サンパラソルは、中央アメリカから南米が原産のつる性の常緑低木で、サントリーフラワーズによって開発された園芸植物です。花期は7~10月で、枝分かれしたツルの先に、複数の5弁の花を咲かせ、楽しませてくれます。
真夏の太陽のもとで咲くサンパラソル
いかにも夏の花を連想させる名前のサンパラソル。
花の形が、砂浜で使われるサンパラソルににているとして、
この名前がつけられたとか。
南米が原産のツル性低木で、
キョウチクトウ科に属します。
キョウチクトウは有毒ですが、
サンパラソルには毒性は認められないとのことです。(^⊆^)
学名がマンデビラで、サマードレスとも呼ばれます。
7月にホームセンタでかったもので、
その後咲き続けています。
花期は5月~10月なので、
長く楽しませてくれそうです。
買ったのは赤ですが、白やピンクの花もあるようです。
アサガオの花ににたロート状の花を咲かせますが、
花の直径は7cmほどで、先端が5枚に分かれています。
花は良く伸びたツルの先の咲き、
1週間ほど形を保ってしぼみますが、
そばにいくつものツボミをつけて、
つぎつぎに咲き続けます。
もちろん花は綺麗ですが、
このようにいくつもつけるくるくる巻いたツボミも可憐で
楽しませてくれます。
花言葉は、「固い友情」、「固い約束」。
ツボミがいくつも付き、つぎつぎに花を咲かせることからつけられた花言葉のようですが、どうなでしょうか。
サンパラソルの茎や葉
こちらが、我が家のサンパラソルです。
小さな鉢で窮屈そうですが、
高さは70cmほどで
元気に花を咲かせています。
このように、地面から伸びた茎が枝分かれし、
ツルになって伸びてその先に花を咲かせています。
支柱を立て、肥料をあげればもっと花が咲くのかと思います。
葉は光沢がありきれいな緑です。
ツルに対生しており、
長さ4~6cm 幅2~3cmほどの楕円状で、
鋸歯はみられません。
夏の暑さに負けそうなまいにちですが、真っ赤なサンパラソルをみていると元気をもらえそうです。
サンパラソルの基本情報・花言葉
サンパラソルは、中央アメリカから南米原産のキョウチクトウ科マンデビラ属の一年草のつる性低木で、サントリーフラワーズが開発した園芸品種です。
原産地では多年草ですが、耐寒性が低く、日本では一年草として扱われます。
名前は、花の形が日傘のような形で有るとしてつけられたといわれます。
学名は、Mandevilla
ブエノスアイレス駐在のイギリス公使であった、マンデビル'に由来します。
花期は7~10月で、ツル性で伸びた枝の先に、複数の直径7~8cmの花を咲かせます。
花は、花びらの先が5枚に分かれ、根元が一つになった合弁花で、
赤、白、ピンクなどのいろがあります。
茎はつる性で、枝分かれしながら伸び、高さ1.5mほどになります。
葉は、光沢があり鋸歯がなく、対生します。
サンパラソルには、
つるの長さが1.5mほどのサンパラソル、
2mほどになるサンパラソルビューティ、
3mほどになるサンパラソルジャイアントなどの種類があります。
サンパラソルは、キョウチクトウ科ですが、毒性成分は含まれていないとされます。
花言葉は、「固い友情」、「固い約束」で、5月8日の誕生花です。
参照サイト
水と生きるSUNTORY サンパラソル
田中正造とその郷土 サンパラソル
趣味の花図鑑 サンパラソル
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