ツクシ(土筆)が顔を出しました

2022年3月21日

ツクシ(土筆)が顔を出しました

花壇のツクシ

花壇のツクシ

我が家の花壇に毎年芽を出すツクシが、今年も顔を出しました。

この土地は、もとは田んぼだったと聞いているので、その名残りだろうと思います。

ツクシを見ると、キャンディーズの「春一番」を軽快なリズム、歌が浮かんできます。

可愛い形をした、春を告げるうれしい子ですね。

ツクシは、茎についた葉である袴や、先端の穂を取って炒めものなので、いただくことができます。

ツクシとスギナは、一体のツタ科の植物で、ツクシは胞子茎で先端に穂状の胞子をつけ、胞子を拡散します。

ツクシの名前は、スギナのそばについて出るので「付く子」、胞子茎が袴で継がっているので「継く子」として、ツクシと名付けられたといわれます。

また、土筆と書かれるのは、顔を出したツクシが袴に覆われ、筆のように見えることに由来します。

ツクシの胞子

ツクシの先端は、たくさんの胞子がついていて、熟すと胞子を拡散し、枯れます。

胞子茎を追いかけるように、緑のスギナが出てきます。

ツクシとスギナ

スギナ

小さなスギナ

我が家の花壇でも、小さなスギナが出てきています。

スギナは、スギ(杉)のような葉をし、若いものは食べることができるので、ナ(菜)と名付けられました。

こちらは、栄養茎と呼ばれ、葉緑体を含むたくさんの葉をつけ、光合成を行います。

ツクシとスギナ

草丈は、数十cmほどになるといわれ、この植物の成長を促進する役割をしているようです。

元気よく繁殖するので、花壇では厄介なものですが、薬用にされることもあるようです。

大きく育つスギナ

ツクシが枯れたあとは、このように、スギナだけが元気に育っているのをよく見かけます。

このスギナも秋には枯れて、姿を消しますが、翌年はまた、今年のように顔を出します。

本日も読んでいただきありがとうございました。

ツクシの基本情報・花言葉

ツクシ(土筆)は、日本全土のどこでも見かける、トクサ科トクサ属のシダ植物です。日本に自生するトクサの仲間では、最小のものと言われます。

そして、胞子茎はツクシ、栄養茎はスギナと呼ばれます。

ツクシの名前は、スギナについて出てくるので「付く子」、茎が袴の部分で継がれているように見えるので「継く子」と、されたこと由来すると言われます。

スギナ(杉菜)は、葉が杉の葉ににており、若い葉は食べられるために「ナ(菜)」がつけられたと言われます。

また、土筆と書かれるのは、ツクシの胞子茎が小さい時は、全体が袴で覆われ、筆のように見えることから、このように書かれるようになったと言われます。

3月ごろに胞子茎(ツクシ)が、伸びて胞子を放出し,出し終わった後は、枯れますが、若いころのツクシは、茎についた袴や先端の穂を取って、炒めものなどで食べられます。

4月ごろになると、スギナが伸びて来ます。葉には、葉緑体か含まれており、光合成が行われ、大きくなります。草丈は、数十cmほどになることもありますが、秋には枯れます。

なお、スギナは、薬用としても使われてきました。

ツクシの花言葉は、「向上心」、「驚き」で、3月6日日の誕生花です。

参照サイト

Wikipedia ツクシ

LOVEGREEN  ツクシ

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