オルレア(オルラヤ)の、レース編みのような白い花が咲いていました。ヨーロッパ原産のセリ科の花で、60cmほどの草丈の先端に花序になって咲く姿は、きれいで目を引きます。植えられた庭先でたくさん咲き、こぼれ種で道路にも生えてきているようです。
レース編みのようなオルレア(オルラヤ)の白い花
オルレアの白い花
レース編みを思わせるオルレア(オルラヤ)の白い花がきれいに咲いています。
中心部にたくさんの小さな花がつき、その周辺に先端が丸くなった卵形の花びらをつけた花の集まりが、茎の先端に花序になってついています。花序の大きさは15cmほどと大きく、華やかです。
茎は下の方からいくつにも枝分かれし、その先で咲くので、たくさんの花がついていています。
オルレアはヨーロッパ原産のセリ科の花で、3月ごろから先始め、7月ごろまで長く咲き続けますが、夏の暑さには弱いと言われます。花壇ではバラなどと一緒に植えられたりするようですが、切り花としても流通しています。
レース編みのような花の雰囲気からつけられたといわれる花言葉は、「ほのかな想い」「可憐な心」。
道路沿いに生えていたオルレアは、花壇からのこぼれ種から育ったようですが、元気に花を咲かせ、そばについたツボミが花を咲かせようとしているようです。
咲きかけたツボミは、クシャクシャで見栄えはよくはないですが、元気よく咲きそうな勢いを感じさせます。
こちらは、道路沿いの花壇に植えられ、たくさんで咲くオルレアの花々です。
茎の先端の一点から、たくさんの花茎を出して花をつけているのがわかります。
中には、花が終わって実をつけたものも見られるようです。オルレアの実は、棘のような毛でおおわれており、たくさんにあまってつきます。
オルレアの葉
オルレアの根元を見てみました。
比較的狭い間隔で枝分かれしているようですが、そこから葉が出ています。ご覧のように、ニンジンのような感じの羽状複葉で、細かで繊細な葉になっています。
近くのコンクリートの隙間でも小さな苗が育っていました。まだ小さな苗ですが、これから大きくなって花をさかせようとしているようです。
オルレアの基本情報・花言葉
オルレア(オルラヤ)は、ヨーロッパ原産のセリ科オルレア属の一年草または多年草です。
夏の暑さに弱いので枯れてしまうことが多く、一年草として扱われることが多いようですが、切り花としても流通しているようです。
別名は、オルラヤ・ホワイトレース、オルレア・グランディフローラなど。
学名は、Orlaya grandiflora
英名は、Orlaya
花期は3~7月で、茎の先端に散形花序で直径15~20cmの白いレースのような花を咲かせます。
花序は、中心部に咲くたくさんの小さな花の周囲を大きな花びらを持った花が囲って咲きます。
花のあとには、棘のような突起物がある実をつけ、こぼれ種でも増えます。
葉は羽状複葉で細かく深い切れ込みがあります。
草丈は60cmほどで、茎はよく分枝して育ち、たくさんの花を咲かせます。
オルレアの花言葉は、「ほのかな想い」「可憐な心」です。
参照サイト
LOVEGREEN オルレア
ガーデニングの図鑑 オルレア ホワイトレースの育て方
花と緑の図鑑 オルレア ホワイトレース
弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」 オルラヤ(オルレヤ)