ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)は、7~8月に、花茎にオレンジの花を2列に穂状に咲かせます。園芸名は、クレコスミアやモントブレアと呼ばれますが、世界的に野生化しているといわれます。南アフリカ原産で、アヤメ科フリージア属の多年草です。
ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)のオレンジ色の花
ヒメヒオウギズイセンの花
近所の知人の花壇で咲くヒメヒオウギズイセンの花です。
ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)の名前は、葉がヒノキ(檜)で作られたオウギ(扇)ににており、ヒオウギズイセンより小さいためにヒメ(姫)とつけられたとのことです。なお、園芸品名では、クロコスミアやモントブレチアなどと呼ばれるようです。
長く伸びた花茎に2列に並んだ穂状花序になって、オレンジ色の花をたくさんつけています。
花は、下を向いているものが多く、花びらは楕円形状で6枚ついています。
雄しべは3本で、先端が3つに分かれた雌しべが、長く伸びています。
夏を感じさせるオレンジがきれいな花だと思います。
花期は7~8月で、あちこちで、いま盛んに咲いているのを見かけます。
ヒメヒオウギスイセンは、南アフリカ原産のアヤメ科フリージア属の球根性の多年草です。花の後につく種子を落して発芽するとともに、地下茎でもふえるため、繁殖力が強く、野生化もしているようです。
花壇の植える場合は、他の草木への影響を考慮したほうがいいのかもしれません。(・_・)
この花壇では、たくさんのヒメヒオウギズイセンが咲いていますが、どんどん増えるているようです。
ヒメヒオウギズイセンの葉
草丈は0.5〜1mになりますが、葉は根生し、披針形で、長さ30~50cm 幅5〜35mmと長く伸びています。
花茎は、上によくのびますが、2〜4枝に枝分かれして花穂をつけています。
細長く伸びたきれいな緑の葉と、たくさん咲いた鮮やかなオレンジが人目を惹き、楽しませてくれます。
ヒメヒオウギズイセンの基本情報・花言葉
ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)は、南アフリカ原産で、アヤメ科フリージア属の球根性の多年草です。
ヒメヒオウギズイセンの名前は、葉がヒノキ(檜)で作られたオウギ(扇)ににており、ヒオウギズイセンより小さいためにヒメ(姫)とつけられたとのことです。
ヒオウギズイセンとヒメトウショウブとの交配種で、学名はCrocosmia x crocosmiiflora。園芸品種名では、クロコスミアやモントブレチアなどと呼ばれるようです。
英名は、Montbretia
乾燥や湿地にも強く繁殖力が強いため、全世界で野生化しているとのことです。日本でも、人家近くに野生化していることがあるようです。
佐賀県では、移入規制種の指定を受けており条例で栽培は禁止されているとのことです。
花期は7~8月で、花の大きさは3cmくらいの筒状のオレンジ色の花を、茎に2列になって穂状につけます。花被片は楕円形状で6枚あり、基の部分で筒状に合着しています。
果実は蒴果で、球形です。
葉は披針形で根生し、長さ30~50cm 幅5〜35mmくらいで、草丈は0.5〜1mになります。
地下には球茎がついており、地下茎を伸ばしてその先に、新しい球根をつけて増えます。
ヒメヒオウギスイセンは、種子で増えますが、球根でもふえる繁殖力の強い草花です。
ヒメヒオウギスイセン(クロコスミア、モントブレチア)の花言葉は、「陽気」「楽しい思い出」「謙譲の美」で、6月25日、8月6日、8月15日、9月4日の誕生花です。
参照サイト
Wikipedia ヒメヒオウギズイセン
みんなの趣味の園芸 クロコスミア
新牧野日本植物図鑑(2008) ひあうぎずゐせん
弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」 ヒメヒオウギズイセン
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