ハツユキカズラ(初雪葛)は、テイカカズラの園芸品種で、キョウチクトウ科 テイカカズラ属のツル性の常緑低木です。名前は、雪のようにきれいな白い葉の姿によります。別名は、フイリテイカカズラ(斑入り定家葛)。一年中きれいな葉を見せてくれるきれいな植物です。
いろどりがきれいなハツユキカズラ(初雪葛)
ハツユキカズラの葉
最近よく見かけるハツユキカズラです。
道沿いの花壇で育てられているのを撮らせていただきました。
以前は見かけなかったように思うのですが、いつのころからか、よく目にするようになりました。
寄せ植えやハンギング、グランドカバーなどで良く見かけますね。
ハツユキカズラは、テイカカズラの園芸品種といわれ、葉の形はよく似ています。
テイカカズラは、記事に書いていますので、こちらご覧ください。
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ツル性植物のテイカカズラ(定家葛)とスイカズラ(吸い葛)の花の違い
6月に、つる性植物のテイカカズラとスイカズラに花が咲いています。同じころ咲く花ですが、つぎのような違いがります。テイカカズラの花は直径は2cm程でいろが白く、花弁は5枚。一方、スイカズラは長さが3~4 ...
テイカカズラの緑もきれいですが、ハツユキカズラは華やかで、一段と人目をひくように思います。(^⊆^)
4月頃から伸び始める若葉は、ピンクいろをしていますが、次第に白に変化し、葉毎に緑や赤の、違った模様の斑点がつきます。
さらに、緑色に変わるので、いろんないろが入り混じって、なんとも言えないいろの取り合わせになるようです。
花は5~6月ごろに、テイカカズラの花と同じような、風車のような直径3cmほどの白い5枚の花びらの花を咲かせます。
つぎの写真は、テイカカズラの花ですが、これとそっくりな花を咲かせます。
花言葉は、「化粧」「素敵になって」「心の灯」で、9月18日の誕生花です。
ピンクの若葉から、白、緑に変化していくきれいな葉の様子からつけられた花言葉なんだろうと思います。
春から秋にかけてきれいな葉をつけて楽しませてくれますが、
晩秋になると赤く紅葉するので、一年中楽しむことができます。
こちらは11月に撮ったものですが、ブロックの壁にそって、元気に長く伸びています。壁を覆うほどの勢いを感じます。
つぎの写真は、こちらのハツユキカズラの全体の姿です。
溝に向かって垂れ下がっているように見えますが、このころになると赤い葉も増えれいて、まさに色とりどりできれいです。
夏から秋にかけてきれいな色をしていた、ハツユキカズラの葉ですが、
1月になるとつぎの写真のように、茶色く変わっていました。
寒い冬に耐えているようにも思います。
ハツユキカズラは、こまめに剪定することによって、きれいな若葉を楽しむことができます。
また、挿し木(6~7月ころ)や取り木(5~6月ころ)で、増やすことができるとのことです。
ハツユキカズラの基本情報・花言葉
ハツユキカズラ(初雪葛)は、テイカカズラの園芸品種で、キョウチクトウ科 テイカカズラ属の常緑性ツル性植物です。
名前は、雪のようにきれいな白い葉の姿によります。別名は、フイリテイカカズラ(斑入り定家葛)。
学名は、Trachelospermum asiaticum
英名は、Japanese star jasmine
花期は5~6月で、直径3cmほどの白い5枚の花びらの花を咲かせます。
葉は4月ごろから伸びはじめ、秋ぐらいまで展開します。
新しい葉はピンクから白の斑入り葉に変化し、やがては緑一色の葉に変化していきますが、
生育期は次々と新葉が出るため、一株でも変化に富んだ葉色を展開します。晩秋になると、赤く紅葉します。
蔓は、匍匐しながら覆うように伸びていく植物で、つるの長さは50cm以上になりますが、草丈は10〜30cm程度です。
ハツユキカズラ(初雪葛)の花言葉は、「化粧」「素敵になって」「心の灯」で、9月18日の誕生花です。
参照サイト
Wikipedia テイカカズラ
みんなの趣味の園芸 ハツユキカズラ
GARDEN STORY ハツユキカズラ
Chills Laboratory ハツユキカズラ