ヒカゲノカズラ

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古代から使われてきたヒカゲノカズラ(日陰の葛)

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ヒカゲノカズラ(日陰の葛)は、北半球の温帯から熱帯の高山まで広く分布し、日本では沖縄以外の全土で見られるヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属のシダ植物の常緑多年草です。名前は、日陰に生える葛性植物であることに由来するといわれます。

古代から使われてきたヒカゲノカズラ(日陰の葛)

ヒカゲノカズラの茎・葉

ヒカゲノカズラのブラシ状の葉

ヒカゲノカズラのブラシ状の葉

ヒカゲノカズラ(日陰の葛)は、痩せ地で日陰のようなことろに生えています。

ある範囲内で、他の草木にあまりまとわりつくことなく、茎をばしているようですが、いつも緑色をして、きれいなシダ植物だと思います。

古代から神事などにも使われてきたと言われ、古事記にも登場しているとのことです。

今でも、金魚の産卵巣に使われたり、正月の飾りなどにも使われたりと、ドライフラワーなど、いろいろ利用されているようです。

つぎの写真は、茎についた針状の葉を撮ったものです。一面に先が尖った葉がついていますが、触っても痛くなく、柔らかい感触です。

拡大したヒカゲノカズラの葉

拡大したヒカゲノカズラの葉

ヒカゲノカスラは、つぎの写真のように、地面を這ってのびています。長く伸びる茎は、2mくらいになるようですが、途中でいくつもの枝を出しながら、伸びています。

そして、間隔を置いて根をだし、茎を地面に固定しています。

ツル性の植物は、他の草木に絡まって上に伸びていくものが多いように思いますが、ヒカゲノカズラは先端が少し上にのびることもあるようですが、あくまでも地面にそって伸びているようです。

地面で広がるヒカゲノカズラ

地面を這うヒカゲノカズラ

つぎの写真のように、他に草木にの中を広がって伸びているのをよく見ます。

地面を這って伸びるヒカゲノカズラ

地面に広がるヒカゲノカズラ

ヒカゲノカズラの胞子のう

ヒカゲノカズラについた胞子のう

ヒカゲノカズラについた胞子のう

夏の暑いころに、胞子を収めた胞子のうを上向きにつけているのをみかけるようになります。

この写真は、スギの樹に立ち上がって(1mにならない高さ)、その先に3個の胞子のうをつけています。

長さは10cmくらいでしょうか、黄色で模様がつき、先が尖ったように見えます。

近くでみた胞子のう

近くでみた胞子のう

つぎの写真は9月末に撮ったものですが、中の胞子が飛び出したもののようです。

このころになると、たくさんの胞子のうが見られ、触れて歩いたりすると、あたり一面に白い粉が飛ぶことがあります。

胞子が飛んだ後も、ヒカゲノカズラは、緑のままきれいな姿を見せています。

枯れた胞子のう

枯れた胞子のう

ヒカゲノカズラ(日陰の葛)の基本情報・花言葉

ヒカゲノカズラ(日陰の葛)は、北半球の温帯から熱帯の高山まで広く分布し、日本では沖縄以外の全土で見られるヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属のシダ植物の常緑多年草です。

名前は、日陰に生える葛性植物であることに由来するといわれます。

古名は、カゲ、ヤマカズラカゲ。

学名は、Lycopodium clavatum。英名は、ground pine。

ツル性植物ですが、他の植物に絡まることはなく、地面の上を這って伸びます。長く伸びる茎の表面には、細い針状の柔らかい葉が一面に生え、ブラシのような形をしています。

茎には主茎と側枝があり、主茎は細長くのびて硬く、匍匐茎となって枝分かれしながら地表を這って伸びます。茎には間隔をおいて根を出して、茎を地面に固定します。主茎が長く伸びるのに対して、側枝は短く、数回に枝分かれします。

草丈は8~15cmで、茎の長さは2mほど伸びます。

7~8月ころに茎の枝先に、長さ2~10cmで円柱形の胞子のう穂をつけます。胞子のうには、黄い粉状の胞子が入っています。

ヒカゲノカズラの胞子は、石松子と呼ばれで、丸薬の衣やリンゴの人工授粉の際の花粉の増量剤として使われるとのことです。また、養殖金魚などの産卵巣に用いられるほか、ドライフラワーや装飾にも使われるようです。

また、古くから神事にも使われてきたと言われます。

ヒカゲノカズラの花言葉は、「思い出」。

参照サイト

Wikipedia ヒカゲノカズラ

植物の世界 「神事とヒカゲノカズラ

GKZ 植物図鑑 ヒカゲノカズラ

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