ゴショクトウガラシは熱帯アメリカ原産のナス科トウガラシ属 の変種で、観賞・香辛用に栽培される一年草です。卵形の葉を持ち、実は円錐状で先端が尖り、緑→白→紫→赤へと色が変化するのが特徴。食用向きの品種から、色変化を楽しむ観賞品種まで幅広く利用されます。
小さく尖り、賑やかな色が可愛いゴシキトウガラシ(五色唐辛子)
ゴシキトウガラシの実

ゴシキトウガラシの実
実がいろんないろに変化し、鑑賞用として流通しているトウガラシです。
写真は、ホームセンターで買ったもので、白と赤だけが目立ちますが、白の一部だけは紫がかっているように見えます。
本来は、緑や白から、紫、黄、オレンジ、完熟時の赤へと次々に色が変化し、一株にいろんな色の実が混在して「五色」に見えるので、この名がつけられたようです。
南アメリカから北アメリカにかけての熱帯地域が原産のナス科トウガラシ属で、 本来は多年草(常緑低木)ですが、寒さに弱いため日本では、春まきの一年草として扱われています。
つぎの写真は、素材サイトから借用したものですが、白や赤のほかに、紫、黄色、オレンジなどもあって綺麗です。

いろんな色の実のゴショクトウガラシ
普通のトウガラシと違ってズングリとした形がかわいくて、これも好まれる要因かもしれません。
大きさは、1.5~5cm程度で、基本は先端が尖った円錐形やランタン形ですが、球形のものや、ねじれて伸びる「メデューサ」のような細長い品種もあります。
果肉の内部は空洞で、中心の軸(胎座)に扁平な小さな種子がたくさんつきます。
ゴシキトウガラシは、鑑賞を目的に栽培されているため、食用基準の農薬がつかわれていないことも考えられるため、通常は食用にすることは控えたほうかいいようです。自分で育てたものは安全だと思いますが、美味しいかどうかは、よくわかりません。
我が家のゴシキトウガラシは、いろの数が少ないのですが、白と赤だけでも、結構見栄えがし、綺麗です。
この花も、人にとっては、花が主役ではなく、実が主役となっている植物だろうと思います。

ゴシキトウガラシの花
ゴシキトウガラシの花は、6~10月と長く咲き、実をつけますが、直径は約1~1.5cmと非常に小さく、下向き加減にひっそりと咲くためあまり目立ちません。
花は合弁花で、根元は一体になっており、先端は5つに分かれています。
また、雌しべは1本であり、それを取り囲むように5~7本の雄しべが直立します(葯は淡青色~黄色)。
花言葉は、「旧友」「嫉妬」「雅味」「生命力」「悪夢がさめた」
「旧友」は、古くから栽培され人々に親しまれてきた歴史に由来。
「嫉妬」は、青い実が徐々に燃えるような真っ赤へと変化していく様子から。
「悪夢がさめた」は、眠気を吹き飛ばすようなピリッとした辛さにちなみます。
8月22日、10月12日、11月28日の誕生花
参照サイト・花言葉
ゴショクトウガラシの葉、茎

ゴショクトウガラシの葉や茎
葉は、先が尖った卵形~卵状披針形で、長さ約3〜12cm 幅は約1〜4.5cmほどになります。
全縁で、枝や茎に互生しますが、間隔が狭いため対生に見えることもあります。鋸歯はなく全縁です。
葉の色は通常、濃緑色ですが、シックな黒紫色(ブラックパール、パープルフラッシュ)や斑入り葉(アプローズ)などのカラーリーフ品種もあります。
茎は緑色で滑らかで、成長すると非常によく枝分かれ(分枝)して、こんもりとしたドーム状の茂みを作り、基部は成長に連れてやや木質化します。
樹高は20~100cm程度、コンパクトな園芸矮性種は30~40cmに収まります。
小さいながらも、よく葉が茂り、白や赤など色とりどりの実をつけるゴシキトウガラシ、暑さのなかで元気に育っています。
ゴショクトウガラシの基本情報・花言葉
原産地、属性、特徴など
熱帯アメリカ(南アメリカから北アメリカにかけての熱帯地域)が原産で、現在は世界各地で栽培されています。
ナス科トウガラシ属、トウガラシ(Capsicum annuum)の変種(C. a. var. conoides)で、 本来は多年草(常緑低木)ですが、寒さに弱いため日本では、「春まき一年草」として扱われます。ただ、高温には非常に強いです。
トウガラシ自体は1500年代(16世紀)にポルトガル人により日本へ伝わったとされ、当初はその強烈な辛さから薬用や霜焼け除けとして使われました。その後、江戸時代には実の美しさから観賞用の「珍玩植物」として園芸大流行し、庶民に広く親しまれました。
名前について
果実が熟す過程で、緑や白から、紫、黄、オレンジ、完熟時の赤へと次々に色が変化し、一株に多色の実が混在して「五色」に見えることによります。
別名は、朝天唐辛子(朝天椒:実が天を仰ぐように直立することから)、カプシクム、コニカル、花胡椒など。
学名は、Capsicum annuum var. conoides
Capsicum(属名): ギリシャ語の「kapsa(箱、袋)」が語源で、中が空洞になった袋状の果実の形に由来します。
また、annuum(種小名): ラテン語で「一年生の」を意味します。
conoides(変種名): ラテン語・ギリシャ語で、「円錐形のような」という意味で、先端の尖った円錐形の実の形に由来します。
英名は Ornamental Pepper(観賞用のコショウ/トウガラシ)や、クリスマスの飾りに使われることから Christmas Pepper 。
Pepperは、コロンブスが辛みから東洋のコショウ(Black pepper)と混同した歴史的背景からトウガラシ属にも名付けられました。
花
花期は、6~10月(温室などでは12月頃まで)。
花の直径は約1~1.5cmと非常に小さく、星形で、下向き加減にひっそりと咲くためあまり目立ちません。
基本は白色ですが、人気品種の「ブラックパール」などのように紫色の花を咲かせるものもあります。
花は合弁花で、先端は5裂します。また、雌しべは1本であり、それを取り囲むように5~7本の雄しべが直立します(葯は淡青色~黄色)。
実
1.5~5cm程度の小果で、基本は先端が尖った円錐形やランタン形ですが、球形のものや、ねじれて伸びる「メデューサ」のような細長い品種もあります。
食用と異なり、実が上向き(天方向)に直立してつくのが大きな特徴です。
色は、 緑や紫、クリーム色から、黄、オレンジ、赤へとドラマチックに変化します。果肉の内部は空洞で、中心の軸(胎座)に扁平な小さな種子が多数つきます。
葉や茎
葉は互生しますが、間隔が狭いため対生に見えることもあります。
鋸歯(葉の縁のギザギザ)は一切なく(全縁)で、先が尖った卵形~卵状披針形で、大きさは、長さ約3〜12cm 幅は約1〜4.5cmほどになります。
通常の濃緑色だけでなく、シックな黒紫色(ブラックパール、パープルフラッシュ)や斑入り葉(アプローズ)などのカラーリーフ品種も豊富です。
樹高は20~100cm程度、コンパクトな園芸矮性種は30~40cmに収まります。
茎は緑色で滑らか、成長すると非常によく枝分かれ(分枝)して、こんもりとしたドーム状の茂みを作ります。基部は成長に連れてやや木質化します。
栽培上の注意点
環境としては、日当たりと風通しの良い場所を好みます。
日照不足は実付きや葉色を悪くします。また、ナス科の同じ土での連作は嫌います。
高温には強いのですが寒さには非常に弱く、発芽・栽培には20℃以上の気温が必要です(タネまきや植え付けは梅雨以降が最適です)。
適湿を好みますので、土の表面が乾いたらたっぷりと与え、過湿(根腐れ)や極端な乾燥(水切れ)を避けるのがコツです。
辛み成分である「カプサイシン」を豊富に含み、非常に強い辛さがあります。
基本的に「観賞専門」で農薬等の影響もあるため食べることは避けてください。
また、実や種を触った手で目をこすると激しくヒリヒリするため、作業後は必ず石鹸で手をよく洗ってください。
花言葉、誕生花
花言葉は、「旧友」「嫉妬」「雅味」「生命力」「悪夢がさめた」
「旧友」は、古くから栽培され人々に親しまれてきた歴史に由来。
「嫉妬」は、青い実が徐々に燃えるような真っ赤へと変化していく様子から。
「悪夢がさめた」は、眠気を吹き飛ばすようなピリッとした辛さにちなみます。
8月22日、10月12日、11月28日の誕生花
参照サイト・花言葉
Wikipedia ゴシキトウガラシ
花と緑の図鑑 ゴシキトウガラシ
SEISHIN 植物の育て方 五色とうがらし
LOVEGREEN 鑑賞用トウガラシの花言葉










