気が付くとフキノトウが出ていました。近くの畑の隅に生えているフキなので、よく行き来しているのですが、気がつかずにいたようす。今年も元気よく芽を出してきました。フキノトウは、いよいよ春が近づいてきたことを実感させてくれますね。
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今年のフキノトウ

この様子だと、けっこう以前から芽を出していたんでしょうね。
早いものは、花の状態というんでしょうか、食べる適期を過ぎているものもあります。
大きなもの、小さなものと、いろんな大きさが見られます。
フキノトウと言えば、この姿がおなじみですが、

写真のような、ツボミの状態が食べごろのようですね。
ツボミもいくつか見られるので、
さっそく春の味、苦みを味わわせてもらおうと思います。
フキノトウの花と綿毛

食べごろを過ぎたフキノトウがどうなるでしょうか、
今年のフキノトウも早いものは、花が咲いていますが、
油断していると、このように、あっという間に花が咲きます。
人にとってはあまり関心を持たれることなく、
綺麗な花という感じでもないですが、
フキノトウは淡々と自然の営みを続けていくんですね。
フキは雌雄異株(シユウイシュ)なので、雌雄で花の形も微妙に違うようです。

花が咲いたあとは、綿毛をつけます。
やがてこの綿毛が飛んで、遠くに種を落とすんですね。
山崩れの後に現れた新しい地面などに、フキ見かけますが、
綿毛で飛んできて種を落とし、発芽したものだと思います。
フキは地下茎でもよく繁殖しますが、種でも増えるんですね。
フキノトウについて
フキは、樺太、朝鮮半島、中国でも見られ、日本では、北海道から沖縄まで分布するキク科フキ属の多年草です。フキノトウは、フキの地下茎から出てきた花だけをつける茎で、花茎と呼ばれるものです。春の最初に出てくる山菜として良く知られています。
フキの名前の由来は、はっきりわからないそうです。
フキノトウの花言葉は、「待望」、「愛嬌」、「真実は一つ」、「仲間」。
おわりに
うっかりしていて、気が付いた時には、花が咲きそうになっていた今年のフキノトウです。寒い寒いと思っていましたが、先日から時々ふった雨で、一気に出てきたようです。春は着実にやってきていることを実感します。 (*^。^*)
参照サイト
Wikipedia フキ
散歩のついでに フキノトウ