細長く肉厚の葉をつける常緑性シダ植物、ノキシノブ(軒忍)

2022年2月3日


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ノキシノブは、直射日光が当たらない樹の幹や枝などで良く見られます。薄緑いろをした細長い葉で、すこし肉厚の常緑性ウラボシ科のシダ植物です。花や実をつけず、葉の裏につく丸い形の胞子嚢から出る胞子によって増えます。花言葉は、「絆」「信じる心」。

細長く肉厚の葉をつける常緑性シダ植物、ノキシノブ(軒忍)

樹についたノキシノブ

樹についたノキシノブ

こちらは、我が家のシンパク(真柏)の樹に生えているノキシノブです。シンパクの葉が茂っているので、幹が日陰になっていて、そこにたくさんついています。

ノキシノブは、このような日陰や、直射日光があまり当たらない場所に生えることが多いようです。

ちなみに、冒頭の写真は、ニシキギに生えたノキシノブです。同じノキシノブですが、葉が立ち上がっていたり、垂れ下がっていたり、いろいろな形で生えるようです。

ノキシノブは、先日記事にしたマメズタ(豆蔦)と同じ、ウラボシ科のシダ植物で、同じようなところに生えています。

丸い葉をした常緑性シダ植物、マメズタ(豆蔦)

マメズタ(豆蔦)は、細長い茎が長く伸ばし、丸い形の栄養葉と、へら状の胞子葉をつけます。葉は多肉質で、胞子葉の裏面には、2筋の茶色い胞子嚢をつけます。石、コンクリートや樹などに着生して育つウラボシ科マメ ...

葉の形は、丸形と線形で違っていますが、両方とも多肉質で、よくにた性質のようです。

ノキシノブは、写真のように、樹についていますが、着生(付着)しているだけで、樹から養分や水分を吸収することはなく、自力で生きています。

ノキシノブは、このように樹についているのをよく見ますが、岩やコンクリートにも着生します。

岩についたノキシノブ

岩についたノキシノブ

こちらは、苔が生えた岩についたノキシノブです。

ここでは、まとまった葉が、離れ離れになって生えており、長さは5cmくらいで、短めのようです。

薄緑いろで、中には2列になった点々がついているものも見られますが、これは葉の裏についた胞子嚢が透けて見えたものです。

つぎの写真は、別の場所で見かけたものですが、長く、丸まっています。

岩についたノキシノブ

こちらでは、一か所にかたまって育っていますが、葉の裏方向に丸まっています

ノキシノブは、乾燥すると、このように丸まる性質があるようです。生き残るための工夫なのでしょうか。

ノキシノブの胞子嚢

ノキシノブの胞子嚢

ノキシノブの葉の裏には、このような、丸い胞子嚢がたくさんついています。

マメズタは、線状になっていましたが、こちらは丸くなって、2列に並んでいます。規則正しく整列している様子が面白いですね。

ノキシノブ(軒忍)の基本情報・花言葉

ノキシノブ(軒忍)は、インドシナ、フィリピン、中国、朝鮮半島南部や、日本全土に分布するウラボシ科ノキシノブ属の常緑性シダ植物です。

軒下などに生え、シノブのように着生することから、ノキシノブと名づけられました。

学名は、Lepisorus thunbergianus

英名は、weeping fern     訳すと、枝垂れるシダ。

シダ植物であるため花は咲かず、胞子で増えます。

樹やコンクリート、岩などに、短い茎から出した細かい根で着生します。

葉は、黄緑色をした単葉で細長い楕円形で短い葉柄があります。すこし肉厚で、ほかのシダ植物とは異なります。また、葉の裏の上部には、主脈を挟んだ両側に、茶色く、丸い形の胞子嚢がつきます。

ノキシノブは、直射日光があたらなくて明るく、湿気がある環境でよく育つようです。

花言葉は、「絆」「信じる心」

参照サイト

Wikipedia ノキシノブ シノブ ウラボシ科

植物ノート ノキシノブの育て方

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