オレガノは、7~10月に、長くのびた茎の先に、花序になって白い花をたくさん咲かせます。地中海沿岸原産のシソ科ハナハッカ属の多年草で、古代ギリシャ時代から、香料、芳香剤、鎮痛剤などとして利用され、日本へは江戸時代末期に渡来したと言われます。
オレガノ(ハナハッカ:花薄荷)の白い花
オレガノの花
オレガノ(ハナハッカ:花薄荷)は、ギリシャ語の「oreganum:山の喜び」に由来して名づけられたと言われ、
古代ギリシャ時代から、薬用や料理などに使われてきたハーブです。
地中海沿岸が原産のシソ科ハナハッカ属の多年草で、7~10月に、写真のような白い唇形花を花序になって咲かせます。
ご覧のように、上唇は円形で直立し、下唇は3枚に分かれて垂れ下がっています。
そして、上下の唇の間に、長くなった雌しべが1本と、4本の雄しべがついていますが、唇から長く飛び出しています。
先日記事にした、サルビア・ガラニチカ(メドーセージ)もシソ科の唇形花で、
上唇と下唇に分かれた花でしたが、オレガノとはかなり違っていました。
唇形花にもいろいろな形があるようで、おもしろいと思います。
少し離れてみると、それぞれが勝手な方向に、思い思いに咲いているようです。
花序は、長く伸びた茎の先についており、穂状花序が円錐状についたもので、直径は5cmほどになります。
オレガノの花言葉は、「あなたの苦痛を除きます」「自然の恵み」「富」「財産」です。
「あなたの苦痛をのぞきます」は、葉や茎に、鎮痛、殺菌などの薬効があることから、
「自然の恵み」「富」「財産」は、料理やハーブティ、ポプリなどいろんなことに利用されることからつけらたと言われます。
昔からよく利用されてきてつけられたようで、あやかりたいいい花言葉ですね。(^⊆^)
写真のように、いくつも伸びた穂状花序の先にいくつもの花をつけて、咲いています。
花の下についている赤褐色っぽいものは、葉が変形した苞葉と呼ばれるもので、連なってついています。
オレガノの茎や葉
オレガノの花茎はよく枝分かれして高く伸びており、その先端に花序をつけますが、
茎の断面は四角形で、表面には短い毛が生えています。
葉は、長さ1.5cmほどの卵形で先が尖っていますが、鋸歯は見られません。
茎に一定の間隔をおいて、輪生するように対生しています。
オレガノは、ハーブとして、薬用、料理、ポプリなどとして有用で、花としても楽しまれることを知りました。
オレガノの基本情報・花言葉
オレガノ(ハナハッカ:花薄荷)は、地中海沿岸が原産のシソ科ハナハッカ属の多年草です。
オレガノは、古代ギリシャの時代から、香料、芳香剤、鎮痛剤などで使用されてきたと言われ、
名前は、ギリシャ語の「oreganum:山の喜び」に由来しているとされます。
日本へは江戸時代末期に渡来したと言われ、
花がきれいでハッカのような匂いがするため、和名はハナハッカ(花薄荷)と名づけられました。
別名は、ワイルド・マジョラムで、近縁種のマジョラムににているとされます。
学名は、Origanum vulgare
英名は、oregano
花期は7 ~10月で、枝分かれして伸びた茎の先端に5cmほどの花序になって、直径4 ~7mmの白やピンクなどの唇形花をたくさん咲かせます。
花序は穂状花序が、円錐状になってついており、たくさんの花をつけています。
花は、上唇は円形になって上向き1枚につき、下唇は下に伸びて3裂し、
4本の雄しべと1本の雌しべがつき、花びらより長く飛び出します。
葉は対生し、長さ1.5cmほどの小さな卵形で、縁に鋸歯は見られません。
茎は、断面が四角形で短毛が生え、根元から密に直立または斜上してたくさんに枝分かれします。
草丈は、30~90cmになります。
オレガノの花言葉は、「あなたの苦痛を除きます」「自然の恵み」「富」「財産」で、3月15日、5月28日、7月5日、11月15日、12月21日の誕生花です。
「あなたの苦痛を除きます」は、葉や茎に、鎮痛や殺菌などの薬効があるため、「自然の恵み」「富」「財産」は、料理、ハーブティ、ポプリなどいろんなことに利用されることに由来します。
参照サイト
Wikipedia オレガノ
BIGINNERS GARDEN オレガノ
ガーデニングの図鑑 オレガノ
みんなの趣味の園芸 オレガノ
ヤサシイエンゲイ オレガノ
HANA SAKU オレガノ
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