雪が降って積もると、雪景色を撮りたくなります。生活面ではあまり降ってもらいたくない雪ですが、雪によって作られる風景は人を引きつけます。この時期にしか見られない、山の雪景色の写真を載せました。
雪が積もった山の景色
昨年、今年と、例年になく雪がよく降ります。
ふっても長く残ることは少なく、あっという間に消えてしまいますが、この時期にしか見られない雪景色を撮りました。
雪景色については、一昨年、昨年にも書いていますので、そちらもご覧ください。
スギが植えられた人工林に霧のような雪煙が吹き、寒々とした感じの山の様子です。この時期には、山に近づくこともはばかられます。
雪がたくさん降ると、樹が折れたりする被害もでるのでしょうが、こちらでは積雪が少なく、すぐに融けてしまうので、そういうことは少ないようです。
雑木林に生える常緑樹には雪がつもって白くなり、目立ちます。落葉樹の枝や幹にも雪がついて、人工林とは違った風景になります。
人工林が植えられるまではは、このような風景が多かったのだろうと想像されます。
松や樫(カシ)類などの常緑樹と、楢(ナラ)、欅(ケヤキ)などの落葉樹が雑多に生えていて、多様性にとんだ林の様子です。
岩場だったからでしょうか、人工林は植えられなかったようです。雑木林は、春の新緑や、秋の紅葉もきれいで目を引きますが、冬の様子も人工林とは違って見えます。
つぎの写真は、一面に植えられた杉(スギ)の人工林です。
ご覧のように、整然と植えられたスギの樹に積もった雪もきれいですが、雑木林とはまったく違った景色です。
深い谷を通して、遠い山々をみた風景です。
近くには積もっている雪も、少し離れると積もっていないようです。雪の降り方によって、違った風景になるんだろうと思います。そして、撮った写真は、白黒で、いかにも寒そうに見えます。
つぎの写真は、谷川とその周辺に積もった雪です。
川に住む魚も寒いので、泳いでいる姿は見られないようです。岩陰で、ひっそり暖かくなるのを待っているんでしょうか。
ヤシャブシだと思いますが、樹に残った木の実にも雪が積もっています。
雪がつていないと、あまり目立たない木の実も雪がつくと目につき、ちょと風情があるように思います。
垂直に垂れ下がったササの葉にも雪がついています。表面がつるつるしたササの葉ですが、雪がついているのも、おもしろいと思います。
とりとめなく書いて恐縮ですが、今年見た雪景色の様子を紹介させていただきました。
本日も、最後まで読んでいただきありがとうございました。(^_^)
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