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秋から冬に咲くツワブキ(石蕗、艶蕗)の黄色い花

2022年11月28日

ツワブキ

ツワブキは、10~12月ごろに、長く伸びた花茎の先に、黄色い花をたくさん咲かせます。キク科の常緑多年草で、東北地方以南の海岸近くの岩場などに自生しますが、庭園でもよく植えられます。名前は、葉がフキににており、艶や、厚みがあることに由来します。

秋から冬に咲くツワブキ(石蕗、艶蕗)の黄色い花

ツワブキの黄色い花

ツワブキ

庭で咲いたツワブキの花

11月になり、今年も庭のツワブキ(石蕗、艶蕗)の花が咲きました。

ツワブキは、日陰を好む植物ですが、黄色い花がたくさん咲き、目を引きます。

花期は10~12月で、写真のようにたくさんの葉の間から30~80cmほどの長い花柄を伸ばし、花序になって黄色い花をつけています。

キク科ツワブキ科の常緑多年草で、日本海側の福島県以西、太平洋側の石川県以西の、海岸ぞいの岩場や崖などに自生すると言われます。

よくにたフキ(蕗)はキク科フキ属の多年草ですが、常緑性ではなく地上部は冬に枯れます。

ちなみに、フキの葉はつぎのような写真のような形で、ツワブキににていますが、薄くて柔らかく、表面の光沢はありません。

フキ

フキの葉

また、フキは春に白い花をつけますが、ツワブキは10月ごろから黄色い花を咲かせます。

ツワブキの花は、キクの花ににた頭状花で、直径は4cm前後、中心部に筒状花を、その周囲に舌状花をつけます。

ツワブキの花

ツワブキの花

中心部から長く伸びて二又に分かれているのは、雌しべの柱頭で、そのしたに葯があり花粉を出して受精します。

詳しくは、福原のページ「ツワブキとキク科の頭花」をご覧ください。

ツワブキの花言葉は、「謙譲」「困難に負けない」

「謙譲」は、花が落ち着いた日本的な感じがして奥ゆかしさを感じさせるとして、

「困難に負けない」は、日陰で育ち、寒くなる時期に花が咲く元気な様子からつけられたと言われます。

花が終わった後は、つぎの写真のような綿毛をつけて種を風で飛ばします。

ツワブキの綿毛

ツワブキの綿毛

中心部にくっついた細長いものが、筒状花と舌状花の種で、その先に綿毛がついています。

このため、毎年春になるとあちこちで、芽を出しているのが見られます。

ツワブキのツボミ

ツワブキのツボミ

ツワブキのツボミ

こちらは、11月中旬にとったツワブキのツボミです。

茎の先端にいくつもついていますが、

きっちりとした円柱形で、周囲にたくさんの縦方向の筋が見られます。

咲きかけたツワブキ

咲きかけたツワブキ

こちらは先端が黄色くなっており、花が飛び出そうとする兆しが見えます。

この状態から10日後には、花が咲きましたが、

このゴツゴツしたツボミがきれいな花になるのも面白い変化かと思います。

ツワブキの葉や茎

ツワブキの葉

ツワブキの葉

ツワブキの葉は、このように濃い緑で光沢があり、厚みがあります。

また、長い葉柄の先につき、長さ4 15 cm 幅6.~30 cmと大型で、すこし角ばった形に見えます

形はフキによくにていますが、フキには光沢がなく、薄い緑いろなので、見た目が大きく違います。

なお、ツワブキも、フキと同様に、葉柄を食べることができますが、有毒成分を持つため、アク抜きが必要です。

ツワブキの名前は、この葉に由来しますが、

「ツヤがある葉のフキ」であることからツヤハブキ(艶葉蕗)と呼ばれていたものが転じたとする説と、

「厚い葉のフキ」として、アツハブキ(厚葉蕗)とされていたものが転じた、とする説があります。

寒くなってからたくさんのきれいな花をさかせるツワブキ、元気をくれているようです。

ツワブキの基本情報・花言葉

ツワブキ(石蕗、艶蕗)は、中国、朝鮮半島や、日本の太平洋側の福島県以西、日本海側の石川県以西から南西諸島に分布するキク科ツワブキ属の常緑多年草です。

光沢のある葉が潮風から体を守ると言われ、海岸ぞいの岩場やがけなどで自生しますが、庭園などによく植えられます。

葉が蕗(フキ)ににており、つやがあることから艶葉蕗(ツヤハブキ)が転じたとする説や、

葉が厚いことから厚葉蕗(アツハブキ)が転化したという説があります。

また、岩や石の間に生えるフキとして石蕗と書かれたり、ツヤがあるフキとして艶蕗と書かれます。

なお、フキ(蕗)の名前は、 日本では平安時代のころは、フキでお尻を拭いていたことから、「拭き」にちなんでつけられたとする説や、

葉が大きいので傘にしたことから、「葺く」と呼んだものが変化した、などの説がありますが、はっきりしないようです。

なお、お尻を拭く葉は、すぐに使うのではなく2~3日乾燥させたものが都合がいいようです。(*^m^*)

別名は、ツワ、イシブキ、ツワンポなど。

学名は、Farfugium japonicum

英名は、Leopard plant、Green leopard plant

花期は10~12月で、葉の間から30~75mcほどの花柄を伸ばし、先端に散房花序で黄色い花をつけます。

花は、直径5cmくらいの頭状花で、中心部に筒状花を、周囲に舌状花をつけ、どちらの花も結実するといわれます。

花が終わると、綿毛をつけた種ができ、風散布されます。

葉は長い葉柄の先につき、長さは4 ~ 15 cm、幅6.~30 cmと大型で、濃い緑色で厚く、光沢があります。

草丈は30~80cmぐらいで、日陰でもよく育ちます。

若い葉柄は、食用にされることがありますが、ピロリジジンアルカロイドと呼ばれる有毒成分を含んでおり、あく抜きが必要です。

なお、園芸品種には、八重咲きや、斑入り葉、波状葉など、各種あります。

水揚げが悪いので、切り花にする場合は、茎に細い筋をいれて水につけておくなどの工夫が必要のようです。

花言葉は、「謙譲」「困難に負けない」で、11月20日、11月30日、12月28日の誕生花です。

「謙譲」は、花が落ち着いた日本的な感じで奥ゆかしさを感じさせることから、

「困難に負けない」は、日陰で育ち、寒い時期に花が咲く元気な姿に由来すると言われます。

参照サイト・書籍

Wikipedia ツワブキ フキ

福原のページ ツワブキとキク科の頭花

花のナカムラ ツワブキ

みんなの趣味の園芸 ツワブキ

花言葉-由来 ツワブキ

林弥栄監修 山と渓谷社 「山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花



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