ガウラは、花が白い蝶のようなのでハクチョウソウ(白蝶草)ともよばれ、5~11月の長い間、たくさんの花が咲き続けます。北アメリカ原産で、アカバナ科ガウラ属の落葉~半常緑性の多年草ですが、耐寒性、耐暑性があって育てやすい草花です。
ガウラ(ハクチョウソウ、白蝶草)に咲く蝶のような白い花
こちらは、以前、空き地で咲いていたところを、撮ったガウラの花です。
花期は5~11月と言われるように、春からずっと花が咲いていまいましたが、11末にもついていました。
この花は、咲いてから3日ほどで散ってしまいますが、つぎつぎに新しい花が咲きます。
北アメリカ原産の多年草で、白い蝶が飛んでいるような花だとして、和名はハクチョウソウ(白蝶草)。
最初、ハクチョウソウと書かれたのを見たときは、白鳥かと思ったのですが、白蝶でした。(^ ^;)
ピンクの花を咲かせる種があることからヤマモモソウ(山桃草)の別名があります。
花言葉は、「負けず嫌い」「我慢できない」「清楚」「行きずりの恋」で、6月9日の誕生花です。
たしかに白く「清楚」な花ですが、
「負けず嫌い」や「我慢できない」は他の花に負けないようにと思うほどたくさんの花をつけることから、
「行きずりの恋」は、花がついている様子が花が飛び回っているように見えることからつけられたと言われます。
花の直径は1.5cmくらい、中央が膨らんだ花びらが4枚、離ればなれについていて、中心部からシベ(蕊)が長くのびています。
4枚の花びらは、上下と左右に配置されているようにも見えますが、頼りなげでバラバラになってしまいそうに見えます。
華奢な感じですが、きれいな花だと思います。
花の近くには、細長い円柱形の赤いツボミ(だと思います。)があちこちについています。
このように、花を咲かせながら、ツボミを準備しているようです。(^_^)
ガウラは多年草で、株が大きくなって、1m以上の高さの茎がたくさんのびており、その先にいっぱいに花を咲かせています。
花は咲いて3日ほどで散ってしまいますが、つぎつぎと咲き続けます。
株全体を見てみました。
茎は細くて柔らかく、多くは垂れ下がっていますが、葉は目立たず、花が主役になっています。
まさにたくさんの蝶がとんでいるように見えますね。
花の色は、白のほか、赤、ピンク、複色などがあるようです。つぎの写真は、素材集に載っていたピンクのガウラです。
ピンクの花もいいですが、やはり白の方がいいかもしれませんね。
ガウラの基本情報・花言葉
ガウラ(ハクチョウソウ、白蝶草)は、北アメリカ原産の栽培品種で、アカバナ科ガウラ属(ハクチョウ属)の落葉~半常緑性の多年草です。
名前のガウラ(aura)は、ギリシャ語の「華麗な・堂々とした」という意味を持つ、「ガウロス(gauros)」という言葉に由来します。
和名は、花が白い蝶が飛んでいるようなことからハクチョウソウ(白蝶草)です。
また、ピンクの花を咲かせる種があることからヤマモモソウ(山桃草)の別名があります。
学名は、Gaura Iindheimeri
英名は、White gaura、Bee blossom
花期は5~11月で、長く伸びた茎の先に直径1.5cmほどの花を咲かせます。
花びらは4枚で、雄しべが長く伸びた花です。咲いた花は3日ほどで散りますが、つぎつぎに咲き続ける開花期間の長い花です。
花のいろは、白、ピンク、赤、複色などがあります。
草丈は30~150cmですが、「フェアリーズソング」と呼ばれる30~50cmの矮小品種もあります。
寄せ植えや花壇の背景などに使われることが多いと言われますが、フラワーアレンジのフィラーフラワーとしても利用されるようです。
耐寒性、耐暑性があり、育てやすい草花と言われますが、株が大きく育ち、草丈が高くなるので、場所の確保が必要です。
ガウラの増やし方は、挿し木や種まきで増やすことができます。
花言葉は、「負けず嫌い」「我慢できない」「清楚」「行きずりの恋」で、6月9日の誕生花です。
「負けず嫌い」や「我慢できない」は、他の花に負けないようにと思うほどたくさんの花をつけることから、
「行きずりの恋」は、花がついている様子が花が飛び回っているように見えることからつけられたと言われています。
長く楽しめ、育てやすいガウラですが、こちらでも販売されています。
参照サイト
みんなの趣味の園芸 ガウラ
花と緑の図鑑 ガウラ
LOVEGREEN ハクチョウソウの育て方 6月9日の誕生花
Green Snap ガウラ