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5月に咲くキリ(桐)の紫の花と、冬の花芽や実のようす
キリは、5月に紫いろのたくさんの花を、30~50cmの花序で咲かせ、3~4cmの卵形の実をつけます。材は良質で、柔らかくて軽く、割れや狂いが少なくて湿気を通さないため、家具などに使われます。ここでは、 ...
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新緑の中で、白や薄いピンクの花を咲かせるヤマザクラ(山桜)
4月半ばを過ぎて、ヤマザクラ(山桜)が咲いています。樹々の黄緑や赤みがかった新緑がきれいな中で、白や薄いピンクのヤマザクラがきれいです。古代から親しまれてきた日本固有種で、葉と花が同時期に出て色どりが ...
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ヒメリンゴは、春に白い花が咲き、秋に小さな赤い実をつけます
4月になって、ヒメリンゴ(姫林檎)に白い花が咲いています。枝の先に花序になって5~6個の5弁の花がたくさんつき、樹全体に白が目立ってきれいです。花のあとにつく実は、直径1.5~4cmで小さく、食用には ...
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たくさんの花びらをつけるヤエザクラ(八重桜)が咲き始めました
2022/4/18 春に咲く花
4月中旬になり、ヤエザクラ(八重桜)が咲き始めました。ボタンザクラ(牡丹桜)とも呼ばれ、6枚以上の花びらで咲くサクラの総称で、万葉の時代から親しまれてきました。花びらを一枚一枚重ねて咲く様子から、花言 ...
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4月に咲く、ハナミズキ(花水木)のピンクや白い花
4月になって、ハナミズキ(花水木)のピンクや白い花がきれいに咲いています。街路樹などに植えられていて、葉が出る前に、樹全体にたくさん咲き、人目を引いています。同じミズキ科でよくにた花を咲かせるヤマボウ ...
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5年前に新種に認定されたクマノザクラに咲く薄いピンクの花
早咲きのヤマザクラと呼ばれてきたクマノミズキは、彼岸ごろから、ピンクのきれいな花を咲かせます。2018年に、100年ぶりに新種の桜とに認定された日本固有種で、紀伊半島南部に自生します。山中で、常緑樹の ...
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白い大きな花が上向きに咲くハクモクレン(白木蓮)
ハクモクレン(白木蓮)の白く大きな花が、上を向きに咲く姿は、人の心を引き付けます。ハス(蓮)の花ににた白い花が咲く木として、ハクモクレンと名づけられたモクレン科の落葉高木です。中国南部が原産とされ、校 ...
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センダン(栴檀)の白い果実
冬のセンダンの樹についた果実について調べて見ました。センダンの果実は、楕円形状の球体で、白~黄色い色をした薄い皮で覆われていて、中には核と呼ばれる木質した内果皮があり、種が入っています。この果実は有毒 ...
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落葉する針葉樹、メタセコイア
2022/2/25 紅葉が綺麗な樹
メタセコイアは、秋に茶色く紅葉して落葉するヒノキ科の高木針葉樹です。当初は化石植物として知られていましたが、1946年に中国で現存していることが発見され、広く植えられるようになりました。日本では、公園 ...
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アメリカスズカケノキ(亜米利加鈴懸の木)の実
アメリカスズカケノキ(亜米利加鈴懸の木)は、北アメリカ東部原産でスズカケノキ科の落葉高木の広葉樹です。公園に植えられたアメリスズカケノキと、近縁種のスズカケノキ、モミジバスズケケノキとの違いについて調 ...
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カツラ(桂)の黄葉
カツラ(桂)は、日本全土に分布するカツラ科の落葉高木で雌雄異株です。水分を好むので山地の谷沿いによく自生しますが、公園樹や街路樹などにも植栽されます。名前は、落葉が香るため「香出(かず)る」とされたこ ...
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ムクロジ(無患子)の樹に初めて実がつきました
山に植えたムクロジ(無患子)の樹に、初めて実がつきました。蒔いた種が発芽して20年ほど経過し、樹の先端に20個ほどつきました。正月の羽根突きなどにも使われ、縁起いいと言われる樹ですが、これからもたくさ ...
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メープルシュガーが採れるイタヤカエデ(板屋楓)の黄葉
イタヤカエデ(板屋楓)は、アムール地方、サハリン、朝鮮半島や日本全土に分布するムクロジ科の落葉高木です。名前は、葉が茂る様子が板で屋根を葺いたようである事に由来します。メープルシュガーが採れる樹として ...
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アキニレ(秋楡)は秋に花が咲き、10~11月ごろに実が熟します
アキニレ(秋楡)は、9月ごろに花が咲き、10~11月ごろに実が翼果になって熟します。日本の中部地方以西で見られるニレ科の落葉高木で、山野や川岸などに自生しますが、街路樹などにもされます。海外では、中国 ...
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春にきれいな花が咲くハナミズキ(花水木)は、秋に赤い実をつけます
ハナミズキは、ミズキやヤマボウシの近縁種で、4~5月ごろにピンクや白などのきれいな花を咲かせ、10月末ごろから紅葉し、赤い実をたくさんつけます。北アメリカ原産で大正時代に渡来したミズキ科ミズキ属の落葉 ...