4月中ごろから、庭のスズラン(鈴蘭)が咲き始めました。花言葉は、「再び幸せが訪れる」で、多くのひとに好まれています。地下茎から伸びた花茎に、花序になって鈴のような白い花をうつむくようにつけますが、全草に毒性があるため、注意が必要です。
4月から咲き始めるスズランの花言葉は、「再び幸せが訪れる」
うつむいて咲くスズランの白い花
我が家の花壇の隅で育つスズラン(鈴蘭)が4月中頃から咲き始めました。
5月が最盛期と言われるので、これからたくさん咲いてくれるだろうと思います。
花言葉は、「再び幸せが訪れる」。いまの世界の人々の気持ちを表しているかのようですが、北国の人々が、スズランの咲くのを楽しみに、春の訪れるのを待ち望む気持ちを表現しているとのことです。(^⊆^)
聖母マリアの花とされるため、「純粋」、「純潔」、花が下を向いているからでしょうか「謙遜」などの花言葉もつけられています。
日本には、本州北部以北に分布する日本原産のスズラン(君影草)と、よくに栽培されているドイツスズランがありますが、我が家のもドイツスズランのようです。
鈴のような花を咲かせるのでスズラン(鈴蘭)と呼ばれますが、キジカクシ科スズラン属の多年草です。
スズランににた鈴のような花を咲かせる植物といえば、ブルーベリー、ドウダンツツジ、アセビなどを思い出しますが、それぞれに形や花の付き方が違っているようです。
スズランは地下茎が伸びて増えますが、地下茎から伸びた花茎の先に、総状花序になって、鈴の形の花を 10個前後咲かせます。花の大きさは、長さ5~9mm 幅8~11mmで、花被片は6枚で、色は白またはピンクになります。
葉の間から花茎が上に伸び、先端近くに丸まったツボミがたくさんついていて、したの2個は咲きかけているようです。
少しいびつで、先の方に小さくなったツボミも可愛いものだと思いますね。
スズランの葉は、写真のように、巻くような形で伸びてきています。これらの葉は、地下ではつながっているのかもしれまが、一面に葉を出しています。
スズランは、チューリップが咲き終わりそうになってきたころに咲き始めました。
こちらは、スズランのそばで咲くチューリップやスイセンですが、ロークリスマスローズやスノーフレークなども咲いています。
春は、いろんな花がつぎつぎと咲き、楽しませてくれますね。(^_^)
ギョウジャニンニクににた葉
スズラン(鈴蘭)は、全草に有毒物質を含んでいるので注意が必要です。
とくに、食用にされるギョウジャニンニクににているので、間違ってたべてしまい、中毒になる事故がおこるとのことなので注意が必要です。ギョウジャニンニクは、スズランの葉より細く、葉をちぎると独特の匂いがするので区別ができます。
花がにているスノーフレーク
スズランの花は、スノーフレークにもにていると言われます。スズランより早くさきはじめ今も咲いていますが、和名はスズランスイセン(鈴蘭水仙)です。違いは明らかですが、スノーフレークの花も清楚できれいですね。
スズランの基本情報・花言葉
スズラン(鈴蘭)には、日本原産のスズラン(Convallaria keiskei)と、栽培品種として一般的に流通するのドイツスズラン(Convallaria majalis)がありますが、ここではドイツスズランについて述べます。
ドイツスズランは、キジカクシ科スズラン属の多年草で、日本原産のスズランにくらべて大きく、いい香りがすると言われます。
学名は、Convallaria majalis
英名は、lily of the valley 、European lily of the valley
花期は4~5月で、地下茎から花茎の先に総状花序で、鈴の形の花を 10個前後咲かせます。花の大きさは、長さ5~9mm 幅8~11mmで、花被片は6枚で、色は白またはピンクになります。
葉は、濃い緑いろで、長さ15~40cm 幅2.5~5㎝で、長い楕円形状になり先が尖ります。
草丈は15~30cmほどになります。
全草に有毒物質を含み、葉がギョウジャニンニクににているため、誤って食べて中毒をおこすことがあります。
スズランの花言葉は、「再び幸せが訪れる」「純粋」「純潔」「謙遜」で、5月1日、5月2日、5月28日の誕生花です。
「再び幸せが訪れる」は、北国の人にとって春の訪れ喜びの象徴になっていることから、「純粋」、「純潔」はスズランが聖母マリアの花とされているためとされます。「謙虚」は花が下向いて咲くことからでしょうか。
参照サイト
Wikipedia スズラン
みんなの趣味の園芸 スズラン
三河の植物観察 ドイツスズラン
おいしい山菜&きのこ図鑑 ギョウジャニンニクを採ろう
LOVEGREEN スズラン
花言葉-由来 スズラン
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