オレンジのクンシラン(君子蘭)の花が咲きました

2021年4月28日

クンシランの花期は3~5月で、2方向に分かれてついた長さ30cm 幅4cmほどの葉の間から伸びた茎の先に、集散花序で5~8個のラッパ状のオレンジ色の花を咲かせます。きれいなヒガンバナ科の多年草ですが、我が家のクンシランについて書きました。

オレンジのクンシラン(君子蘭)の花が咲きました

クンシランの花

咲いたクンシラン

亡くなった母が鉢植えにしていたクンシランの花が、初めて咲きました。

花の直径は6cm、散形花序でオレンジ色の花を5個咲かせています。

ツボミもついているので、しばらく楽しめそうです。

一昨年までは、葉が大きくなり、いくつもの株ができてはいましたが、

一度も咲いたことがなかったので、株分けしたのですが、うまくいったようです。

株分けで、大きな株が3個と小さな株2個できたのですが、

大きな3個は、全部咲きました。 \(^G^)/

以前書きましたが、カニサボテンも今年初めて咲いたのですが、

クンシランは、2~3年ごとに株分けをするほうがいいようですから、

いままでは、手入れ不足だったんでしょうね。

花茎が伸び始めたクンシラン(3月)

クンシランは寒さに弱いので、冬は玄関に置いていたのですが、

3月に葉の間から白いものが出てきたので、今年は咲きそうだなと思っていましたが、

その後、花茎(カケイ)が長く伸び、4月中ころから、花が咲き始めました。

鉢に植えたクンシラン

丈は50cmくらいで、たくさんの葉を出しています。

クンシランの葉

クンシランの葉

クンシランの葉は、写真のように左右に規則的に分かれた幅広の長い葉を出します。

常緑性なので、1年中、緑の葉をつけているので、葉も鑑賞の対象にされてきたようです。

茶色くなった葉

今回残念だったのは、葉の先が茶色くなっていることです。

肥料が多すぎたのでしょうか、あるいは昨年の春から秋にかけて、日に当てすぎて、日焼けしたのかもしれません

クンシランは、寒さに弱く、直射日光にも弱いとのことなので、気を付けないといけないようです。

(育て方については、「みんなの趣味の園芸」などに詳しく書かれています。)

株分けした子株

株分けした中には、まだ小さなものもあります。

クンシランは、株分けで増やすことができますが、種で増やすことが多いようです。

今年は、種ができれば、蒔いてみたいと思います。

クンシランの基本情報・花言葉

クンシラン(君子蘭)は、南アフリカ・タナール地方原産で、

ヒガンバナ科クンシラン属の常緑性の多年草です。

ランと名前がついていますが、ヒガンバナ科でランの仲間ではないようです。

クンシランの名前は、明治時代に伝来したクリビア(人名)・ノビリス(高貴の意味)という品種のノリビスに由来してクンシとつけられたと言われます。

2方向に分かれてつく厚く幅が広い緑色の葉や、長く伸びた花茎の先に咲く十輪前後のオレンジの気品のある花の姿は、この名前によく似合うと思います。

学名は、Clivia

英名は、Kaffir lily

花期は3~5月で、長く伸びた茎の先に、集散花序で5~8個のラッパ状の花を咲かせます。花の色は、オレンジ・黄・緑などがあるとのことです。

葉は、長さ40~50cm 幅3~5cmほどで厚みがあり、中心部から2方向に分かれて伸びます。ただ、いろんな種類があり、細葉や、中葉、広葉、斑入りなどがあります。

日本でよく栽培されているのは、オレンジの花が咲くクリビア・ミニアタと呼ばれる品種で、タネをまいてふやすとのことです。

半耐寒性の多年草なので、寒さには気をつける必要があります。

花言葉は、「高貴」「誠実」「情け深い」で、3月5日、3月15日の誕生花です

名前のクンシランに由来する花言葉と言われますが、こうありたいものです。

おわりに

長年、鉢植えで栽培しているのですが、いままで咲いているのを見たことが無かっただけに、今年咲いてくれたので、うれしくなりました。

花を咲かせようとすると、それなりに手入れをする必要があることを、あらためて思いました。

今年は、種を採って、蒔いてみたいと思っています。(^_^)

参照サイト

Wikipedia クンシラン属

みんなの趣味の園芸 クンシラン

花言葉-由来 クンシラン

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