キバナセンニチコウのオレンジやピンクの花と、センニチコウの違い

2021年10月16日

キバナセンニチコウは、6~11月に、茎の先にオレンジやピンクの花を1個咲かせます。センニチコウの仲間は、テキサス~メキシコ原産の宿根性のキバナセンニチコウと、パナマやグアテマラ原産の一年草のセンニチコウがあります。ここでは両者の違いについて書きました。

キバナセンニチコウのオレンジやピンクの花と、センニチコウの違い

キバナセンニチコウの花や葉

キバナセンニチコウの花々

センニチコウの花が、道沿の花壇で咲いていました。

たくさんのオレンジ色の花を、長く伸びた茎の先に一つづつけて、周囲を明るくしてくれています。

花はすこし縦長で、丈は70cmくらいでしょうか、私が今まで見た丸い花とは違うので、調べたところテキサスからメキシコ原産のキバナセンニチコウ(黄花千日紅)のようです。

私が知っていたのは、センニチコウ(千日紅)と呼ばれ、パナマやグアテマラが原産で、葉が幅広く、丸い形の花が咲く種類でした。

センニチコウの名前は、花期が5~11月と長く咲き、ドライフラワーにしても長期間にわたって色を保ち続けることに由来します。

ここの花は、春から咲いていましたが、車で通るたびにいつも見かけ、楽しませてくれています。(^_^)

たくさん植えられたキバナセンニチコウ

花の直径は2~3cmくらいで、大きくはない花ですが、花に見えているのはなのだそうです。

(苞は、普通は花を支えるように花の下につく葉が変形したものです。)

この花がドライフラワーにしても、長くもとの色を保つのは、このためのようです。(^⊆^)

キバナセンニチコウの茎と葉を見てみました。

キバナセンニチコウの茎と葉

茎は太さは5mmくらいで、70cm程の高さに伸び、その先に一個の花をつけています。

また、葉は茎に対生し、細長い形をしています。

もう一方のセンニチコウの葉は、キバナセンニチコウにくらべて幅が広く、この点でもが両者が違うようです。

ピンクのキバナセンニチコウの花

こちらは、別の空き地で見かけたセンニチコウの仲間ですが、

花茎は長くはないのですが、葉の幅が細く、キバナセンニチコウと思われます。

近くでみたキバナセンニチコウ

ピンクの花も、オレンジと同じようにきれいですね。

花の中から覗いている黄色いものは、シベ(蕊)のようです。

センニチコウの花と葉

紅紫のセンニチコウ(千日紅)

こちらは、素材集から使わせてもらったセンニチコウ(千日紅)の紅紫色の花です。

キバナセンニチコウとそっくりなきれいな花ですが、花が丸く、葉の幅が広いことがわかるかと思います。

センニチコウの花のいろは、他に、白、ピンクなどもあるようです。

センニチコウ全般の花言葉は、「色あせぬ愛」「不朽」で、8月14日、9月22日の誕生花です

花言葉は、センニチコウが長い期間咲くことやドライフラワーでも楽しめることに由来していると言われます。

センニチコウの基本情報・花言葉

センニチコウ(千日紅)には、センニチコウと呼ばれるパナマやグアテマラ原産のグロボーサ種(G. globosa)と、

キバナセンニチコウ(黄花千日紅、別名:アメリカセンニチコウ)と呼ばれるテキサスからメキシコ原産のハーゲアナ種(G. haageana)があります。

両者はヒユ科センニチコウ属ですが、センニチコウは一年草で、キバナセンニチコウは宿根性です。

センニチコウ(グロボーサ系)は品種が多く、葉が広めですが、キバナセンニチコウ(ハーゲアナ系)は葉が細長く花茎が長い点が違います。

センニチコウの名前は、花が咲き続け、ドライフラワーとして長い期間楽しまれることに由来します。

学名は、Gomphrena globosa

英名は、globe amaranth, bachelor's button

花期は6~11月と長く、花径は2~3㎝で、花に見えるのは苞(ホウ)になります。

葉は対生し、鋸歯がありませんが、両者違いは次のような点があります。

センニチコウは花色が白、ピンク、紅紫などがあり、葉は幅広、草丈は30~50cmで、

キバナセンニチコウは花色がオレンジ、ピンク、桃赤色で、葉は細め、草丈は50~60cmになります。

センニチコウ全般の花言葉は、「色あせぬ愛」「不朽」で、8月14日、9月22日の誕生花です

花言葉は、センニチコウが長い期間咲くことやドライフラワーでも楽しめることに由来していると言われます。

参照サイト

Wikipedia センニチコウ

みんなの趣味と園芸 センニチコウ

365花撰 センニチコウ キバナセンニチコウ

花言葉-由来 センニチコウ

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