アキノキリンソウ(秋の麒麟草)の黄色い花

アキノキリンソウは、秋に30~80cmほどの茎の先に、花序になって黄色い小さな頭状花をたくさん咲かせます。朝鮮半島や日本全土に分布するキク科の多年草で、花の後の実には綿毛がつきます。名前は、秋に花が咲き、キリンソウににていることに由来します。

アキノキリンソウ(秋の麒麟草)の黄色い花

アキノキロンソウの花

アキノキリンソウの花

近くの公園で、アキノキリンソウ(秋の麒麟草)がさいていました。

キク科アキノキリンソウ属の多年草で、草丈は80cm前後で、

真っすぐ伸びた茎の先に、穂状になって花を咲かせます。

花は頭状花で、中心部の筒状花と周辺部の舌状花からなります。

昔は普通に見られたお馴染みの花だったようですが、

最近はセイタカアワダチソウにとって代わられて、

写真のように、黄色く小さな花が咲く様子が、キリンソウ(麒麟草)ににているとして、

この名前がつけられました。

ただ、キリンソウは春から夏にかけて咲くベンケイソウ科の多肉性植物なので、

キク科のアキノキリンソウとは異なった種類になります。

別名は、アワダチソウ(泡立草)。花が穂状についた様子が、酒の発酵などのように泡立っているのとにていることに由来します。

よくにた名前の野草に、同じキク科アキノキリンソウ属のセイタカアワダチソウ(背高泡立草)がありますが、

草丈が1~2.5mと大きく、茎からたくさんの枝を出して花をつける点で、アキノキリンソウとは異なります。

アキノキロンソウのツボミと花

ここでは、いくつもの茎が伸び、

その先にたくさんのツボミと花がさいていました。

花言葉は、「予防」「用心」「警戒」「励まし」で、

8月13日、8月19日、8月30日、10月19日の誕生花です。

「予防」「用心」「警戒」は、黄色い花のいろによるとする説や、

花や葉などにつく毛によるとする説があります。

「励まし」は、薬効に由来するのかとも思いますが、どうでしょう。

アキノキリンソウの茎、葉

アキノキリンソウの茎と葉

こちらが、アキノキリンソウの全体の姿です。

葉は根元近くにつく根生葉と茎につく葉がありますが、

根生葉は花が咲くころには枯れてなくなり、茎につく葉が残ります。

茎葉は互生し、長さ4~9cmほどの披針形から楕円形状で、縁に鋸歯が見られます

有毒ではないので、若い葉はお浸しなどにして食べることができるようです。

いぜんは水田やため池などの周辺で一般的に見られた野草ですが、

環境の変化や外来植物などの影響もあり、最近は数が減少しているようです。

日本の在来種として、元気にさいてほしいと思います。

アキノキリンソウの基本情報・花言葉

アキノキリンソウ(秋の麒麟草)は、朝鮮半島や日本全土の日当たりのいい山地などに分布するキク科アキノキリンソウ属の多年草です。

名前は、春に咲くキリンソウ(ベンケイソウ科)の花ににた黄色い花を、秋に咲かせることからつけられました。

別名は、アワダチソウ(泡立ち草)。アワダチソウは、花穂の形が酒が発酵するときに発生する泡ににていることに由来します。

学名は、Solidago virgaurea var. asiatica

(キク科アキノキリンソウ属を総称する英名としてGoldenrodがあります。)

花期は8~11月で、茎の先に総状になって直径1cmほどの黄色い花をたくさんつけます。

花は頭状花で、中心部の筒状花と周囲についた舌状花からなります。

花の後につけた実には、短い綿毛がつきます。

葉は茎に互生し、長さ4~9cmほどの披針形から楕円形状で、縁に鋸歯が見られます。

若い葉は可食で、お浸しなどで食べることができ、

薬用にもされてきたとされます。

茎は枝分かれせずに伸び、30~80cmほどの高さに成長します。

近縁種に、ヨウシュアキノキリンソウミヤマアキノキリンソウオオアキノキリンソウなどがあります。

花言葉は、「予防」「用心」「警戒」「励まし」で、

8月13日、8月19日、8月30日、10月19日の誕生花です。

「予防」「用心」「警戒」は、黄色い花のいろによるとする説や、

花や葉などにつく毛によるとする説があります。

「励まし」は、薬効に由来するのかもしれませんね。

参照サイト

Wikipedia アキノキリンソウ キリンソウ

松江の花図鑑 アキノキリンソウ

季節の花 300  秋の麒麟草

みんなの趣味の園芸 アキノキリンソウ

イー薬草・ドット・コム  アキノキリンソウ

花言葉-由来 アキノキリンソウ

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