キダチキンバイ

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ヒレタゴボウ、キダチキンバイ・チョウジタデ・ミズキンバイとの違い

2022年9月11日

ヒレタゴボウは、水路などの水辺を好み、8~10月ごろに4枚の花弁の黄色い花を咲かせます。花の直径は20~30mmほどで、5枚の先が尖った萼片が付きます。ここでは、近縁種のキダチキンバイ・チョウジタデ・ミズキンバイとの違いについてもまとめました。

ヒレタゴボウ、キダチキンバイ・チョウジタデ・ミズキンバイとの違い

ヒレタゴボウの花

キダチキンバイの花

ヒレタゴボウの花

本記事は、当初キダチキンバイと考えて書きましたが、

ヒレタゴボウ(鰭田牛蒡)であることがわかり、内容を変更させていただきました。

ご迷惑をかけしたことをお詫びいたします。

 

通りかかった道沿いの水路にヒレタゴボウ(鰭田牛蒡)の花がさいていました。

ヒレタゴボウは、アメリカ原産で1950年代に四国周辺で存在が確認されましたが、

いまは関東以西で自生していると言われます。

ヒレタゴボウは、水路や水田などの水辺などを好むアカバナ科チョウジタデ属の一年草で、

草丈は30~150cmほどになると言われます。

よくにた花に、アカバナ科チョウジタデ属キダチキンバイミズキンバイ(水金梅)チョウジタデ(丁子蓼)

などがあります。

みんなよくにた黄色い花を咲かせるので混乱しがちですが、

ヒレタゴボウは、後に詳しく述べますが、葉の下の茎にヒレ(鰭)がつく点が他と異なります。

キダチキンバイの花

上向き咲くヒレタゴボウ

花は、4枚の楕円状の黄色い花びらをつけ、直径は25mmぐらいになり、

少し上向きに咲いています。

確認できませんでしたが、中心部には雄しべが8本と雌しべが1本ついています。

4枚の花弁がついていますが、花弁の間には、先が尖った緑いろのがついている

ことがわかるかと思います。

萼はツボミを保護したり、花を支えたり、花によっては花弁のようのなりますが、

ヒレタゴボウでもしっかりした萼をつけているようです。

小さな花ですが、つぎの写真のように、全体にたくさんさいています。

キダチキンバイ

たくさんの花が咲くヒレタゴボウ

この株は、草丈1.5mで、幅1mぐらいでしょうか、

1株か、複数の株が集まっているのかよくわかりませんが、

茎がたくさんに枝分かれして葉を出し、その葉腋に花をつけるので、

このようにたくさんの花が咲くようです。(^_^)

ヒレタゴボウの茎や葉

ヒタレゴボウ

ヒレタゴボウのヒレ

こちらは、葉がついた茎の部分を撮ったものです。

ご覧のように、ヒレ(鰭)がついています。

これが、ヒレタゴボウの名前のものになっており、

近縁種にない特徴です。

キダチキンバイの花やツボミ

ヒレタゴボウの茎や葉

茎が伸びたところを写しました。

この写真では、花のほかに、花弁が落ちて4枚の萼が残って実になりかけているものや、

これから花を咲かせるツボミが見られます。

おわかりでしょうか。

茎はまっすぐ伸びていくつもの枝をだし、細長い葉が茎に互生しています。

葉は狭楕円形で葉柄はほとんどなく縁に、鋸歯はないようです。

そして、枝についた葉の腋から花が咲いています。

ヒレタゴボウが育つ環境

キダチキンバイ

水路に生えるヒレタゴボウ

こちらが、ヒレタゴボウが生えている水路です。

常に水が流れている水路だと思いますが、

コンクリート壁近くに数株はえていて、小さな苗状のものも見られます。

どのように種が運ばれてきたかわかりませんが、高知県あたりから運ばれてきたのでしょうか。

この場所は、生態的に適していて、競合する植物も少ないので、元気にそだっているようです。

たまたま見かけたヒレタゴボウですが、きれいで繁殖力が旺盛な植物のようです。

つきに、ヒレタゴボウと近縁種の違いを調べて見ました。

ヒレタゴボウと、キダチキンバイ・チョウジタデ・ミズキンバイとの違い

ヒタレゴボウとよくにた花を咲かせる、キダチキンバイ、チョウジタデ、ミズキンバイの違いを調べて一覧表にしました。

ヒレタゴボウ キダチキンバイ チョウジタデ ミズキンバイ
花の大きさ(mm) 20~30 20~30 7~10 20~30
花弁の数(枚) 4 4 4~5 4~5
茎の特徴 葉の下にヒレ、稜あり 木質化、稜アリ 稜あり
草丈(cm) 30~150 200 30~70 20~60
生え方 一年草 多年草 一年草 多年草
分布 関東以西、四国 高知県、屋久島以南 日本全土 千葉県、神奈川県、高知県、宮崎県で確認

 

本日も読んでいただきありがとうございました。 (^◎^) 

ヒレタゴボウの基本情報・花言葉

ヒタレゴボウ(鰭田牛蒡)は、北アメリカ原産のアカバナ科チョウジタデ属の一年草です。

1950年代に四国周辺で存在が確認されましたが、いまは関東以西で自生していると言われます。

名前は、茎の葉の基部にヒレ(鰭)と呼ばれるヨク(翼)があり、根がゴボウ(牛蒡)のように太いことに由来します。

別名は、アメリカミズキンバイ。アメリカ原産で、ミズキンバイ(水金梅)ににていることに由来します。

学名は、Ludwigia decurrens

英名は、wingleaf primrose-willow、winged water-primrose,、erect primrose willow

花期は8~10月ごろで、直径2.5cmほどの黄色い4弁の花を咲かせます。

花弁間には隙間があり、萼片がつきます。

花の後には、1.2~1.8cmの蒴果がつきます。

葉は、全縁で茎に互生し、長さ5~15㎝ 幅1.5~3㎝の披針形で先が長く伸びて尖りますが、基部は茎のそってヨク(翼)になります。

水辺に生息し、草丈は30~150cmほどになります。

ヒレタゴボウの花言葉は、「温厚な性格」「橋渡し」で、誕生花は不明です

キダチキンバイの基本情報

キダチキンバイは、東アジア、東南アジア、アフリカ、南北アメリカなどに広く分布し、

日本では高知県、屋久島以南などに自生すると言われるアカバナ科チョウジタデ属の多年草です。

ただ、もともとの分布は不明で、人によって移入されたと考えられています。

漢字書きには、「木立金杯」と「木立金梅」の表記が見られますが、ここでは「キダチキンバイ」としました。

名前の由来は不明ですが、

よくにた花に、アカバナ科チョウジタデ属ミズキンバイ(水金梅)や、

キンポウゲ科キンバイソウ属のキンバイソウ(金梅草)があり、

関係する可能性があるようにも思われます。

漢字表記としては、「木立金梅」とするのが自然な気がします。

学名は、Ludwigia octovalvis

英名は、Primnose winnow、False primrose

花期は7~10月ごろで、花は花弁が黄色で葉腋につき、花弁は4枚で長さ5~12mm、雄しべは8本つきます。

雌しべは、長さは1.5~3.5mmで、柱頭には十字の溝がみられます。

花弁の間に、先端が尖った4枚の萼片が付きます。

蒴果は褐色で、長さ1.7~4.5cm 直径2~8 mmになります

葉は全縁で葉柄が無く、互生します。

形は狭楕円形で、長さ1~16cmほどで、大小が見られます。

茎は木質化して直径1cmほどになりたくさんに分岐し、草丈は2mほどになります。

水路、水田、湿地などの水辺を好みます。

キダチキンバイの花言葉は不明です。

参照サイト・書籍

Wikipedia ヒレタゴボウ キダチキンバイ チョウジタデ キンバイソウ ミズキンバイ

plants index Japan  チョウジタデの仲間

河の植物観察 ヒレタゴボウ

野田市 植物図鑑 ヒレタゴボウ

弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」 ヒタレゴボウ

林弥栄監修 山と渓谷社 「山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花

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