60年程以前の、私が子供の頃の生活と今では雲泥の違いがあり、世の中の変化の目まぐるしさは驚き、呆れ、呆然とするばかりです。
田舎は過疎化し、都市は過密化が進みこの先どうなるかは、予測もつきません。戦後の急速な発展は目覚ましいものだったと思いますが、その裏で今の社会は多くの歪を抱えているようにも思います。
都会人が地方に分散して住むようになって、地方が活性化し、それに伴って都市の過密も解消方向に向かうことが期待できるとすれば、現状より住みやすい環境に近づけるのではないか。自然にふれあい、自然を理解しながら生活できれば、心の余裕を持ったより豊かな社会に近づけることが期待できるのではないか。明確な根拠を問われると窮する面もありますが、そのように思っています。
少なくとも、私は自然に近い暮らしの中から自立できる可能性に近づきたいと思っています。個人の力だけではどうすることもできませんが、自分なりに樹木や林産物を栽培することを中心に、将来につながる方向性を見出すための活動を行っていきたいとの思いがあります。
ただ、そのためには、インターネットを活用した都市部との交流や情報発信は不可欠であり、その方面のレベルアップも同様に重要だろうと考えています。