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オニユリ(鬼百合)のオレンジ色の花が咲き始めました。オレンジの花びらに、黒っぽい色の点々がついた様子が、鬼(のパンツ)を連想させるのでオニユリと名づけられた聞きました。オニユリによくにた、近縁種のコオニユリ(小鬼百合)との違いについても書きました。
オニユリ(鬼百合)とコオニユリ(小鬼百合)の違い
オニユリ(鬼百合)
オニユリ(鬼百合)の花
10年ほど前から、庭に背丈ほどのオニユリ(鬼百合)が数本咲いていました。
オニユリの丈は、1~2mほどになります。
生えている場所は、半日陰で、すこし湿っぽいところなのですが、環境が適しているようで、
毎年、ムカゴ(零余子)を落として自然に増えています。
上の写真の、葉の付け根についている黒いものが、ムカゴです。
丸くて黒い色をしていますが、手で触ると簡単に採れます。
こちらは採ったムカゴです。
このように、根を出しているものも見られます。
オニユリの花は、橙に濃い紺色の斑点がついた花びらが
、後ろにそりかえり、6本の雄しべと、雌しべが下に伸びた、かわいい形をしています。
毎年、ヤマユリの白、サルスベリのピンクと同じ、夏の暑い時期に咲いて楽しませてくれます。
花びらの斑点が、赤鬼を連想させるので、オニユリと名付けられたとのことです。
ここで大きく育った球根を、近くの畑の隅に植えたところ、そこでも繁殖して増えてきました。
ムカゴを採り、プランタに蒔いて乾かないようにしておくと、翌年には、小さな苗が育ってきます。
このように、比較的育てやすい花のように思います。
オニユリ(鬼百合)の基本情報・花言葉
オニユリは、グアム東部、中国、朝鮮半島に自生し、古い時代に中国から伝来したと言われるユリ科ユリ属の多年草で、日本全土で見られます。
斑点の付いた花びらの形や色が、鬼を連想させるとして、オニユリと名づけられたといわれます。
別名はテンガイユリ(天蓋百合)。
英名は、Tiger liliy
高さは2mほどになり、球根は食用になります。茶碗蒸しなどを連想しますが、色んなレシピにつかわれるようです。
オニユリは、ムカゴを蒔いてから2年程度で花が咲くようになります。ヤマユリは5年ほどかかるので、これに較べると育てやすいと思います。
ムカゴを付けるユリはオニユリだけだそうなので、ユリの苗を見分ける時の手がかりにもなります。
オニユリの花言葉は、「愉快」「陽気」「華麗」「賢者」。
大きくそだち、オレンジ色の鮮やかな花を咲かせるイメージから名付けられたとのことです。
近縁種のコオニユリ(小鬼百合)
オニユリ(鬼百合)の近縁種に、コオニユリ(小鬼百合)があります。
花は、オニユリとそっくりで、日本全土に生育します。
コオニユリは、オニユリとはつぎの点が違います。
- 背丈は、オニユリ(1~2m)より小さく、60cmほど
- オニユリにつくムカゴがない
なお、ユリ根として食べられるのは、コオニユになります。オニユリは苦みがありますが、コオニユリには苦みがないためです。
コオニユリを増やす方法は、花のあとにつく蒴果の中にできる種を蒔きます。
オニユリとコオニユリは、良くにていますが、生存戦略は大いに違っているんですね。
なぜ、違うのか? 植物にもこだわりがあるんでしょうか。その方が、大きな環境変化があっても、生きのびる確率は高くなるとは言えるんでしょうが・・・
花言葉は、「賢者」で、12月3日の誕生花です。
参照サイト
Wikipedia オニユリ
みんなの趣味の園芸 コオニユリ
HORTI オニユリ