カンナは、花期は6~10月中旬で、暑い夏から秋に咲き続ける熱帯アメリカ原産のカンナ科カンナ属の多年草です。コロンブスの時代にヨーロッパにもたらされ、日本へは江戸時代に渡来したが、栽培品種が多くあり、花も葉も楽しめます。
カンナは初夏から秋に咲く、黄やオレンジの大きな花です
カンナの黄やオレンジの大きな花
カンナの花もあちこちでよく見かける花です。
花の色は、黄やオレンジで、大きな葉から高く伸びた花は、遠くからでもよく目立ちます。
このカンナの花も、道沿いに咲いていたので、近くおられた方に、話を伺いました。
花が好きな方のようで、いろいろ話をさせていただきました。
近くに生えていたものを、道の近くに移植したところ、どんどん増えてきたそうです。
これから、ずっと咲き続けるのを楽しみにしておられるようでした。
10cmくらいの黄色い花が、葉の間から長く伸びた先に咲いています。
何枚もの花被の中心部に、赤い斑点が見られるのも、この花の特徴のようです。
花期は6~10月中旬で、暑い夏に咲き続けるとのことで、たくさんのツボミも見られます。
カンナは、地下茎で増え、繁殖力は旺盛なようです。
広い場所では、つぎの写真のように、たくさんの花がさいているのが見られます。
別の場所では、オレンジのカンナの花が咲いていました。
こちらも、道沿いの空き地に植えられていて、さらに高く伸びた先に咲いていました。
日当たりがいいからでしょうか、170cmくらいはあるようです。
生えるに任せているようで、5mくらいは続いているようで、半ば野生化している感じです。
夏の暑い時期に、益々元気に咲こうとしているようです。
カンナは、花もきれいですが、葉もきれいな点が好まれるようです。
カンナの葉
こちらが、カンナの葉です。
形は披針形で先が尖り、長さ40~60cmほど、幅も20cmくらいでしょうか。
青々とした厚めの葉に、葉脈がきれいです。
花だけでなく、元気のいい葉も楽しませてくれます。
つぎの写真のように、黄色っぽい葉に、縞模様が入った品種など、いろんな種類があるようです。
カンナの基本情報・花言葉
カンナは、熱帯アメリカ原産のカンナ科カンナ属の宿根性の多年草です。原産地では、50種類ほどの原種があるといわれます。
カンナ(canna)は、葦を意味するラテン語であり、カンナが葦のように茎が中空になっていることに由来するとのことです。
コロンブスがアメリカ大陸を発見(1492年)あとで、トウモロコシ、ひまわり、サボテン、コスモスなどと一緒にヨーロッパに運ばれたといわれ、日本へは江戸時代にヨーロッパから伝わったようです。
花期は6~10月中旬で、葉の間から延びた花茎に、長い期間、5~10cmほどの大きな花を咲かせ続けます。花の色は、赤、ピンク、オレンジ、黄などがありますが、2色咲きのものもあるようです。
花茎は、60~150cmほどと高くなります。
カンナは、葉もきれいで、緑一色のもののほかに、白、オレンジ、赤などの縞模様のものもあるとのことですが、
形は披針形で、長さ40cm~60cmほどになります。
花だけでなく、葉も楽しめる植物です。
カンナの花言葉は、「情熱」、「快活」、「永遠」、「妄想」で、8月2日、8月3日、8月13日、8月19日の誕生花です。
「情熱」、「快活」、「永遠」は、真夏の暑い時期に元気よく咲くことに由来するといわれます。
「妄想」は、鮮やかで幻想的な花の色にちなむといわれているようです。
おわりに
道路沿いにカンナの花が咲いていたので車を止めたところ、
近くに住んでおられる方が出てきたので、話をお聞きしました。
近くに生えていたのを移植したら、こんなに繁殖したんだということで、
いかにも花好きな方でした。
写真の許可をうかがったところ、どうぞどうぞ、花も喜ぶから撮っていいよ、
と言ってくださいました。
あそこに行けばこんなのが咲いているよ、などと教えてもくれました。
朝から、思いがけない出会いで、楽しくなりました。(*^^*)
参照サイト
みんなの趣味の園芸 カンナ
植物写真鑑鑑 カンナ
花言葉-由来 カンナ