5月になり、ブナの新緑が鮮やかな姿を見せ始めました。我が家の庭に植えた、ブナの樹は冬に長くつけていた枯れ葉が落ち、ふくらんでいた冬芽から、爆発するようにきれいな新芽が飛び出して来ました。どんどん姿を変える若々しい緑は、みごとです。
ブナの新緑
この季節に出てくるブナの新緑は、ご覧のようにキラキラとして、まるで輝いているように見えます。
以前、この樹を欅だと思っていましたのですが、知人からブナだと教えてもらいました。
ブナも、クヌギと同じように冬に枯れ葉を枝に付けていますが、4月頃に新緑が出現し、上の写真のように綺麗な色を見せてくれます。
次の写真が、4月の葉が出かけた頃のものです。暖かさを待ちかねたように、あちこちから新緑が飛び出してきます。
これを見ると、私も力をもらいます。葉には産毛のような白い毛のようなものをつけていますが、すこしたつと、最初の写真のように輝いてきます。
金属かプラスチックのようにも思えますが、いかがでしょうか。
この樹は、庭に植えられていますが、落葉高木なので、放置するとどんどん大きくなってしまいます。庭木にするのは、考え物だと思いますね。
ブナの取り木
写真の緑の部分が取り木を仕掛けている場所です。昨年実施したのですが、まだ根が出ていないのでそのままにしています。
次の写真が、成功した取り木で作った鉢植えです。
ブナの木は発根しにくい方だと思います。取り木の仕方としては、発根させたい部分に針金を巻いて締め付け、その周囲に水苔を巻つけてビニールで覆います。
針金の巻き方とともに、水苔の水分を保つことが大切です。
以前とった新緑の写真をご覧ください。
ちなみに、11月はどうでしょうか。
まったく違った姿です。
季節によって、大きく違う姿を見せてくれるのも、たのしいとおもいますが、どうでしょうか。
おわりに
庭に植わっているブナの樹の新緑が綺麗です。冬の間、枯れ葉を枝につけていましたが、きれいな緑に変わりました。
樹の葉は、刻々とその様子を変えて行きます。
参照サイト
Wikioedia ブナ
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