キバナセンニチコウは、6~11月に、茎の先にオレンジやピンクの花を1個咲かせます。センニチコウの仲間は、テキサス~メキシコ原産の宿根性のキバナセンニチコウと、パナマやグアテマラ原産の一年草のセンニチコウがあります。ここでは両者の違いについて書きました。
キバナセンニチコウのオレンジやピンクの花と、センニチコウの違い
キバナセンニチコウの花や葉
センニチコウの花が、道沿の花壇で咲いていました。
たくさんのオレンジ色の花を、長く伸びた茎の先に一つづつけて、周囲を明るくしてくれています。
花はすこし縦長で、丈は70cmくらいでしょうか、私が今まで見た丸い花とは違うので、調べたところテキサスからメキシコ原産のキバナセンニチコウ(黄花千日紅)のようです。
私が知っていたのは、センニチコウ(千日紅)と呼ばれ、パナマやグアテマラが原産で、葉が幅広く、丸い形の花が咲く種類でした。
センニチコウの名前は、花期が5~11月と長く咲き、ドライフラワーにしても長期間にわたって色を保ち続けることに由来します。
ここの花は、春から咲いていましたが、車で通るたびにいつも見かけ、楽しませてくれています。(^_^)
花の直径は2~3cmくらいで、大きくはない花ですが、花に見えているのは苞なのだそうです。
(苞は、普通は花を支えるように花の下につく葉が変形したものです。)
この花がドライフラワーにしても、長くもとの色を保つのは、このためのようです。(^⊆^)
キバナセンニチコウの茎と葉を見てみました。
茎は太さは5mmくらいで、70cm程の高さに伸び、その先に一個の花をつけています。
また、葉は茎に対生し、細長い形をしています。
もう一方のセンニチコウの葉は、キバナセンニチコウにくらべて幅が広く、この点でもが両者が違うようです。
こちらは、別の空き地で見かけたセンニチコウの仲間ですが、
花茎は長くはないのですが、葉の幅が細く、キバナセンニチコウと思われます。
ピンクの花も、オレンジと同じようにきれいですね。
花の中から覗いている黄色いものは、シベ(蕊)のようです。
センニチコウの花と葉
こちらは、素材集から使わせてもらったセンニチコウ(千日紅)の紅紫色の花です。
キバナセンニチコウとそっくりなきれいな花ですが、花が丸く、葉の幅が広いことがわかるかと思います。
センニチコウの花のいろは、他に、白、ピンクなどもあるようです。
センニチコウ全般の花言葉は、「色あせぬ愛」「不朽」で、8月14日、9月22日の誕生花です。
花言葉は、センニチコウが長い期間咲くことやドライフラワーでも楽しめることに由来していると言われます。
センニチコウの基本情報・花言葉
センニチコウ(千日紅)には、センニチコウと呼ばれるパナマやグアテマラ原産のグロボーサ種(G. globosa)と、
キバナセンニチコウ(黄花千日紅、別名:アメリカセンニチコウ)と呼ばれるテキサスからメキシコ原産のハーゲアナ種(G. haageana)があります。
両者はヒユ科センニチコウ属ですが、センニチコウは一年草で、キバナセンニチコウは宿根性です。
センニチコウ(グロボーサ系)は品種が多く、葉が広めですが、キバナセンニチコウ(ハーゲアナ系)は葉が細長く花茎が長い点が違います。
センニチコウの名前は、花が咲き続け、ドライフラワーとして長い期間楽しまれることに由来します。
学名は、Gomphrena globosa
英名は、globe amaranth, bachelor's button
花期は6~11月と長く、花径は2~3㎝で、花に見えるのは苞(ホウ)になります。
葉は対生し、鋸歯がありませんが、両者違いは次のような点があります。
センニチコウは花色が白、ピンク、紅紫などがあり、葉は幅広、草丈は30~50cmで、
キバナセンニチコウは花色がオレンジ、ピンク、桃赤色で、葉は細め、草丈は50~60cmになります。
センニチコウ全般の花言葉は、「色あせぬ愛」「不朽」で、8月14日、9月22日の誕生花です。
花言葉は、センニチコウが長い期間咲くことやドライフラワーでも楽しめることに由来していると言われます。
参照サイト
Wikipedia センニチコウ
みんなの趣味と園芸 センニチコウ
花言葉-由来 センニチコウ