アオツヅラフジは7~8月に黄いろい花を咲かせ、秋に黒い実をつけます

2020年10月5日

アオツズラフジ

アオツヅラフジ(青葛藤)は、日本全土に分布するツヅラフジ科のつる性落葉性植物で、雌雄異株です。7~8月に黄いろい花を花序になって咲かせ、秋にはブドウのようにかたまってたくさんの黒い実をつけますが、粒は小さく、有毒なので注意が必要です。

アオツヅラフジは7~8月に黄いろい花を咲かせ、秋に黒い実をつけます

アオツヅラフジの黒い実

アオツズラフジの蔓と実

アオツヅラフジの蔓と実

アオツヅラフジ(別名:カミエビ)は、ツヅラフジ科のつる性の落葉性植物で、雌雄異株です。

日本全国に分布し、林地、土手、都市部の道沿いなどで見られます。

アオツヅラフジの名前は、アオは生きているツルが緑色(アオ)をしていることからつけられ、葛籠(ツヅラ:つるを使ったカゴ)をつくるのにこのつるを使ったことによる、と言われます。

また、別名に「カミエビ」がありますが、「カミ」は神のこと「エビ」はエビヅルに由来すると言われます。

いまも、ツル性のカゴなどを作るのに、使われているようです。

つるは、右巻きで、径は1cm以下、長さは2m以上に伸びると言われます。

実は、7mmほどの円形です。複数個集まった形で間隔をおいてつき、表面には白粉状のものが見られます。

残念なことに、実は有毒なので、食べられません! (;´д` )

アオツヅラフジの葉と花

アオツズリフジの葉

アオツヅラフジの葉

葉は、互生全縁鋸歯がない)で、卵型、心臓型、先端がかるく3裂する型など、バラエティに富むようです。

葉の大きさは6cmほどで、近縁種のオオツヅラフジに較べて、小さめです(蔓の径も小さくなります)。

アオツズリフジの花

アオツヅラフジの花

花は、7~8月頃に黄色い円錐花序で咲きます。

花とツボミを拡大してみました。

アオツヅラフジ

拡大したアオツヅラフジの花

この写真では、花の構造がよくわかりませんが、

萼片と花びらが6枚ずつあり、花びらは先端が2裂し、萼片よりも短くなります。

また、雄花には6本の雄しべがつき、雌花の雌しべの柱頭は6個あります。

花言葉は、「目立たないが存在感のある」、11月27日の誕生花です

花が目立つというよりも、実の方がよく目につく印象です。(食べれませんけど)(^-^ ) 

アオツラヅフジの基本情報・花言葉

アオツヅラフジ(別名:カミエビ)は、日本全国に分布するといわれ、ツヅラフジ科のつる性の落葉性植物で、雌雄異株です。林地、土手、都市部の道沿いなどで見られます。

アオツヅラフジの名前は、実が緑(アオ)色をしているためアオとつき、葛籠(ツズラ:つるを使ったカゴ)をつくるのに使ったことに由来すると言われます。

別名のカミエビは、ツル性植物のエビズルによくにていて、薬効が有るため「神のエビヅル」として、カミズルとなったとのことです。

学名は、Cocculus trilobus

英名は、Snailseed、 moonseed

花は7~8月頃に、黄色の円錐花序で咲きます。

実は7mmほどの円形で、複数個集まった形で間隔をおいてつき、表面には白い粉が見られます。

種は4mmくらいの丸い形ですが、アンモナイトににています。英名では、カタツムリや月の名前がつけられています。

葉は大きさが6cmほどで、互生し、全縁で、卵形や心臓形で、先端がかるく3裂する形など、いろんな形に富むと言われます。

ツルは、右巻きで、径は1cm以下、長さは2m以上に伸びるようです。

花言葉は、「目立たないが存在感のある」、11月27日の誕生花です

参照サイト・書籍

Wikipedia アオツヅラフジ オオツヅラフジ

松江の花図鑑 アオツヅラフジ

ビオ・荒川さいたま アオツヅラフジ

近田文弘著 技術評論社 「ずかん  たね



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