畑一面に咲くヒマワリ(向日葵)の花

2021年8月6日

ヒマワリ(向日葵)は北アメリカ原産で、1510年に種がスペインに伝わり、日本へは17世紀に伝来したキク科の一年草です。名前は、成長が盛んな若い時期に、太陽の動きにつれて花が動くためと言われます。サンフラワーとも呼ばれ、夏を象徴する花です。

畑一面に咲くヒマワリ(向日葵)の花

ヒマワリの花々

ヒマワリの花々

畑一面に、たくさんのヒマワリが咲いているのを見かけたので、撮らせていただきました。

一体、何本咲いているのかわかりませんが、これほど咲いていると壮観です。

花期は7~9月で、いまが盛りのようで、きれいに咲いています。(^_^)

畑一面に咲くヒマワリ

大きさは、20~30cmくらいでしょうか、皆こちらを向いているようにも見えます。

太陽の方向を向くので、ヒマワリと言われますが、それは若い成長期のことで、花が開くころは、東を向いたままになるようです。

英語ではサンフラワー(sunflower)、フランス語ではソレイユ(soleil):太陽、と呼ばれ、夏を代表する花ですね。

以前記事にした、同じ北アメリカ原産でキク科のハルシャギクアラゲハンゴンソウ(ルドベキア)も、ヒマワリに似ているように思います。

ヒマワリの種は、1510年にスペインに持ち出されて栽培され、17世紀にフランスやロシアに広まったようですが、日本へも17世紀ころに伝わったようです。

アップで見たヒマワリの花

ヒマワリは、長く伸びた茎の先端に花をつけますが、

中心部の筒状花と周辺部の舌状花からなる頭状花序で咲いています。

写真は、中心部の筒状花ですが、いくつもの筒状の花が立ったようについています。

花が終わると、ここにたくさんの種がつくんですね。

ヒマワリの種

ヒマワリの種

ヒマワリの種は、紀元前からインディアンが食用にしてきたと言われます。

今でも、食用にしたり、油をとったりされますが、大リーグの選手がベンチで食べる姿でもおなじみかと思います。

写真のように、縦方向にはいった白黒の縞模様が特徴で、この中に実が入っています。

写真を撮らせてもらった畑のヒマワリも、種をとって利用するのでしょうか。

ヒマワリの茎と葉

近くで見るヒマワリ

ヒマワリは、高いものでは3mにもなると言われますが、

茎がまっすぐに上に伸び、その先に花をつけています。

葉は、長い葉柄があって互生(根元では対生することもあるようです)し、

長さ20~30cmほどの長楕円形で、葉の縁には鋸歯があります。

大きな花の下に、大きな葉が両側に広がっているのも絵になると思います。

つぎの写真は、道の駅の道ぞいに植えられた小さなヒマワリです。

小さなヒマワリ

全体に小いさめのヒマワリですが、こちらもきれいですね。

いまは、いろんな種類のヒマワリの品種があって、楽しみが増えているように思います。

ヒマワリの基本情報・花言葉

ヒマワリ(向日葵)は、北アメリカ原産で、1510年に種がスペインに伝わり、日本へは17世紀に伝来したとされるキク科の一年草です。

ヒマワリの名前は、太陽の動きにつれて花が動くため(成長が盛んな若い時期に限られる)と言われます。

別名は、ニチリンソウ(日輪草)、ヒグルマ(日車)、などがあります。

学名は、Helianthus annuus。

英名は、sunflower

花期は7~9月で、長く伸びた茎の先端に、中心部の筒状花と周辺部の舌状花からなる頭状花序で、大きな花を咲かせます。

花径は7.5~30cmで、大きなものでは40cmほどになります。

花が終わると、筒状花に長卵形で縦方向に白黒の縞模様のある種がつき、古くから食用にされ、油もとられてきました。

アメリカの大リーガーの選手が、試合中に食べることでもおなじみですね。

葉は長い葉柄があって互生(根元では対生することもあるようです)し、長さ20~30cmほどの長楕円形で、葉の縁には鋸歯があります。

草丈は、30~300cm。

ヒマワリの花言葉は、「私はあなただけを見つめる」、「愛慕」、「崇拝」で、7月6日、7月20日、8月2日、8月5日、8月31日の誕生花です。

太陽をイメージするヒマワリにつけられた花言葉のようです。

おわりに

車で走っていて、思いがけず、たくさんのヒマワリが咲いている畑に出会いました。

あまりにも見事なので、思わす撮らせていただきました。

皆きれいな花で、たくさん咲いていて、ついつい見とれました。

暑い夏に咲くヒマワリは、よくにあい、人を癒してくれるように思います。(^⊆^)

参照サイト

Wikipedia ヒマワリ

みんなの趣味の園芸 ヒマワリ

花言葉-由来 ヒマワリ

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