ハッサク(八朔)の白い花と黄色い果実

2022年1月15日


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ハッサクは5月ごろに5弁の白い花を咲かせ、12~2月ごろに実が黄色く熟します。江戸時代末期に尾道市で原木が発見された日本原産の柑橘類で、栽培は関東以西の太平洋側が適していると言われます。少し苦みがある味が特徴です。

ハッサク(八朔)の白い花と黄色い果実

ハッサクの黄色い果実

実ったハッサクの果実

親戚のハッサク(八朔)の樹に、数個実がついていました。

毎年なにげなく見ていたのですが、いままでは何の樹かわからなかったのですが、調べるとハッサクのようです。

ハッサクはときどき食べることがあり、よく知っているので、間違いないだろうと思います。

温州ミカンなどにくらべると、すこし大きく苦みがある独特の味がします。

まさか、ここに植えられていたとは知りませんでした。(⌒ ⌒;)

ハッサクの実

こちらは、一つとったものです。

直径は6cmほどなので小さめですが、表面がつるつるして、夏ミカンの皮とは明らかに違います。

ハッサクは、近くに他の柑橘類が近くにないと実が大きくならないとのことなので、小さいのかもしれません。

江戸時代末期に尾道市で発見されて広まった日本原産の柑橘類ですが、寒さにはあまり強くなく、関東以西の太平洋側が栽培に適しているとされます。

ハッサクの白い花

ハッサクの花

ハッサクは5月ごろに、写真のような白い花を咲かせます。

温州ミカンなど、ほかの柑橘類とよくにています。

花びらは5枚で、筒状に合体したたくさんの雄しべが特徴で、いい香りがします。

ハッサクの葉・幹

ハッサクの葉

ハッサクの葉は革質で、長さ4~8cm 幅2~4cmほどの楕円形です。

表面は濃い緑色ですが、裏面は白っぽく見えます。

そして、葉の基部に翼のある「翼葉」がつきます。写真のように、葉が枝につく葉柄の部分に小さな膨らみがありますが、これが「翼葉」です。

なお、キンカンやユズなどの枝に見られるトゲはないようです。

ハッサクの幹

こちらが幹ですが、思ったより太く、直径は25cmくらいはありそうです。高さは4mくらいになっています。

樹皮は滑らかで暗灰色ですが、縦方向の筋状の模様がみられます。

ハッサクの基本情報・花言葉

ハッサク(八朔)は、日本原産のミカン科ミカン属の柑橘類で、常緑小高木です。

日本でのハッサクの栽培は、江戸時代末期に尾道市因島田熊町(旧因島市)の浄土寺で原木が発見されたことから始まったとされます。

現在は、和歌山を筆頭に、広島や愛媛で栽培されているようです。

名前は、旧暦の8月朔日(=1日)ごろに食べられるとしてつけられたと言われます。

ただ、実際にはこのころはまだ食べることができず、間違ってつけられたと考えられているようです。

実際には、12~2月ごろに収穫し、1~2か月熟成した後に出荷されます。

学名は、Citrus hassaku

英名は、Hassaku orange

花期は5月ごろで、白い花を咲かせ、いい香りがします。5枚の花びらがつき、筒状に一体になった雄しべがたくさんつきます。

果実は大きく、300~400gになり、明るいオレンジいろになり、表面はすべすべしています。

果汁は少な目で、皮が向きにくいことなどから、生産は減ってきているといわれます。

葉は互生し、長さ4~8cm 幅2~4cmほどの楕円形で、葉の基部には翼のような「翼葉」がつきます。

樹高は3~5m、樹皮は滑らかで暗灰色ですが、縦方向の筋状の模様がみられます。

寒さには強くないため、栽培敵地は関東以西の太平洋側とされます。

花言葉は、「純潔」「清純」「花嫁」、果言葉は「平安」、2月29日の誕生果です

参照サイト

Wikipedia ハッサク

庭木図鑑 樹木ペディア ハッサク

モノコトバ 2月29日の誕生果は「八朔」

植物の育て方や豆知識をお伝えするよ! ハッサク

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