12月から咲き始めたニホンスイセンが、3月になり元気がなくなり、これにかわって、いろんな形のスイセンが咲き始めました。ミニラッパスイセン、花びらのいろや形が違う大きなラッパスイセン、八重咲きのスイセンなど、我が家のスイセンを撮りました。
3月になり、いろんなラッパスイセンや八重咲スイセンが咲いています
ミニラッパスイセン
背丈が低く、花もちいさなラッパスイセンです。
3年ほど前に苗を買ってきて、花壇に植えたものです。
花全体が黄色く、小さな花ですが、しっかりとして元気なラッパスイセン、毎年分球して少しづつ増えているようです。
普通の大きさのスイセンより早めに咲き出し、スイセンが咲く時期を告げる役割を担っているかのようです。
小さいですが、凛としてきれいな花だと思います。
ここで、少しラッパスイセンについて調べたことを述べます。
ラッパスイセンは、6枚の花びらを持っているように見えますが、3枚は萼(ガク)で外花被、3枚が花びらで内花被、2つあわせて花被片と呼ばれ、中央の筒状の部分は副花冠と呼ばれます。
スイセンの種類は、この花被片と副花冠の形や付き方によって分類されるようです。
見たところ、ラッパスイセンは、花被片の形は皆同じで色違いが各種あり、副花冠は形と色がちがったものが各種あるようです。
ミニラッパスイセンは、小さくて、花全体が黄色いラッパスイセンということでしょうか。
ラッパスイセン
副花冠が広がったラッパスイセン
こにラッパスイセンは、花被片が白く、副花冠は薄黄色でフリルのように広がっていて、柔らかな感じがします。
花被片と副花冠が黄色いラッパスイセン
花全体が黄色いラッパスイセンです。この花もよく見かけるように思います。
花被片が白と黄色で、受ける感じは違うかもしれませんが、どちらも、同じようにきれいですね。
副花冠が長く伸びたラッパスイセン
真ん中にまっすぐに副花冠が伸びているので、きれいですが、元気さを感じます。
先端が少し広がっているのも、積極性をイメージさせてるのかもしれません。
ミニラッパスイセンの形とは、ちょっと違うようです。
それぞれの花には、みんな特徴があって、自己主張しているように見えます。
八重咲きのスイセン
こちらは、山で咲いていた八重咲きのスイセンです。
毒性が強いのでしょうか、鹿にも食べられずに元気に株を増やし、毎年花を咲かせています。
副花冠の部分も花びらになっていて、花の形がよくわからないのですが、独特の形をしていて、きれいだと思います。
スイセンの基本情報・花言葉
スイセンの原産地は、スペイン、ポルトガルから北アフリカまでの地中海沿岸地域からアジア中部などに広く分布するといわれ、ヒガンバナ科スイセン属の球根性の多年草です。
日本へは、ニホンズイセンが室町時代以前に中国からはいってきて、関東以西の暖かい地域に自生するようになったとのことです。
スイセンの名前は、中国名の「水仙」を音読みしたものと言われます。
スイセンの花言葉は、
全般の花言葉は、「うぬぼれ」、「自己愛」で、1月2日(黄)、1月3日(白)、1月13日(白)、4月3日(黄)の誕生花です。
黄色いスイセンは、「もう一度愛してほしい」、「私のもとへ帰って」。
ラッパスイセンは、「尊敬」、「報われぬ恋」。
とのことです。
おわりに
花は、ただ見ているだけでいいのに、理屈っぽいことを書いてしまいました。
写真だけを見ていただければ、と思います。
それにしてもたくさんの種類がありるもんですね。
私などは、あまりたくさんだと、わけがわからなくなってしまいそうです。
人工的に増やして人が楽しむのもいいんでしょうけど・・
参照サイト
花言葉ー由来 スイセン
関連投稿
-
-
12月ごろから咲き始めるニホンズイセン(日本水仙)
ニホンズイセン(日本水仙)は、12月ごろの寒い時期から咲き、殺風景な時期に花壇を賑わせてくれます。3月ごろに咲くたくさんの種類のスイセンも楽しみです。地中海が原産地で中国を経由して渡来した、ヒガンバナ ...