ユーフォルビア ダイアモンドフロスト、別名ユキハナソウ(雪華草)は、メキシコ南部からエルサルバドル原産のトウダイグサ科の非耐寒性の低木です。花期は4~11月と長く、白い苞(ホウ)が花びらにように目立つ小さな花が、樹全体にたくさん咲きます。
<目次>
ダイアモンドフロスト(ユキハナソウ:雪華草)の白い花


ダイアモンドフロストの花
11月中旬に撮ったユーフォルビア ダイアモンドフロストの花です。
散歩中に、道路ぞいの花畑に植えられていたのを撮らせていただきました。
初めて見る花ですが、白い小さな花が、40cmほどの草丈の樹いっぱいに咲いていました。
白く小さな花がたくさん咲いているさまは、カスミソウを連想させます。
メキシコ南部からエルサドバザル原産の低木ですが、寒さに弱いため戸外で栽培する場合は一年草の扱いになるとのことです。
鉢植えにして、冬は室内で育てるといいのかもしれませんね。
花は、4月ごろから咲き出し、11月ごろまで咲き続けます。四季咲きといっていいんでしょうか、長く咲く楽しませてくれるのもいいですね。


たくさん咲くダイアモンドフロスト
細く長く伸びた茎が途中で枝分かれし、枝についた長楕円状の葉の近くから花柄を伸ばして花を咲かせているようです。たくさんの花は、思い思いの方向に咲いているように見えます。
カスミソウと同じように、ほかの草木と一緒に寄せ植えにするのもいいでしょうね。


近づいて見たダイアモンドフラスト
花言葉は、「デリケートな美」、「君にまた会いたい」。
枝の先に、5枚でしょうかの花びらをつけ、たくさんの雄しべがついた可愛い小さな花をつけ、そのしたに白い葉である苞(ホウ)が花びらのように見えます。ポインセチアやサマーポインセチアと同じように、苞(ホウ)が発達した花です。
そんな花の姿から「デリケートな美」とつけられたのでしょうか。
また、咲いた花が落ちて、つぎつぎと咲き続ける様子から「君にまた会いたい」の花言葉がつけられたのではないかと言われているようです。
春から秋までの長く咲いて癒してくれる花だと思います。
ダイアモンドフロストの基本情報・花言葉
ユーフォルビア ダイアモンドフロストは、メキシコ南部からエルサルバドル原産のトウダイグサ科ユーフォルビア属の非耐寒性の低木(戸外では一年草)で、Euphorbia hypericifoliaから作られた新しい園芸品種です。
別名は、ユキハナソウ(雪華草)。
学名は、Euphorbia hypericifolia ‘Inneuphe’。
花期は4~11月ごろで、白い小さな花をたくさん咲かせます。花は小さく、そのしたにつく苞(ホウ)と呼ばれる白い葉がきれいで目立ちます。カスミソウと同じように、他の花と一緒に植えられることも多いようです。
低木ですが、寒さに弱いため、一年草として扱われることが多いようですが、暖地では越年できることもあるようです。
草丈は、30~40cmくらいで、野生化すると3mほどになるとのことです。
茎を切ると白い液が出て、かぶれることがあるので注意が必要です。
近縁種に「白雪姫」がありますが、ダイアモンド フロストより苞が大きく、短日性のため10月下旬ころから苞が白く色づきます。
ユーフォルビア ダイアモンドフロストの花言葉は、「デリケートな美」、「君にまた会いたい」で、5月18日、8月26日の誕生花です。
参照サイト
みんなの趣味の園芸 ユーフォルビア(ダイアモンドフロストなど)
LOVEGREEN ユーフォルビア ダイアモンドフロストの育て方
弥生おばさんのガーデニングノート 「花と緑の365日」 ユーフォルビア ダイアモンドフロスト
関連投稿
-
-
ポインセチアの赤い花
クリスマス前になると、花屋さんを彩るポインセチア、赤い花はこの時期にピッタリにあいます。メキシコ産の情熱的な花で、花言葉も、聖夜、幸運を祈る、祝福など。常緑低木で、一年中緑の葉をつけて楽しませてくれま ...
続きを見る
-
-
ショウジョウソウ(猩猩草、サマーポインセチア)の赤い花
ショウジョウソウは、トウダイグサ科の草花で、クリスマス定番のポインセチアと同じように、苞葉が赤く色ずきます。アメリカ南部からブラジルが原産の多年草ですが、日本では1年草で、サマーポインセチアやアニュア ...
続きを見る