アラゲハンゴンソウ(荒毛反魂草)は、花期は6~10月ころで、夏から秋にかけて長く咲き続けます。北海道では戦前から生えていましたが、今は日本全土で見られます。北アメリカ原産のキク科オオハンゴンソウ属の一年草・多年草です。
アラゲハンゴンソウの黄色い花
アラゲハンゴンソウの花
道路そいの草むらに、アラゲハンゴンソウ(荒毛反魂草、別名:ルドベキア)の花が咲いていました。
直径が7cmくらいでしょうか、花びらのような黄色い舌状花と、中心部で暗褐色で球状の筒状花で咲く頭状花序です。
小さなヒマワリかと思ったのですが違いました。
アラゲハンゴンソウは、花期は6~10月ころで、花は、周囲につく花びらのような舌状花は黄色く14枚ほどで、中心部の筒状花は暗褐色になります。舌状花は、全面が黄色のものや、付け根から中央くらいまで暗褐色のものなどがあるようです。
いろいろ調べたところ、アラゲハンゴンソウ(荒毛反魂草、別名:ルドベキア)と呼ばれ、北アメリカ原産の一年草から多年草のようです。キヌガサギクとも呼ばれます。
北海道では戦前から生えていたようですが、今は日本全国で見られるとのことです。栽培されていたものが、野生化して繁殖したもののようです。
花は、以前記事にした同じ北アメリカ原産のハルシャギクに似ています。
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北アメリカのメリーランド州の州花とのことですが、近縁種のオオハンゴンソウは日本の特定外来生物に指定されているので、栽培には注意が必要なようです。
少し自己主張が強く、特徴のある花ですが、夏にはよくにあう花のように思います(^⊆^)
育つ環境によって、一年草だったり多年草として生えたりするようですが、道路沿いの草の中で育っているのを見ると、繁殖力が強いようです。
アラゲハンゴンソウの茎・葉
アラゲハンゴンソウ(荒毛反魂草)の名前は、日本の在来種のハンゴンソウににていて、茎や葉に荒い毛がついていることに由来します。
たしかに、茎にも葉にも、たくさんの毛がついているのが見られますが、茎は分岐していて、その先に花をつけています。
葉は互生し、長さ6~10cm幅3~4cmくらいでしょうか楕円形状で、低い鋸歯が見られます。
草丈は30~80cmくらいで、それほど高くはならないようです。
アラゲハンゴンソウの基本情報・花言葉
アラゲハンゴンソウ(荒毛反魂草、別名:ルドベキア)は、北アメリカ原産のキク科オオハンゴンソウ属の一年草・多年草です。
名前は、日本に自生するハンゴンソウににていて、茎や葉に荒い毛が生えていることに由来します。
キヌガサギク(衣笠菊)と呼ばれることもあるとのことです。
学名は、Rudbeckia hirta
英名は、golden glow
花期は6~10月ころで、茎の先に、直径7cm前後の頭状花を咲かせます。周囲につく花びらのような舌状花は黄色で14枚ほどで、中心部の筒状花は暗褐色になります。舌状花は、全面が黄色のものや、付け根から中央くらいまで暗褐色のものなどがあるようです。
葉は互生し、長さ6~10cmの長楕円形で低い鋸歯があり、前面に毛が生えます。
草丈は30~90cmくらいで、まっすぐのび、途中で枝分かれが見られます。
アラゲハンゴンソウ(荒毛反魂草、別名:ルドベキア)の花言葉は、「正義」「公平」「あなたを見つめる」で、7月11日、7月21日、7月31日、8月15日、8月25日です。
「正義」「公平」は、名づけ親のオロフ・ルドベックが研究を公平に評価する人であったことに由来するともいわれます。「あなたを見つめる」は、中央にある花芯が盛り上がり、花びらについた暗褐色が、目のように見えることに由来します。
おわりに
道路沿いの草むらにヒマワリのような花がさいていたので、少し意外でした。
栽培していたものが野生化しているのだろうと思いますが、見たところは、バランスが取れているのでしょうか。
多様な花が咲くのは楽しく、生活を豊かにしてくれると思いますが、外来種と在来種の関係やバランスをどう考えればいいのか、気になるところでもあります。o(^∇^)o
参照サイト
植物写真館 アラゲハンゴンソウ
松江の花図鑑 アラゲハンゴンソウ
みんなの趣味の園芸 ルドベキア
花言葉-由来 ルドベキア
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