この記事が2020年最後の投稿になります。この一年、皆様には、お付き合いいただきありがとうございました。
新しい年が皆様にとって、いい年となりますように! また、引き続き、よろしくお願いいたします。
先日から予報されていた通り、昨夜から雪が降り、道路にも積もりました。最近は、あまり降らなかったので、チェーンを着けるのは、久しぶりです。次回のために、今回の作業を記録しました。
使用したもの
チェーン

こちらは、私が、落ち葉集めなどに使っている、車用のタイヤチェーンです。
以前、今回と同じように、雪が降りそうだと聞いて買いましたが、10年近くになるでしょうか。
私は、いままで、スノータイヤをつかっていないんです。
あまり雪が降らないのと、降ってもすぐに溶けてしまうことが多いのでそれほど必要ないと思ったのと、雪が降った時は、基本的に出歩かないことにしているからです。
ただし、今回のように長びきそうな大雪や、どうしても出かける必要がある場合は、チェーンをつけることにしています。
一応、チェーンは準備しています。
今回は、年末で出歩く必要があるので、久しぶりに付けることにしました。
そんなわけで、せっかく着けるので、写真をとることにした次第です。なので、方法が怪しい点があるかもしれませんので、ご承知ください。
油圧式フロアジャッキ

このタイヤチェーンは、ジャッキ不要とのことなのですが、タイヤを上げておくほうが、作業しやすいと思うので、油圧式フロアジャッキを使いました。
製品は、大橋産業製のNO.1336油圧式フロアジャッキで最大荷重2tです。
安価で、2tを持ち上げることができるので、3年前に購入しましたが、こちらを使うのは、初めてです。
手ごろな価格で、性能の確保できているので、いい製品だと思います。
私の車は、前輪駆動車なので、チェーンは前輪につけることになります。
チェーンの構造

チェーンを広げると、こんな姿になります。
これだけでは、どう取り付けるのかよくわかりませんが、雑駁には、
上側に置かれた黒いチューブは両端でつながり、タイヤの車体側に置かれます、
黒いチェーンも2か所で橙色のフックで接続され、タイヤの外側に置かれます。
中ほどにある、黒くて丸いものは、テンショナという部品で、最後の段階でチェーンに張力を加えるためのものです。
この説明では、わかりずらいと思いますにで、もう少し説明します。
取り付け方法の概要

この写真は、説明用にとったものですが、上側がタイヤの車体側に設置するワイヤになります。
①の部分で、チューブに入ったワイヤが接続されます。片側の金具に切れ込みが入っていて、そこにもう一方の端についた金具をはめ込むようになっており、これで接続され、外れません。
次に、タイヤの外側の接続になります。②で、左側の橙色のフックで他端のチェーンをひっかけます。
最後に、③の接続になります。円内の黒いものは、テンショナといって、この先にトップブロックという部品が付いたワイヤが出ています。
テンショナについているレバーを「オープン」方向に起こして、トップブロックを伸ばし、対向するフックと接続します。
これで、タイヤにチェーンが配置されるので、テンショナのレバーを押すと、ワイヤが引っ張られ、しっかり固定されます。
事前説明が長くなりましたが、実際に装着した写真を見てみます。
車体の持ち上げ

油圧式ジャッキを、車体の持ち上げる部分に置き、レバーを上下に操作して持ち上げます。この時、レバーの斜め下に位置する、リリースバルブを右に回しておきます。
作業が終わり、ジャッキを下げる時には、リリースバブルを左に回します。そうすると、ゆっくり下がます。

このチェーンは、車体を持ち上げなくても装着できるとのことですが、私は持ち上げて作業をしました。(ないほうがいいのかもしれませんね。)
チェーンの装着

まず、チェーンが混がらないように整理して、タイヤの上に置きます。そして、黒いチューブは、タイヤの車体側に置き、写真のように接続します。

チェーンの構造で説明した、②の部分の接続で、橙色のフックをチェーンにひっかけます。

つぎに、テンショナの先についたトップブロックと、対抗するフックを接続します。
届かない場合は、テンショナのレバーを起こしてワイヤを引き出します。

これが、チェーンを接続した状態です。
もう少し、位置を調整する必要がありますが、ほぼ終了です。
装着したあと、様子を確かめながら、車を動かしてみました。
問題ないようなので、当面はこの状態で使用します。
(‐^▽^‐)
おわりに
大雪が降ったので、つけ方の詳細を忘れていたタイヤチェーンを着けてみました。少し、時間がかかりましたが、何とか問題なく装着でき、走ることができました。
いろんなチェーンが販売されているので、つけ方にも違いがあるんだろうと思いますが、大雪の時は強い味方だと改めて思いました。
参照サイト
Wikipedia タイヤチェーン