の形をもう少し詳しくみてみます。

カキドオシの花

唇の形をしたカキドオシの花

花の長さは20mmくらいです。唇と言ってもあまり唇らしく見えないのですが、上唇は小さく、下唇は大きくなっていて、上唇が頭、下唇が手足と、胴体にみえます。お分かりでしょうか? そして、胴体の胸の部分がくぼんでいて、足にかけて濃紅紫の斑点がつき、縮れた白い毛がついています。上唇の下に小さくついているのが雄しべで、4個みられます。

なぜこのような形になっているのかわかりませんが、見てみると楽しいものですね。(^_^)

カキドウシは、アジア全般に分布し、日本でも全土に自生していると言われるので、近くに生えているかもしれません、見かけたら観察してみてはいかがでしょうか。

草むらで咲くカキドオシ

草むらで咲くカキドオシ

この野原では草むらのあちこちに生えていて、この薄紫の花はよく目立っています。

若い葉は、あく抜きをすると食べられるそうです、また、茎や葉は乾燥してお茶や生薬にもされるとのことです。でも、小さいので、量を採るのは大変かもしれません。(⌒ ⌒;)

カキドオシの花と葉

カキドオシの花と葉

カキドオシの花と葉

カキドウシの花は、ご覧のように、2枚の葉の腋についています。花柄はほとんどないようですね。

この写真では、ツボミや花が1個と2個がついていますが、普通は、1~3個つくと言われています。他の植物でも、花がつく場所は、葉腋につくことが多いようですね。

カキドウシの花と葉

カキドウシの花と葉

こちらの写真にも、花と葉が写っています。葉は円形にちかく、長さ1.5 ~ 2.5 cm 幅2 ~4 cmの大きさで、茎に間隔を置いて2枚が対になってついています。葉柄は長さ1.5 ~10 cmで、葉の縁には波形の浅い鋸歯がみられます。また、春の葉は小さいのですが、夏になると大きくなり、揉むと強い香りがします。

カキドウシは、野原や空き地で元気に育つ楽しい野草だと思います。

以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。 (^◎^) 

カキドオシの基本情報・花言葉

カキドオシ(垣通し)は、中国、朝鮮半島、台湾、シベリア、アジアの温帯地域や、日本全土に分布するシソ科カキドオシ属のツル性多年草です。

茎がツル状で、垣根を通り抜けるほど勢いがいいことから、「垣通し」と名付けられました。

別名として、葉が連なっていることからレンセンソウ(連銭草)、子供のに効果があるとしてカントリソウ(癇取草)があります。

学名は、Glechoma hederacea subsp. grandis

英名は、Alehoof

花期は4~5月で、葉腋から1~3個の花が出て咲きます。花の色は薄い紫から淡紅紫色、唇形花で長さは約20mm。下唇は2つの小さな側裂片と2つの中央裂片で構成され、中央裂片は大きく前に突き出し、内面に濃紅紫色の斑点とちぢれた毛がつきます。上唇は小さめで、内側に雄しべが4個つきます。

葉は対生し、円形で長さ1.5 ~ 2.5 cm 幅2 ~4 cm、長さ1.5 ~10 cmの葉柄がつき、葉縁は波形の浅い鋸歯があります。また、春の葉は小さいですが、夏の葉になると大きくなり、葉は揉むと強い香りがします。

茎の断面は四角で、花が咲く頃は5 ~20cmほどの高さに直立しますが、花が終わったあと、茎が伸びるに従ってつる状になって地面を這い、節から根を下ろして、長さが1m 以上になります。

若い葉は食用になり、あく抜きをして和え物やお浸しにして食べられるようです。

また、血糖値降下作用、体内の脂肪や結石を溶解させる作用などがあるとされ、薬用として利用されてきました。

カキドオシの花言葉は、「楽しみ」、「享楽」、「快楽」で、5月28日、6月12日の誕生花です

ツルが元気に伸びる様子からつけられた花言葉のようです。

参照サイト・書籍

Wikipedia カキドオシ

Chills Laboratory カキドオシ

林 弥栄監修 山と渓谷社 「山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花

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