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春の水辺で白く咲くミズバショウ(水芭蕉)
水辺や湿地で白く清楚に咲くミズバショウは、4~7月ごろに咲きます。主に北海道を含む兵庫県以北の日本海側に自生する、サトイモ科の多年草です。白い花びらに見える仏炎苞に包まれ、その中で円柱状の花序になって ...
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春の人気者、カタクリ(片栗)の花
カタクリ(片栗)は、寒さがすこし和らいできた3月下旬から5月ごろまで、薄紫の6弁の花を咲かせる春の人気者です。地上に現れるのは5週間ほどで、夏には枯れて姿を消すことから、春の妖精(スプリング・エフェメ ...
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春に白く咲くキクバオウレン(菊葉黄連)
キクバオウレンは北海道南部から本州の日本海側に分布するキンポウゲ科の常緑多年草で、日本固有種です。3~4月ごろに、20cmほどの茎の先に、白い花を2~3個咲かせます。名前は、菊ににた葉をし、根茎が黄色 ...
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春に白や青紫に咲くキクザキイチゲ(菊咲一華)
キクザキイチゲ(菊咲一華)は、3~6月ごろに咲かせ初夏に枯れるキンポウゲ科の多年草で、北海道から岡山、近畿以北に分布する日本固有種です。20~30cmほどの長さの茎の先に、2~3cmほどのキクのような ...
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早春を彩るフクジュソウ(福寿草)
早春に綺麗な黄いろい花を咲かせるフクジュソウは、日本固有種で北海道から九州に分布するキンポウゲ科の多年草です。幸福と長寿を表す名前がつけられ、縁起のいい植物として親しまれています。 早春を彩るフクジュ ...
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冬に赤い実をつける縁起物の百両、万両との違い
ヒャクリョウ(百両)は、カラタチバナ(唐橘)の別名で、冬に赤い実をつける縁起物の植物です。マンリョウ(万両)にたサクラソウ科の常緑低木で、科福島県、新潟県以南に自生します。 冬に赤い実をつける縁起物の ...
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枝にたくさんのトゲをつけ、赤い実をつけるアリドオシ(蟻通し、一両)
アリドオシは、関東以南に自生する樹高20~60cmほどの常緑低木で、冬に綺麗な赤い実をつける縁起のいい植物とされ、一両とも呼ばれます。幹から横に伸びた枝に葉が上向きに対生し、その腋に8~20mmほどの ...
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赤い実が綺麗なヤブコウジ(十両、ヤマタチバナ)、ツルコウジとの違い
ヤブコウジ(藪柑子)は、十両やヤマタチバナ(山橘)などとも呼ばれ、万葉の時代から親しまれてきた常緑低木です。冬に綺麗な赤い実をつける魅力的な植物で、正月飾りなどでおなじみです。ここでは、よくにた近縁種 ...
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強くてしなやかで縁起がいいタケ(竹)、その種類と違い
タケは日常生活のいろんな場面で使われてきましたが、常に鮮やかな緑を保ち強くてしなやかな特徴があり、縁起がいい多年草とされます。日本の主要なたけであるモウソウチク(孟宗竹)、ハチク(淡竹)、マダケ(真竹 ...
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正月をきれいに彩るハボタン(葉牡丹)
正月を賑やかに飾ってくれるハボタンは、ヨーロッパ原産のケールが鎌倉時代中期ごろに渡来し、そのご品種改良されたものと言われます。いまは、丸葉ハボタン、縮緬(チリメン)ハボタン、サンゴハボタンなど、たくさ ...