スイセンノウ(酔仙翁)の赤い花

2022年6月23日

スイセンノウ

スイセンノウ(酔仙翁)は、直径が2~3cmの5弁の赤い花を咲かせるナデシコ科の多年草です。名前は、赤い花が酔った顔のように見えるセンノウ属の花であることに由来します。また、葉や茎が白い毛で覆われることから、フランネルソウとも呼ばれます。

スイセンノウ(酔仙翁)の赤い花

スイセンノウの花

スイセンノウの花

スイセンノウの花

いま、スイセンノウ(酔仙翁)の赤い花をよく見かけます。

冒頭の我が家の鉢植えも、5月ごろから咲き始め、咲き続けています。

花の大きさは、2~3cmぐらいで、花びらが5枚、きれいな赤紫で、よく目につきます。

最近の花かと思っていたのですが、南ヨーロッパ原産のナデシコ科センノウ(リクニス)属の多年草で、江戸時代末ころに渡来したようです。

花の色は、白や紫などもあるようですが、赤い花が酔っ払った顔を連想するとして「酔」(スイ)と、属名のセンノウ「仙翁」で、スイセンノウと名づけられたとのことです。

また、葉や茎に白い毛が生えていて、フェルトのような質感があるとして、フランネルソウの別名があります。

この花は、道路沿いの花壇などにもよく植えられています。

スイセンノウの花

スイセンノウの花

暑さや湿気にはあまり強くないようですが、育てやすいのでしょうか。よく伸びた茎が何か所かで枝分かれし、その先に花やツボミをつけており、元気に育っています。

花期は、5~10月ごろで、暑さを克服すれば長く咲き続けるようです。

このように長く咲き続けることからつけられた花言葉は、「私の愛は不変」で、6月18日、8月19日、8月26日の誕生花です

道路沿いに植えられたスイセンソウ

道路沿いに咲くスイセンソウ

通りかかった道路沿いに植えられていたので撮らせていただきました。

放置していたら草ボウボウでしょうが、このように手入れをされ、きれいな花を見せてもらえるのは、うれしいことだと思いますね。(^_^)

スイセンソウの葉や茎

スイセンソウの葉や茎

スイセンソウの葉や茎

先ほども書きましたが、写真のように、スイセンノウの葉や茎は白い細かな毛で覆われていて、全体に白っぽい色をしています。

葉は、先が細く根元が太くなった披針形で、葉柄はなく、茎に対生してついています。

また縁に鋸歯がなく全縁で、きれいな形をしています。

スイセンノウの根元

スイセンノウの根元

こちらは、我が家の鉢植えですが、根元からたくさんの葉が出ています。茎につく葉と形は同じですが、たくさんが束のようになって出ており、その間から茎がのびています。

寒さには強いようですが、高温多湿は苦手のようなので、注意したいと思います。

スイセンノウの基本情報・花言葉

スイセンノウ(酔仙翁)は、南ヨーロッパ原産のナデシコ科センノウ(リクニス)属の多年草で、江戸時代末ころに渡来したとされます。

名前の「酔仙翁」は、赤い花の色が、酔っ払った顔のようだとして「酔」が使われ、属名のセンノウ(仙翁)からつけられました。

また、葉や茎に白い毛が生え、フェルトのような質感があるとして、フランネルソウの別名があります。

学名は、Lychnis coronaria

英名は、Rose campion、Mullein pink

花期は5~10月で、茎の先端に直径2~3cmほどの、5弁の花を咲かせます。花のいろはピンク、白、紫などがあります。

葉は、先端が細く根元が広い披針形で葉柄がなく、茎に対生します。また、縁には鋸歯がなく全縁になります。

草丈は50~70cmで、茎は途中から枝分かれし、その先端に花が一つ咲きます。

小アジアやヒマラヤ地方では、全草を下剤や、切り傷の治療に使うとされ、根は肝機能保護に使用されるとのことです。

花言葉は、「私の愛は不変」で、6月18日、8月19日、8月26日の誕生花です

「私の愛は不変」は、花をつぎつぎにさかせ、長く楽しむことができることに由来すると言われます。

参照サイト

ヤサシイエンゲイ スイセンノウの育て方

花言葉-由来 スイセンノウ



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