いい香りのジンチョウゲ(沈丁花)が咲きました

2021年3月10日


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ジンチョウゲ(沈丁花)は、中国南部が原産のジンチョウゲ科常緑低木で、雌雄異株です。室町時代以前に伝来したと言われ、クチナシ、キンモクセイとともに、三大香木や三大芳香花と呼ばれます。3月になり、ロウバイ(蝋梅)に変わっていい香リがしています。

ジンチョウゲ(沈丁花)

赤と白のジンチョウゲ

一昨年に、買ったメルカリで買った紅白のジンチョウゲ。

ジンチョウゲ(ウスイロジンチョウゲ、以下ではジンチョウゲと呼びま。す)とシロバナジンチョウゲと呼ばれるようです。

ジンチョウゲは、キンモクセイクチナシとともに、香りがつよいことで知られています。

それぞれ、花期に独特の香りがして、季節の到来を知らせてくれますね。

我が家の花は、ポットに入れたまま庭に置いているので、あまり大きくなっていません。

右の白花は、下から根が出てきています。

早めに地面に植えたほうがいいようですね。

いい香りがするので、ことしも鉢を玄関においています。

嫌われる加齢臭も消してくれているようです。 (^G^)

白いジンチョウゲの花

ジンチョウゲは、2年枝の先に頭状花序でたくさんの小さな花を咲かせます。

花の数は、20個くらいはあるようです。(一度数えてみないといけませんね。)

写真は、まだツボミもついていますが、花を咲かせています。

花は4枚の花弁のように見えますが、

萼(ガク)の下にある筒状の萼筒(ガクトウ)と呼ばれる器官とのことです。

写真ではよくわかりませんが、雄しべは8個あり、雌しべは退化しているようです。

ジンチョウゲのツボミ(2月25日)

白い花は、萼筒の外側も内側も白くなっていますが、

赤い花は、萼筒の内側が白、外側は赤紫になっています。

近所で咲くたくさんの花々(3月9日)

ツボミの状態が赤紫で、花が開くと白っぽく少し赤紫が覗いて見えるのは、このためなんですね。

我が家の樹はまだ小さいので花も少ないのですが、早く大きくしたいと思います。

きれいに咲いた赤いジンチョウゲ

たくさん咲くと見栄えがして、きれいで、上品ですね。

白い花は、萼筒の両面がともに白なので、真っ白です。

これもきれいではないでしょうか。ひとによって好き嫌いはあるかもしれませんね。

白いジンチョウゲの花々

ジンチョウゲ(沈丁花)の基本情報・花言葉など

ジンチョウゲは、中国南部が原産で、室町時代以前に伝来したと言われ、ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木で雌雄異株、背丈は1mくらいになります。学名は、Daphne odora、英名は、Daphne,Winter Daphne。

名前は、香木として知られる沈香(ジンコウ) のようない香りがし、丁子(チョウジ)のような花をつけることから名つけられたと言われます。

花期は2~3月で、花は淡紅色で雄しべは黄色く、いい香りがし、枝の先に20個ほどの小さな花がかたまってつきます。

葉は互生し、長さ4〜9cmの長楕円形、縁は全縁で、表面は濃緑色で光沢があります。

ジンチョウゲの茎や葉には、タフネチンと呼ばれる有毒物質を含んでいるため、注意が必要です。

雌雄異株(シユウイシュ)ですが、日本では雄株が多く雌株は見られないとのことです。

なので、増やすのは、挿し木で行うとのことです。

ジンチョウゲの種類は、以下があります。

  • フクリンジンチョウゲ・・・葉の縁取りが斑が入っている
  • ウスイロジンチョウゲ・・・花の外側が淡紅色になっている
  • シロバナジンチョウゲ・・・花が白い色をしている
  • ミナリジンチョウゲ

ジンチョウゲの花言葉は、「栄光」「不死」「不滅」「歓楽」「永遠」

ジンチョウゲは、2月10日の誕生花です

おわりに

ことしも、ジンチョウゲのいい香りがしています。

我が家のジンチョウゲは小さいポットの植わっていますが、よく香っています。

まだ寒いのですが、雨がよく降り、風の感触もいままでちは違ってきたようにも思います。

ジンチョウゲの香りとともに春がやってきているように思います。 *\(^W^)/*

参照サイト

Wikipedia ジンチョウゲ

樹木図鑑 庭木ペディア ジンチョウゲ

植物写真図鑑 ジンチョウゲ

みんなの趣味の園芸 ジンチョウゲ

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