アガパンサス(和名:紫君子蘭)は、花期は5月下旬~8月で、初夏から夏に涼し気な、白や薄紫の花を咲かせます。ギリシャ語の「agape」(愛)と、「anthos」(花)を語源にした名前です。南アフリカ原産のユリ科の球根性の多年草です。
アガパンサス(紫君子蘭)は、春から夏に咲く白や薄紫の花です
アガパンサスの白や薄紫の花
道沿いの空き地にアガパンサスの花が咲いていました。
アガパンサスの和名は「紫君子蘭」、英名は「アフリカンリリー」で、ムラサキクンシラン科とのことです。
我が家で4月ころ咲いたクンシラン(君子蘭)は、オレンジいろで花の付き方など、たしかににている気がします。ただ、クンシランは、ヒガンバナ科なので、種類は違うようです。
毎年この時期に、涼しげに咲くきれいな花ですが、こちらの花は、薄紫でしょうか。
長く伸びた花茎(カケイ)の先端からたくさんの花が散形花序で咲いています。
個々の花は筒状ですが、さきで6枚に別れていて、縦方向に筋が入っており、雄しべは6本。
夏の暑い時期に、涼し気に咲いてくれる貴重な花だと思います。
アガパンサスの園芸品種は、300種類以上あるといわれますが、
こちらは、真っ白なアガパンサスです。真っ白の花もいいものですね。
アガパンサスのツボミ
花が咲く前に撮ったツボミです。花茎(カケイ)の先端についた、ネギ坊主を思わせるツボミです。
この中に、たくさんの花が収まっていて、我先に飛び出しそうな勢いを感じますね。
アガパンサスの葉と茎
葉は、長さが30~50cm、幅は2~3cmくらいでしょうか、中心部から左右に向き合って生えていて、
その中心から丸い花茎(カケイ)が伸びています。
花茎の高さは、種類によって、30cmくらいから1mくらいのものまであるようです。
アガパンサスの基本情報・花言葉
アガパンサス(和名:紫君子蘭)は、南アフリカ原産のユリ科の球根性の多年草です。
アガパンサス(Agapanthus)は、ギリシャ語の「agape」(愛)と、「anthos」(花)を語源とした名前です。
学名は、Agapanthus
英名は、African lily
アフリカには20種類の自生種があるようですが、園芸品種は300種類以上もあるといわれます。
花期は5月下旬~8月ころで、淡紫、青紫、ピンクや白などの涼しげな花を、散形花序でたくさん咲かせます。個々の花の形は、ラッパ状、盃状、細長いもの、などいろんな種類があるようです。
草丈は、30cmくらいのものから1m以上になるものなど、各種あるとのことです。
暑さ、寒さ、日陰にも強いといわれ、育てやすい花のようです。
アガパンサスの花言葉は、「恋の訪れ」「愛の訪れ」、6月27日の誕生花です。
夏の恋、いいですね。
参照サイト
みんなの趣味の園芸 アガパンサス
LOVEGREEN アガパンサス