キョウチクトウ(夾竹桃)は、6~9月の暑い時期に、赤や白、ピンクなどの花を咲かせます。樹全体に強い毒性があり、取り扱いには注意が必要です。インドから中近東が原産で、日本では主に関東以南で栽培されるキョウチクトウ科の常緑小高木です。
キョウチクトウ(夾竹桃)は、6~9月に赤や白い花を咲かせます
キョウチクトウ(夾竹桃)の赤や白の花
いつもよく行く公園のキョウチクトウの樹にピンクの花が咲いていたので、撮らせていただきました。
先日から咲いていたので、気になっていたのですが、八重咲きの花のようです。
咲いた花の近くには、咲き終わったあとや、これから咲こうとしているツボミなどがついています。
まだ咲き始めたばかりで、9月ころまでは咲き続けるんだろうと思います。
キョウチクトウは、夏の暑い時期に、サルスベリやノウゼンカズラ、ムクゲなどと一緒に、にぎやかにしてくれる花で、
この花を見ると、夏の訪れを感じます。
4mくらいの高さでしょうか、たくさんの枝がびっしりと出ていて、その先に花がついています。
キョウチクトウは、インドから中近東が原産で、江戸時代に中国を経由して日本にわたってきたとのこと、
いまは、一重や八重、そしていろんな色の花の品種が開発されているようです。
つぎの写真は、一重の花で、花びらが5枚に分かれています。、
一重の花も、またきれいで可愛くて、いいですね。白いキョウチクトウも見かけました。
写真の花は、遠くからで詳しくはわからないのですが、一重のようです。
7月の初めには、咲いている花は、まだ少なめだと思いますが、周囲にはたくさんのツボミがついています。
樹全体を見ると、あちこちに咲いています。
花は、これからが本番なので、樹いっぱいに咲いて、にぎやかになることだろうと思います。(^⊆^)
キョウチクトウの基本情報・花言葉
キョウチクトウ(夾竹桃)は、インド~中近東が原産のキョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑小高木の広葉樹です。日本へは、中国を経由して江戸時代に伝来したと言われますが、日本での栽培適地は、関東以南と言われます。
キョウチクトウの名前は、葉が竹のように細長く、花が桃ににているとして、夾竹桃となったとのことです。
夾は、「はさむ」と読みますが、葉が花を挟んでいる様子や、葉がハサミのような形であることから、つけられたようです。
学名は、Nerium oleander var.indicum。
英名は、oleander。
花期は6~9月で、その年に伸びた枝の先に2~5cmの花が数輪から十数輪咲きます。筒状の花びらで、先が開いて5枚に分かれますが、一重や八重のものがあります。また、いろは、ピンク、赤、白、黄色、紫、などがあるようです。
花の後には、1cm前後の実をつけることがあるようですが、まれで、挿し木や取り木で増殖されます。
葉は、長さ6~20cm、幅0.6~2cmと細長く先が尖ります。表面は光沢があって厚めで、枝の節から3枚の葉がでる三輪生になります。
樹高は3~5mくらいで、株だちのようになり、たくさんの枝をだします。
樹全体に有毒成分を含んでおり、注意が必要です。
キョウチクトウ(夾竹桃)の花言葉は、「注意」、「危険」、「用心」で、8月9日、8月12日の誕生花です。
有毒成分を含んでいることから、このようにつけられたようです。
おわりに
キョウチクトウを見ると、夏が近ずいてきたことを感じます。
公園や道路沿いに植えられて、葉がよくしげり、いくつもの赤い花がついています。
サルスベリ、ムクゲ、などと同じように、夏の暑く、花が少ない時期に咲いて楽しませてくれます。
参照サイト
Wikipedia キョウチクトウ
庭木図鑑 樹木ペディア キョウチクトウ
花言葉-由来 キョウチクトウ