カネノナルキ(金のなる木)は、葉が多肉質で厚みがあり、卵のような形をしていて、硬貨にていることからこの名前がつけられました。花は1cmほどの星形で、いろは薄いピンクで、11月~2月ごろまで咲きます。南アフリカ原産のベンケイソウ科クラッスラ属の常緑低木です。
葉が硬貨のような多肉植物、カネノナルキ(金のなる木)
カネノナルキの葉
こちらは、我が家のカネノナルキ(金のなる木)です。
いい響きですが、なかなかこうはいかないのが残念なところです。(;´д` )
南アフリカ原産のベンケイソウ科の多肉質の常緑低木で、日本へは昭和初期に渡来したといわれます。
地面から伸びた幹はいくつかに枝分かれし、その先に丸い葉がまとまってついています。
名前は、葉の形が写真のように、卵形で硬貨のようだとしてカネノナルキとつけられました。
なんとも魅力的な名前、あやかりたいものです。 (^◎^)
冒頭は11月に撮ったもので、上の写真は今年の2月のものです。
他の多肉植物も秋から冬に、赤く変化するようですが、カネノナルキもこのように葉の縁が赤くなります。
このため、フチベニベンケイ(縁紅弁慶)の名前もつけられていますが、園芸名としては「カゲツ(花月)」になります。
小さな新芽を5円玉の穴に通して固定して成長させ、5円玉がなっているようにしたものが縁起ものとして販売されたため、「カネノナルキ(金のなる木)」や「ナリキンソウ(成金草)」も、流通名として使われています。
こちらは小さな鉢で育っている11月のカネノナルキですが、
ご覧のように、葉は厚みがあって光沢があり、縁がすこし赤みを帯びています。
また、対生していますが、上と下で90度ずれる十字対生になっています。
露地植えでは3mほどに成長するようですが、鉢植えでは50cmほどでしょうか、
よく枝分かれした変化のある樹形の先に、きれいな葉をつけて見栄えがするからでしょうか、観葉植物としても楽しまれているようです。
カネノナルキの花
残念ながら、我が家のカネノナルキには花が咲いていませんので、こちらは素材サイトから借用しました。
花は、11月ごろから2月ごろまでの寒い時期に咲き続けます。
茎の先に、花序になってたくさんの花をつけますが、
直径が1cmほどの薄いピンクで、花びらが5枚、雌しべと雄しべが5個づつついた可愛い花です。
花言葉は、「幸運を招く」「一攫千金」「富」で、2月29日、12月22日の誕生花です。
葉に由来したものですが、いい花言葉ですね。
きれいで、お金のような形の葉をつけるカネノナルキ、冬に咲く花も可愛くていいものですね。
カネノナルキの基本情報・花言葉
カネノナルキ(金のなる木)は、南アフリカ原産のベンケイソウ科クラッスラ属の常緑低木の多肉植物で、日本へは昭和初期に渡来しました。
葉の形が卵形で、硬貨ににているとしてカネノナルキと名づけられました。
また、葉の縁が赤くなることからフチベニベンケイ(縁紅弁慶)とも呼ばれますが、一般的ではないようです。
園芸名としては、カゲツ(花月)とも呼ばれます。
まだ小さい新芽を5円玉の穴に通して固定して成長させ、5円玉がなっているようにみせることによって、縁起物として販売されたことがあったため、「カネノナルキ(金のなる木)」や「ナリキンソウ(成金草)」とも呼ばれるようになりました。
学名は、Crassula ovata
英名は、jade plant、money tree
花期は11~2月で、成長した株には、茎の先に集散花序をつけ、直径1.2cmほどの星形の薄いピンクの花を咲かせます。
葉は十字対生し、長さ3 ~ 4cmほどの丸みを帯びた楕円形で光沢があり、秋から冬になると縁が赤みを帯びます。
霜が降りない地方では露地栽培が可能で、樹高は1~3mほどに成長します。
葉や茎に水分を蓄えており、乾燥につよい植物ですが、多湿には弱く、根腐れを起こすので気をつける必要があります。
増やし方、葉を土に挿す、葉挿しによって行われます。
また、花を咲かせるためには、日当たりのいい風通しのいい場所で育て、水は控えめにし、リン肥料を与えるとなどがポイントになります。
カネノナルキの花言葉は、「幸運を招く」「一攫千金」「富」で、2月29日、12月22日の誕生花です。
名前通りの縁起のいい花言葉なので、新築祝いや、開店祝いなどに送られることがあるようです。
参照サイト
Wikipedia カネノナルキ
みんなの趣味の園芸 カネノナルキ
LOVEGREEN カネノナルキの育て方
花言葉-由来 カネノナルキ