濃赤褐色と黄色の蛇目模様のハルシャギク(波斯菊)の花

2021年6月21日

ハルシャギクは、中心部が濃赤褐色で、周囲が黄色い特徴のある花なので、一目でわかります。日本へは明治時代に伝来し、野生化しているようです。北アメリカ原産のキク科ハルギシャク属の一年草~越年草で花、言葉は「いつも陽気」、「一目惚れ」。

濃赤褐色と黄色の蛇目模様のハルシャギク(波斯菊)の花

ハルシャギク(波斯菊)の花

点々と咲くハルシャギクの花

道路沿いの歩道に黄色い花が見えたので、車を止めて見ると、ハルシャギクでした。ハルシャギクは北アメリカ原産で明治時代に渡来し、野生化しているとのことです。

歩道のコンクリートの隙間から生えているので、ど根性ハルシャギクとでも呼ぶのでしょうか。道にそって点々と咲いています。

独特に花のいろが印象的な花だと思います。

原産地は北アメリですが、名前はペルシャを意味するハルシャ(波斯)とつくのは、何故なのか、よくわからないようです。

別名の「蛇の目草」は、花の中心部が濃紅色で、周囲が黄色になっているのが、蛇の目のようだとして、つけられたようです。(^_^;)

近くで見たハルシャギクの花

花は、キク科の特徴の頭状花で、中心部の濃赤褐色の筒状花と、その周りにたくさんついている黄色い舌状花が、印象的ですね。

ハルシャギク(波斯菊)の葉と茎

ハルシャギクの葉と茎

茎はまっすぐ上に伸びており、途中で枝が出ています。

この写真では、明確ではありませんが、2回羽状複葉の葉が、対生でついてます。

細い茎が長く伸びて、茎の先に花がさくので、風に吹かれて揺れているのも風情がありますす。

ハルシャギク(波斯菊)の基本情報・花言葉

ハルシャギク(波斯菊)は、北アメリカ原産で、明治時代に帰化したとされるキク科ハルギシャク属の一年草~越年草です。当初は、栽培品種として持ってこられましたが、野生化しているようです。

ハルシャ(波斯)は、ペルシャのことですが、何故ペルシャの名がついているのか、よくわからないようです。

別名は、ジャノメソウ(蛇の目草)。花の中心部の筒状花が濃赤褐色で、周囲の舌状花が黄色いことから、蛇の目のようだとして「蛇の目草」とも呼ばれるようです。

学名は、Coreopsis tinctoria。

英名は、plains coreopsis、golden tickseed。

花期は6~7月で、茎から枝分かれした先に頭状花を咲かせます。花は、中心部の濃赤褐色の筒状花と、周囲についたたくさんの舌状花で構成されています。

草丈は60~80cmで、上に伸びた茎に、2回羽状複葉の葉が対生します。

ハルシャギクの花言葉は、「いつも陽気」、「一目惚れ」で、4月13日、6月14日、7月26日の誕生花です

この花言葉は、特徴のある花のイメージからつけられたもののようですね。

おわりに

偶然見かけたハルシャギクの花ですが、いろの組み合わせに特徴があるきれいな花だと思います。

この花も、どこかから種が飛んできて、コンクリートの継ぎ目に落ちて芽を出して成長したようですが、この力強い生き方は見習いたいものです。(^-^ )

参照サイト

Wikipedia ハルシャギク

松江の花図鑑 ハルシャギク

花言葉-由来 ハルシャギク

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