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ブライダルベールは、白い小さな花がたくさん咲いた様子が、花嫁がまとうベールがイメージさせることから名づけられました。1970年代にメキシコから観葉植物として渡来した、メキシコ原産のツユクサ科 ギバシス属の多年草です。
花嫁を連想させるブライダルベールの白い花
ブライダルベールの白い花
毎年、近くの石垣に、このように小さな白い花が咲くのですが、名前は知りませんでした。
今年も、石垣一面に広がってさいています。
石垣には雑草も生えてくるのですが、繁殖力のつよい花のようです。
調べたところ、メキシコ原産のブライダルベールだとわかりました。
花嫁がかぶるベールをイメージして、ブライダルベールと名づけられたとのことです。
花言葉は、「幸福」「願い続ける」で、3月27日、6月13日の誕生花です。
いかのも花嫁をイメージした花言葉で、いいですね。
カスミソウも小さな白い花ですが、ブライダルベールは、細い茎がツル性のように地面を這って伸びています。
たくさんのツルが重なって生えていて、元気な花だと思います。
もともとは、観葉植物として渡来したとのことで、寒さにはそれほど強くないようですが、ここの石垣では元気に育っています。
花が咲いた様子も人の目を引きますが、常緑性の葉も観葉として楽しまれているようです。
なので、吊り鉢に植えて垂れ下がる枝に咲く花や葉を楽しまれることも多いようです。
近くに寄ってみないとよくわからないのですが、5mmくらいの小さな直径で、丸い3枚の花びらがついています。
花の中心部には、雄しべが6本ついていて、先端に黄色い葯が目につきます。
あちこちで、細い茎の先端や枝の葉腋から出た花柄に、花が咲いていますが、
たくさんのツボミもついていて、まだまだ咲き続けそうです。o(^∇^)o
近くで見ると、また違った感じがするように思います。
3枚の丸い花びらと、中心部に黄色い葯がついた雄しべが6本があり、
その周りに白い髭のようなものがついています。
ブライダルベールの茎・葉
ブライダルベールの茎は、細く、黒っぽい色をしており、ツル性のようによく伸びています。
草丈は、20~30cmになると言われますが、ここの花も、ふんわりと盛り上がっていて、
その先に根元が太目で、先端が細く伸びる披針形の葉がついています。
ツユクサ科だからでしょうか、ツユクサの葉ににているようです。
ブライダルベールの基本情報・花言葉
ブライダルベールは、メキシコ原産のツユクサ科 ギバシス属の多年草で、1970年代にメキシコから、観葉植物として渡来したと言われます。
名前は、たくさんの白い小さな花が咲いた様子が、花嫁がまとうベールがイメージされることに由来します。
学名は、Gibasis pellucida
英名は、Tahitian bridal veil
英名にタヒチアンとついていますが、メキシコが原産地です。
花期は4~10月ころと長く、3枚の花びらで、直径5~6mmほどの小さくて白い花を咲かせます。中心部に、雌しべが6本、雌しべが1本つきます。
花の後に、2.5mmほどの球形の蒴果をつけます。
葉は、長さ4.5~7㎝ 幅1.5~2㎝の披針形で濃い緑色です。ブライダルベールがツユクサ科ですが、葉はツユクサににているようです。
草丈は20~30cmで、地面から細いツル性の茎をのばして広がります。,
寒さに少し弱いのですが、耐暑性で、栽培は比較的容易とされ、挿し木や株分けで、増やすことができます。
よくにた花に、ノハカタカラクサ(野博多唐草)がありますが、ブライダルベールにくらべて、花びらの形が三角状になります。
ブライダルベールの花言葉は、「幸福」「願い続ける」で、3月27日、6月13日の誕生花です。
花嫁のベールにふさわしい花言葉ですね。(*^^*)
参照サイト
三河の植物観察 ノハカタカラクサ
LOVEGREEN ブライダルベール
みんなの趣味の園芸 ブライダルベール
花言葉-由来 ブライダルベール