ヤリゲイトウ(槍鶏頭)の白と赤の花がきれいに咲いています。インド原産のヒユ科ケイトウ属の一年草から多年草で、普通のケイトウと違って、長く伸びるのが特徴です。たくさんの花を咲かせ、切り花にもされますが、ドライフラワーとしても楽しめます。
長く伸びて咲くヤリゲイトウ(槍鶏頭)の花
ヤリゲイトウの花
車で走っていると、よくヤリゲイトウ(槍鶏頭)の花を見かけます。
ケイトウの名前は花が、ニワトリ(鶏)のトサカ(鶏冠)ににていることに由来しますが、
この花はヤリ(槍)のように長く伸びていることから、ヤリゲイトウとよばれます。
別名は、久留米ケイトウ、クックスコム(cockscomb)で、
インド原産のヒユ科ケイトウ属の一年草もしくは多年草です。
よく見るのは、写真のような白とピンクの花ですが、
黄、橙、赤、紫などいろんな種類があるようです。
花言葉は、「気取り」「オシャレ」「風変わり」で、8月4日、8月29日、9月5日の誕生花です。
普通のケイトウとは違った形でさくので、つけられたのでしょうか。
ケイトウについては、以前記事にしていますので、よろしかったら、こちらもご覧ください。
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ニワトリのトサカ(鶏冠)のようなケイトウ(鶏頭)の赤い花
ケイトウ(鶏頭)は、奈良時代に渡来し、万葉集に詠まれたり、室町時代に狩野永徳に描かれています。今は、各種のカラフルな栽培品種が開発されていますが、アジアやアフリカの熱帯地方が原産地と推定されているヒユ ...
前の写真は、町中で見かけたもので、つぎの写真は畑のそばに植えられたものですが、
いろあいや、濃さが違っているようです。
最初は赤くさき、下から白く変化しているようですが、かわりかたも違っているのでしょうか。
でも、どちらもたくさんの枝から花序を伸ばして、元気よく咲いていて見栄えがします。
一本の花を撮ってみました。
長さは15cmほどでしょうか、まっすぐに伸びていて、ロウソクを連想してしまいました。
花によっては、上の方まで白くなっているものも見られるのも面白いですね。
こちらは、マクロで見た花の様子です。
小さな花がたくさんついていて、しろからピンクに変わっているのがわかるかと思います。
この写真ではよくわからないのですが、
花びらは5枚で、雄しべが5本、雌しべが1本ついているとのことです。
一つの花序に、いったいいくつの花が咲いているんでしょうか。
花の後につく実は球形で、熟すと割れ黒く光沢のある種を4~10個放出するとされます。
ヤリゲイトウの葉や茎
こちらは、茎と葉の部分ですが、
しっかりとした茎がのびて枝分かれし、葉を互い違いにつけています。
この茎や枝の先に花をさかせるので、たくさんの花がさくことになるんですね。
大きな株になって元気に咲くたくさんの白と赤の花、きれいでいいですね。
ヤリゲイトウの基本情報・花言葉
ヤリゲイトウ(槍鶏頭)は、インド原産のヒユ科ケイトウ属の一年草もしくは多年草です。
名前は、槍のようにとがった形をしたケイトウ(鶏頭)に由来します。
別名は、久留米ケイトウ、クックスコム(cockscomb)。
学名は、Celosia cristata
英名は、wheat celosia
花期は6~11月で、まっすぐに伸びた茎の先や葉の腋に、槍のような長い花序になって花を咲かせます。
花のいろは白とピンクからなり、たくさんの小さな花をつけて長く咲きますが、
花は、花被片が5個で、雄しべが5本、雌シベが1本つきます。
なお、花のいろは、黄、橙、赤、紫など各種あります。
花の後につく実は球形で、熟すと割れ黒く光沢のある種が4~10個放出されます。
葉は茎に互生し、長さ5~8cm 幅1~3cmで、卵形から披針形になります。
茎は直立して分枝し、草丈は高さ1mほどになります。
花は切り花にされますが、ドライフラワーとしても楽むことができます。
花言葉は、「気取り」「オシャレ」「風変わり」で、8月4日、8月29日、9月5日の誕生花です。
参照サイト
Wikipedia ケイトウ
EVERGREEN ヤリゲイトウ
BIGINNERS GARDEN ヤリゲイトウの特徴や育て方