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6月に、庭のヒイラギ(柊)の実が、黒く熟しました。鳥が食べに来るだろうとトレイルカメラをセットし、数回写すことができました。ところが、突然に、想定外の猿がやってきて、食べていきました。彼らには、ヒイラギのトゲは痛くもかゆくもないようです。
ヒイラギ(柊)の黒い実を食べるヒヨドリと猿
ヒイラギ(柊)の黒い実
たくさんついたヒイラギの黒い実
昨年の11月に白い花を咲かせていたヒイラギにたくさんの黒い実がつきました。
こんなにたくさん実をつけるのかと、驚くほどでした。長さ十数mm、太さ4mmくらいの大きさです。
こんなに実っているんだから、鳥が食べにくるだろうと思って、トレイル カメラをセットしてみました。
カメラをセットすると、警戒するのでしょうか、それまでは来ていたようだった鳥が来なくなりました。
そのままにしておいたところ、何回か、写っていました。
ところが、ある朝、猿という思わぬ客がやってきて、美味しいのかどうかわかりませんが、食べていきました。
私が、留守にしていた朝に来たようです。
大きな猿が、ほとんど食べていったようで、その後は鳥も来なくなりました。
猿は、冬にナンテンも実を食べにくるのですが、ヒイラギの実を食べにくるとは、想外で驚きました。
動画処理が未熟ですが、のせて見ました。
ヒイラギの実を食べるヒヨドリ
ヒヨドリが、美味しそうに食べています。
ヒイラギの実を食べる猿
猿が、横取りにきて、むしゃむしゃと食べています。
ヒイラギの基本情報・花言葉
ヒイラギ(柊)は、台湾と日本の福島県以南に分布する、モクセイ科モクセイ属の常緑小高木です。
雌雄異株で、実は雌の樹につきます。育つ速度は遅いようですが、日当たりが良くない場所でも育つようです。
名前は、葉の縁のトゲに触るとヒリヒリと痛いことから、
「ヒリヒリと痛む」ことを表す日本語の古語動詞である「疼(ひひら)く・疼(ひいら)ぐ」が変化したものと言われます。
花期は11~12月で、花のあとにつけた実は、時間をかけて大きくなり、翌年の6~7月ごろに紫黒に熟します。
葉は対生し、長さ3~7cm、幅2~4cmで、表面は革質で硬く、クチクラ層のために光沢があります。
形は、楕円形状で、縁に鋭い鋸歯が2~5対でつきます。
ただし、古い樹では、葉のトゲがなくなるものもあるようです。
樹高は4~8m、樹皮は灰白色で、円形の皮目が見られます。
ヒイラギと名前がついた植物に、ヒイラギナンテン、ホソバヒイラギナンテン、ヒイラギモクセイなどがあります。
ヒイラギの花言葉は、「用心深さ」「先見の明」「保護」で、11月8日、12月7日、12月25日の誕生花です。
「用心深さ」は、葉にトゲがあるので不用意に近づくと痛いめにあうので注意が必要として、
「保護」は、トゲをつけて魔除けの効果があるとされることに由来するようです。
おわりに
まさか猿が食べに来るとは思いませんでした。 最初に鳥が食べに来ていましたが、ある日突然屋根伝いにやってきて、食べていきました。 ヒイラギの葉はトゲトゲしていて、触るととても痛いのですが、鳥や猿には平気なようです。 ヒイラギの実はそれほど美味しくはないでしょうが、よほど困っているようです。(・_・)
参照サイト
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